【最強】ガンプラ作りに本気でおすすめのニッパー3選【初心者でもOK】

今回は、ガンプラ作りにおすすめのニッパーを紹介していきます。といっても、わかりやすいように、厳選して3つしか書いてないので、本当におすすめのニッパーがわかりますよ。

よく10個とか20個とか紹介してますが、多すぎると見るのも大変だし、結局どれがいいのかわかりません。

大切なのはたくさん紹介することじゃなくて、読んでくれてる人が良いニッパーと出会えることなので3つに絞ってます。

そして、記事後半には「白化しないニッパーは？」「最強のニッパーは？」といった気になる疑問も解決してるので、ニッパー選びは今日で終わりです。

では3分ほどで読めるので、カップ麺を待ちつつ読んでみてください。

ガンプラ製作に必要なニッパーを選ぶポイント

ガンプラ用ニッパーを選ぶ際、やみくもにおすすめ上位のニッパーを購入するのはNG。上記3つのポイントが重要です。

それぞれ、1つずつ詳しく解説していきます。

①どのメーカーが販売しているニッパーか

ガンプラ用ニッパーは、専門メーカーが販売しているのですが、「どこのメーカーなのか？」は、かなり大事です。

というのも、よくわからないメーカーや100均で売られているようなニッパーは、ガンプラ用ではなく金属加工等で使うことを想定した作りになっていることがあります。

なので、ニッパーの刃が厚く「ガンプラのような細かい切断に不向き」な作りになっているので、どのメーカーのニッパーなのか？は非常に重要なのです。

ちなみに、ガンプラ用ニッパーなら「バンダイスピリッツ」や「タミヤ」などが有名ですよね。

このあたり、詳しくは後述します。

②両刃・薄刃・片刃のニッパーのどれか

項目	両刃	薄刃	片刃
刃先	普通	薄い	普通
刃の向き	両側	両側	片側
切断力	高	低	中
切断面	跡が残りやすい	跡が残りにくい	跡が残りにくい
耐久性	◎	〇	〇
用途	切断力が必要なパーツの切り離し	細かな個所のパーツの切り離し	切断面を意識したパーツの切り離し

ざっくりした違いですが、両刃・薄刃・片刃ニッパーの違いを上記にまとめました。

基本的に、初心者の方は「切断力と耐久性のある両刃ニッパー」を選んでおけば間違いないのですが、一言でニッパーと言っても、種類はたくさんあります。

用途に合わせたものを用意しなければ、ガンプラのクオリティは下がってしまうので、クオリティを重視するなら、パーツごとでニッパーを変える必要があるのです。

このあたりもしっかり踏まえてニッパーを選ぶと良いでしょう。

③予算範囲内のニッパーか

ニッパーの製造過程が複雑で、良い材料を使っているニッパーはそれだけ使いやすく、良いニッパーなのですが、予算に限りがあるのは皆さん一緒。

高ければ高いほど良いニッパーですが、だからと言って数千円～数万円するようなニッパーを気軽には買えないかと思います。

とくに、良いニッパーは専門メーカーで売り切れで、買えるのは高価格の転売品のみという場合も少なくはないです。

なので、あらかじめ予算をしっかり決めておき、それからニッパーを選ぶようにしましょう。

でないと、高いニッパーに手を出してしまいますよ（奥さんに怒られる。。。）

ガンプラ作りに本気でおすすめのニッパー3つ

おすすめのニッパーは上記の3つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

おすすめのニッパー①：バンダイスピリッツ「エントリーニッパー」

1つ目はバンダイスピリッツの「エントリーニッパー」。定価で800円、Amazonだと500円のワンコインで買えるニッパーです。

ワンコインですが、そこらへんのニッパーより圧倒的に切れ味いいですよ。

この後に紹介してる「先細薄刃ニッパー」や「アルティメットニッパー」に比べると、切れ味など劣るけど、1,000円ぐらいのよくわからないニッパー買うなら、これで十分です。

ちょっと小ぶりで手のひらサイズなので、小学生でも使えます。ワンコインで買えるので、公式サイトに書かれてるとおりベーシックなニッパーでプラモ入門者におすすめのニッパーです。

プラモデビューするけど、続けるかどうかは不明…って人にはこれがベストですね。

おすすめのニッパー②：タミヤ「先細薄刃ニッパー（ゲートカット用）」

2つ目はタミヤの「先細薄刃ニッパー」。定価で約3,000円、Amazonで約2,000円ほどのパーツの切り取り用に作られたニッパーです。

Amazonでベストセラー1位になってるほど人気と信頼の高いニッパーです。よくあるニッパーと違い、先細なので細かい隙間でも刃先が入るので、ストレスなく切れます。

また、刃先も模型用に最適化されていて、軽い力でキレイにスパッ！と切れますよ。

大人の手でも握りやすくなっていて、模型やるなら必須の一品。普通のニッパーとはひと味もふた味も違いますね。

「3,000円ぐらいするので高い」ですが、これからガンプラ続ける予定なら、毎回使うことになるから価値を考えると高くないです。

僕も愛用してまして、基本的にこのタミヤの薄刃ニッパーしか使ってませんし、もし壊れたらリピートしますね。

これからガンプラ続ける予定なら、タミヤの薄刃ニッパーは必須レベルでおすすめです。

詳しいレビューは、こちらの【神】タミヤの先細薄刃ニッパーをレビュー【残念な部分も紹介】をご覧ください。

タミヤには他にも見た目が似てる「薄刃ニッパー」があり、僕は2本とも持ってますが、この「先細タイプ」のほうが使いやすいです。

尚、薄刃ニッパーと先細薄刃ニッパーの違いがよく分からない人は、こちらのタミヤ薄刃ニッパーと先細薄刃ニッパーの違いは？徹底比較しますをどうぞご覧ください。

他にも、精密ニッパーと薄刃ニッパーの違いがわからない人は、こちらの【比較】タミヤの精密ニッパーと薄刃ニッパーの違い【買うべきニッパーも紹介】をどうぞ。

おすすめのニッパー③：ゴッドハンド「アルティメットニッパー」

3つ目は、ゴッドハンドの「アルティメットニッパー」。名前以上に凄いニッパーです。

定価で5,600円ほどですが、Amazonだと転売価格で超高くなってるほど人気のニッパー。（※定価より高い価格の場合は転売価格になってます。）

他のニッパーと違い、片刃構造なのでパーツに負荷をかけずにキレイに切れます。白化しずらいので、塗装や改造する人はもちろん、無塗装や素組みでも仕上がりがキレイに作れます。

とにかく、他のニッパーとは「切れ味が別格」。色んな記事で「最高」って書かれ過ぎてて「本当？」って思うほどですが、実際使ったら「最高」以外の言葉が出てきませんよ。

高いけど、高いだけの価値はあるニッパーですね。

とはいえ「片刃構造」は慣れないと切りにくいので、初心者じゃなくて中級者以上の人におすすめです。

アルティメットニッパーは超薄刃なので、何でもかんでも切ると刃の劣化が激しいので、なるべく仕上げだけに使いましょう。

尚、アルティメットニッパーについてさらに詳しくは、こちらのアルティメットニッパーはいらない？【必要・不要な人を解説】をどうぞ。

実際に使ってみた感想は、こちらのゴッドハンド「アルティメットニッパー」のレビュー【価格も切り口も最高級】をどうぞ。

高いから他のがいい！と言う方は、こちらの【発見】アルティメットニッパーの代わりになるニッパー総まとめで代わりのニッパーを探してみてください。

【番外編】子ども専用：ゴッドハンドのこどもニッパーEX

子どもと一緒にガンプラ作りたいからニッパー使わせたい！と思うパパモデラーの方も多いと思うので、4つ目として紹介してます。

子どもに使わせるニッパーなら、ゴッドハンドのこどもニッパーEXがおすすめです。

他のニッパーと違い、以下のように子どもが使うように設計されてるので安全です。

ニッパーの先端って、大人は大丈夫でも子どもにとっては危険。小学生ぐらいだと注意しないので、怪我しやすいんですよね。

なので、子どもに使わせるなら「こどもニッパーEX」がおすすめです。安全に使いつつ、一緒にガンプラ楽しみましょう。

ガンプラ初心者の方がニッパーに関してよくする質問

ここからは、ガンプラ用ニッパーでよくある上記の質問にお答えしていきます。

気になるものがあればどうぞご覧ください。

Q1：ガンプラ用ニッパーじゃなきゃダメ？

A：「初心者こそガンプラ用ニッパー」を使うべきです。

絶対ガンプラ用ニッパーでなければダメ！というわけではないのですが、ガンプラ用ニッパーを選ぶべき理由はいくつかあります。

以下にまとめたのでご覧ください

ガンプラ用ニッパーだと、以下のとおり「ガンプラ作りに最適化」されているので、ガンプラ作りに本気なら「ガンプラ用ニッパー」を選びましょう。

Q2：ガンプラ用ニッパーは高くない？

A：高くはないです

ガンプラ用ニッパーは普通のニッパーに比べても高くないので、わざわざガンプラ用じゃないニッパーにする必要はありません。

わざわざサッカーやるのに野球用のスパイク買う人はいないのと同じです。ガンプラやるならガンプラ用のニッパーを使いましょう。

Q3：白化しないニッパーはない？

A：ありません

いくらガンプラ用ニッパーでも、とにかくキレイに切れるアルティメットニッパーでも、使い方をミスると白化します。

どれだけ良い道具でも使い方を間違うと、上手くできないので、「ガンプラ用ニッパーを使えば白化しないぞ！」と思ってると、「こんなはずじゃなかった…」とガックリするかもです。

とはいえ、ガンプラ用ニッパーは普通に使っても普通のニッパーより白化しずらいのでご安心を。特にアルティメットニッパーは普通に使えばさすがの仕上がりになりますよ。

白化しにくいニッパーについては、こちらのガンプラで『白化しないニッパー』はある？白化しにくいニッパーならある！で解説します。

また、白化対策や白化の対処法は、こちらのガンプラのゲート処理の白化対策まとめ【直し方も解説】にまとめてるので、ざっとでも目を通すと参考になると思います。

最後に、ゲート処理に最適なニッパーを知りたい方は、こちらの【保証する】ガンプラでキレイにゲート処理できるニッパー2つ【厳選して紹介】をどうぞご覧ください。

Q4：ニッパーは何本持てばいい？

A：ガンプラ用ニッパーは2本持ちが最強です。

「先細薄刃ニッパー」と「アルティメットニッパー」の２本持ちが良いですね。

というのも、2本持ちだと弱点が消えるので。

つまり、「ゲートカットは先細薄刃ニッパー」で、「仕上げにアルティメットニッパー」を使うと、お互いの弱点を消しつつ、いいとこ取りができます。

これだと、以下のようにどんな人にもメリットがあります。

なので、ガンプラ用ニッパーは「先細薄刃ニッパー」と「アルティメットニッパー」の2本持ちが最強です。

とはいえ、2本揃えるのはキツイので、1本だけ選ぶなら「先細薄刃ニッパー」が最強ですね。

理由は、先程書いたとおりで、先細薄刃ニッパーはゲートカット専用なので、パーツを切り取りやすい。ゲートもアルティメットニッパーには劣るけどわりとキレイだから。

なので、素組みの人も、ゲート処理したりする人も薄刃ニッパー１本あれば作業が完結できるからですね。

いくらガンプラ用ニッパーでも、とにかくキレイに切れるアルティメットニッパーでも、使い方をミスると白化します。

先細薄刃ニッパーとアルティメットニッパーの2本持ちがベストですが、１本だけ選ぶなら先細薄刃ニッパーがあれば十分です。

ちなみにニッパーを含め、僕が今でも使いやすくて愛用中の道具は、こちらのガンプラのおすすめ工具25選！初心者から上級者まで便利な道具セット・グッズまとめにまとめてます。

Q5：キレイに切り取る方法は？

A：パーツをキレイに切り取るのに大事なことは「2度切り」すること。

これが超大事です。

まずは、パーツを切り離すときに以下の手順で実行してください。

この手順で切ることを2度切りといいます。

2度切りすることで、以下のような失敗を防ぎつつ、キレイに切り取ることができます。

めんどくさがって1回で済まそうと、無理な角度で切って白化したりえぐってしまったりするので、2度切りは面倒だけど超大事です。

切り足りない部分はあとから切ればいいけど、切りすぎた失敗はリカバリー大変で、あとから面倒になりますよ。

2度切りを含めキレイなゲート処理をする方法は、こちらのガンプラ塗装なし！キレイなゲート処理をする方法【必要な道具も3つ紹介】で解説します。

気になる方はチェックしてみてください。

まとめ：初心者こそガンプラ用の使いやすいニッパーを使おう！

今回はガンプラ作りにおすすめのニッパーを紹介してきました。

最後に、もう一度おすすめを以下にまとめますね。

ガンプラ用のニッパーは模型に最適化されていて、使いやすくて失敗しずらく作られているので、初心者こそガンプラ用のニッパーを使うことをおすすめします。

使いやすいガンプラ用ニッパーを用意して、カッコいいガンプラを楽しみながら作ってくださいね。

尚、ニッパーのように、ガンプラ制作に必要な道具は他にもたくさんあります。

すべて知りたい方は、こちらのガンプラのおすすめ工具25選！初心者から上級者まで便利な道具セット・グッズまとめをどうぞご覧ください。