どうも、ガンプラの制作道具を眺めてるだけでテンションが上がるジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
今回はこれからガンプラ作ろう!と思ってる初心者の方が揃えるべき道具を解説していきます。
といっても先に結論書くと「ガンプラ用ニッパー」だけあればOK。すぐに作り始めましょう。
記事本文ではニッパーだけあればイイ理由を書きつつ、慣れたら揃えるべき道具も紹介してます。そして、最後には道具に関する悩みを解決してるので、全部読むとスッキリできるはず。
では、2分ほどお付き合いくださいませ。
ガンプラ製作に必要なものは?まずはこれだけ用意しよう
先ほども書きましたが、「ガンプラ用ニッパー」があればOKです。
最初は改造とかせず、シンプルに説明書どおりに作るだけだからですね。ニッパー1つあれば、普通に組み立てれます。
改造とかはある程度慣れてからしたほうがいいので、最初から色んな道具は不要です。むしろ、最初からアレコレ揃えると使わないですね。
なぜなら目的や必要性がないのに揃えてるから。これは僕の体験ですが「目的なく買った道具」は一切使ってませんね、、、。
例えばTwitterで使ってる人がいたから買ってみた金属ヤスリとか使ってません。ほんと、モッタイナイことしたと反省です…。逆に、以下のように目的があって揃えた道具はガンガン使ってますね。シンプルに「使うために買った」からです。
- 平面をキレイに整えたい!
- スジ彫りしたい!
- 筆で塗装がしたい!
なので、最初はいろいろ揃えなくてもいいですよ。いきなりガンガン改造とかしないと思いますし、まずは普通に作ることが大事なので「ガンプラ用のニッパー」があれば大丈夫です。
ガンプラ用ニッパーはいろいろありますが、タミヤの先細薄刃ニッパーがコスパも仕上がりもいいです。僕も愛用してます。
※ガンプラ用ニッパーは模型用にコンパクトになってて、初心者の方でも普通のニッパーより圧倒的に使いやすいですよ。
そして、作り続けてるうちに「○○に挑戦したいな。」と思ったら、その時に目的にあった道具を探して揃えましょう。
使わない道具を揃えるのはモッタイナイですし、それなら、そのお金でもう1体ガンプラ買ったほうが絶対楽しいです。※ガンプラ用ニッパーだけあればOKと書きましたが、ガンプラ用ピンセットもあればさらに良いですね。
なので、ガンプラ用ニッパーを用意して、余裕があればガンプラ用ピンセットも揃えましょう。
おすすめのピンセットは「【ガンプラ向けピンセット】初心者でも使いやすいおすすめ3選【失敗しない】」にてまとめてます。※いきなり2つも揃えるのが厳しいなら後からで、全然オッケーです!
まずはガンプラ用ニッパーを使いつつ、説明書どおりに組み立てて、ガンプラ制作に慣れましょう。
ガンプラ製作に慣れてきたら用意するもの【目的別に紹介】
- パーツオープナー
- デザインナイフ
- 作業マット
- 神ヤス
- ラインスクライバー
- タミヤセメント
ガンプラ制作に慣れてきたら、上記のものを用意しましょう。
使う目的や場面も書いてるので、参考にしてみてくださいね。
パーツオープナー
- 使う目的:パーツを折ったり割ったりせず分解したい。
- 使う場面:パーツを分解するとき、合わせ目消し、間違えたときなど
パーツオープナーは改造するしないに関係なく、持っておいて損はないです。
パーツの分解って改造だけじゃなく「間違った時」も必要だからですね。
パーツオープナーを使わないと、カッターとかで隙間に刃を入れて、こじ開けて…とか、危なすぎるのでやめましょう。
安全・安心に分解するならパーツオープナー必須です。失敗したときのお守り、として持っててもいい感じですね。
デザインナイフ
- 使う目的:テープやプラ板を切りたい。
- 使う場面:ディテールアップするとき、デカールを切るとき、プラ板を加工するときなど
カッターナイフより、デザインナイフのほうが小回りが効いてガンプラには使いやすいです。
デザインナイフなんかガンプラするまで使ったことなかったですが、ガンプラ始めてからはよく使います。
「何かを切る」ときは、基本的にデザインナイフを使うので、これもパーツオープナーと同様、持ってたほうがいいですね。
タミヤかオルファが使いやすいです。
作業マット
- 使う目的:切るときの安全、机の傷つき防止
- 使う場面:何かを切るとき
作業マットはデザインナイフを使うならセットで使いましょう。机そのままだと滑って危ないですよ。
作業マットだと裏面に滑り止めがついてて、そして、表面も少し弾力があり傷防止になりつつ、安全に作業できます。
A4とかA3とかサイズがありますが、できれば大きい方が使いやすいですよ。
作業マットはカッターナイフやデザインナイフを使うならセットで必要です。
神ヤス
- 使う目的:サクッとヤスリがけするとき
- 使う場面:ゲート処理、平面処理、合わせ目消しなど、ヤスリがけするとき
ゴッドハンドの「神ヤス」はスポンジヤスリで、当て木とかなくてもそのまま使えます。
以下のように、かなり使いやすい道具です。
厚み | 使い方 |
---|---|
2ミリ | 当て木に貼り付ける専用 |
3ミリ | 曲面 |
5ミリ | ゆるい曲面、平面 |
10ミリ | ちょっとした曲面、平面 |
- そのまま使ってよし
- 切って好きなサイズにしてよし
- 目詰まりしたら掃除すればよし
揃えるのが面倒なら5ミリでまとめるのもありですね。
ちなみに僕は、3ミリで曲面、10ミリで平面に使ってます。
もしゲート処理など、ちょっとしたヤスリがけなら10ミリだけで十分に使えますよ。10ミリの400番で荒目にヤスリがけしつつ、10ミリの800番で仕上げるといい感じです。
ヤスリに関しては他にも金属ヤスリとかもあり、このあたりのことは「【保証する】ガンプラに本気でおすすめのヤスリ7選【実体験から厳選】」にまとめてるので、気になる方はご覧ください。
ラインスクライバー
- 使う目的:スジ彫りするとき、モールドの彫り直しをするとき
- 使う場面:スジ彫り、モールドの彫り直し、スミ入れ
ラインスクライバーはスジ彫り専用ツールで、他にもBMCタガネやスジ彫りカーバイトなどもありますが、個人的にはラインスクライバーが一番使いやすいですね。そして、太さは0.15ミリがちょうどいいです。
とはいえ他にもスジ彫り道具のことは「ガンプラ初心者に必要なスジボリ道具は4つだけ【最小限でOK、数をこなそう】」を見つつ選んでみてください。
ちなみに初心者は、最初は新規にスジ彫りするより、モールドの彫り直しから始めると作業に慣れやすいですよ。
そして彫り直したモールドにスミ入れすると、最高にカッコよく仕上がるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
モールドの彫り直しは「【ガンプラ】モールドの彫り直しを初心者向けに徹底解説【全て解決】」でやり方を解説してるので、参考にしてみてください。
そして、スジ彫りのやり方は「【簡単】ガンプラにスジ彫り(スジボリ)する方法を初心者向けに解説【4つの手順つき】」にてまとめてます。
タミヤセメント
- 使う目的:接着するとき
- 使う場面:合わせ目消し、折れたパーツの接着、ディテールアップのときなど
タミヤセメントはプラスチック用の接着剤なので、ガンプラ用の接着剤ですね。瞬間接着剤よりガッチリくっつきますよ。
パーツが折れたり、割れたりしたときはもちろん、合わせ目消しや、別のパーツをくっつけて改造したりするときにも使えます。
少し手を加えるなら合わせ目消しをすることになると思うので、持っていおきたいですね。
どの接着剤がいいのかは「【初心者向け】ガンプラの合わせ目消しにおすすめの接着剤4つ【特徴も解説】」にまとめてます。
別記事読むのが面倒な方のためにサクッと書くと、合わせ目消し初心者ならタミヤセメント(白フタ)がいいですよ。
ガンプラ初心者の道具に関する悩みや疑問を解決
最後に道具に関する悩みを解決して終わりますね。
悩みは下記のとおり。
- 100均の道具はどう?
- 初心者セットはどうかな?
- スミ入れ初心者に必要な道具は?
- おすすめのヤスリが知りたいです。
- 初心者におすすめのHGはどれだろう?
100均の道具はどう?
100均の道具もいいですよ。ただし、100均道具は「ガンプラ用」ではないので、ガンプラ用の道具に比べると、使うのに工夫がいりますね。
器用な方ならどんな道具でも使いこなせますが、そうでないなら、素直にガンプラ用の道具を揃えるほうが使いやすいしストレスフリーですよ。
初心者セットはどうかな?
とりあえずガンプラ続けるかわからないし、、、ぐらいならおすすめです。そうじゃなく「これからも続ける予定」なら、初心者セットはやめましょう。
それより、ニッパーとかピンセットとか、個別に揃えたほうが使い勝手いいですし、必要な道具だけ揃うのでムダがないですよ。「セット」だと使わない道具もでてくるので、続けるなら個別に揃えましょう。
スミ入れ初心者に必要な道具は?
簡単にやってみたいなら「スミ入れペン」がおすすめ。ガンプラ続けるからこだわりたいならスミ入れ塗料がおすすめですね。
このあたりのことは、下記記事でまとめてるので、チェックしてみてください。
» ガンプラ初心者向けにスミ入れツール5つをわかりやすく徹底比較
おすすめのヤスリが知りたいです。
初心者だと、記事内でも紹介したゴッドハンドの「神ヤス」、タミヤのベーシックヤスリセットが使いやすくておすすめです。
おすすめのヤスリは下記をどうぞ。
» 【保証する】ガンプラに本気でおすすめのヤスリ7選【実体験から厳選】
初心者におすすめのHGはどれだろう?
基本的に「好きなガンプラ」がおすすめです。が、好きなガンプラがナイチンゲールやペーネロペーだと「マジでHGなんか?」ぐらいのボリュームなので、教えてくれる人がいない初心者にはたぶんキツいです。
なので選び方は、箱が小さいものや、価格が2,000円までのガンプラを選ぶとちょうどいいですね。「ガンプラ始めて作ります!」って方はHGじゃなく「EG」タイプもおすすめですよ。安くて作りやすのにカッコいいです。
理由は「ガンプラデビューする初心者は「EGタイプ」から作ろう【やるべき作業も解説】」に書いてるのでどうぞ。
まとめ:ガンプラ初心者は必要な道具を揃えつつ、作業をこなそう!
今回はこれからガンプラ作ろう!と思ってる初心者の方が揃えるべき道具を解説してきました。
まとめると、
といった感じですね。最初からあれこれ揃えるのもテンション上がっていいかもですが、結局使わない道具ばかり揃えてもモッタイナイので、必要になったら買うのがいいですよ。
道具を揃えることは「目的達成のため」なので、「道具を買うこと」が目的にならないように要注意です。と、ほぼ、過去の自分に言い聞かせた記事でした!
では、今回は以上です。これからも一緒に、楽しいガンプラライフを送りましょう!
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