本記事はChatGPTなどのAIツールを使ってません。僕ことジェリド・メサ夫がコツコツと書いております。
ガンプラのゲート処理を初心者向けにわかりやすく完全解説【道具と手順も紹介】

この記事で解決できる悩み
- ガンプラのゲート処理について詳しく知りたい。
- どんな道具が必要なのかな?
- 初心者なので手順とかコツも知りたい。
どうも、ゲート処理を精神統一と思って作業してるジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
今回はガンプラのゲート処理についてまとめました。
ゲート処理とは?から始まり、実際にゲート処理する方法まで丸ごと解説してるので、ゲート処理に詳しくなれますよ。
初心者向けにわかりやすく書いてるので、さらーっと読んでみてくださいね。
タップできる目次
ガンプラのゲート処理とは「パーツをキレイにする作業」のこと
ランナーからパーツを切り離すと、ちょっと切れ端みたいなのが残りますよね?
それが「ゲート」でして、「ゲート処理」はパーツを切り取ってできる「ゲート跡」をキレイに処理することです。
平たく言えば、切り離したパーツをキレイにする作業ってことです。
ゲート処理をキッチリすると「パーツを切った跡」が消えるので、ガンプラの完成度がぐぐぐーっと上がります。
ゲート処理する前

ゲート処理した後

逆に雑なゲート跡はわりと目立つので、せっかくのガンプラがちょっとかっこ悪くなります、、、。
なので、ゲート処理は超絶地味な作業ですが、カッコよくてキレイなガンプラ作りには欠かせない作業なんです。
「神は細部に宿る」って言いますし、こういった細かい作業の積み重ねが仕上がりの差にもつながってくるので、最初は面倒かもですが、きっちりゲート処理しましょう。
ガンプラのゲート処理に必要な3つの道具
ゲート処理に必要な道具は、
- ニッパー
- ヤスリ
- デザインナイフ
この3つです。
他にもリューターとかあれば便利ですが、まぁ最初はそんなのなくてもOK。
ガンプラ作成の三種の神器である「ニッパー、ヤスリ、デザインナイフ」があれば問題なしです。
ニッパーは『薄刃ニッパー』がおすすめ
普通のニッパーだと切る時にパーツに負荷がかかって白化するので、薄刃ニッパーを使いましょう。

いろいろ種類あるけど、タミヤクラフトシリーズの薄刃ニッパーとか使いやすいですよ。
タミヤ(TAMIYA)
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公式サイトだと定価+送料かかるので、Amazonとかで買うほうが安いです。
デザインナイフはタミヤ・オルファが良い
デザインナイフはタミヤ、オルファあたりが模型用で握りやすくなっていて、初心者でも使いやすいです。

タミヤは模型店、オルファはホームセンターでも売ってたりするので、買いやすい方を選んで使ってみてください。
ヤスリは3種類ある

ヤスリは、
- 金属ヤスリ
- ペーパーヤスリ
- スポンジヤスリ
と3種類あります。
それぞれ特徴をかんたんにまとめました。
- 金属ヤスリ:摩耗しづらく耐久力がある。角のある平面パーツ向け
- ペーパーヤスリ:コスパ最高。切ったり貼ったりしてカスタマイズできる。そのまま使うと曲面パーツに使えて、当て木をすると平面パーツにも使える。
- スポンジヤスリ:厚みによる使い分けができる。薄めだと曲面パーツ、厚めだと平面パーツに使える。また切って使うと細かい部分にも使える。
金属ヤスリならタミヤのクラフトヤスリやミネシマのクラフトヤスリが使いやすいですね。
ペーパーヤスリはタミヤのフィニッシングペーパーがおすすめです。
400、600、1000番の3つあればよくて、3つが1セットになったものもあってこれ1つで完結します。

スポンジヤスリはゴッドハンドの神ヤスや、ウェーブのヤスリスティックが使いやすいですね。
ペーパーヤスリと同じく400、600、800 or 1000番の3種類用意しましょう。
パーツの形状によって使い分けが必要なので、理想は3つともあるといいです。
とはいえ、いきなり3つも用意は大変……なら、コスパで選ぶならペーパーヤスリ、便利度で選ぶならスポンジヤスリって感じですね。
ゲート処理に必要な道具のことは、下記にて詳しくまとめてるので、そちらも参考にしてみてください。
» ガンプラのゲート処理に必要な道具3つを紹介【これだけで完璧です。】
ガンプラのゲート処理をする具体的な手順
ゲート処理の次の3つの手順だけです。
- パーツをキレイに切り取る
- ゲート跡を削る
- ヤスリで磨いて仕上げる
といった手順でやればキレイにゲート処理ができます。
手順①:パーツをキレイに切り取る
まずはパーツを切り取ります。
1度で完璧に切ろうとせず、1回目は少しランナーを残すぐらいで切って、2回目でキレイに切り取ってください。
1回目

2回目

2回目を切るとき、キワキワすぎるとパーツをえぐるかもなので、1ミリとかちょっと出っ張りがあるぐらいで大丈夫です。
※ニッパーが入りづらくて、切り取りにくい箇所はデザインナイフを使って、パーツを切り取りましょう。
手順②:ゲート跡を削る

ヤスリでゲート跡を削ります。
ここでのポイントは「一回で削ろうとしないこと」です。
ゆっくり数回かけて優しくゲート跡を削ってください。
手順③:ヤスリで磨いて仕上げる

最後は削ったあとを、仕上げればゲート処理が完了です。
わりと簡単ですよね。
「ミリ単位のズレも許さない精密な作業」とかないので、ゆっくり丁寧に作業すれば誰でもきれいなゲート処理ができちゃいます。

「ニッパーで切って、ヤスリでゲート跡を削りつつ、番手を上げて仕上げる」のがゲート処理の基本かつ王道の流れです。
もうちょっと詳しく手順が知りたいなら「【ガンプラ初心者向け】ヤスリでゲート処理をする手順をわかりやすく解説【簡単でキレイ】」の記事をご覧ください。
ヤスリを使って簡単にゲート処理する方法を解説してます。
もし「ヤスリ持ってません!」って人にはデザインナイフだけでもゲート処理方法を「デザインナイフでガンプラのゲート処理をキレイに仕上げるコツ5つ【完璧じゃなくてOK】」にまとたのでご覧ください。
とはいえ個人的にはヤスリを使うほうが「簡単・キレイ・怪我しない」なので、ヤスリ使ったほうがいいです。
手順通りやったのに上手くできないなぁ……って方は、下記に「ゲート処理のコツ」を書いてるので、チェックしてみてください。
» ガンプラのゲート処理のコツを3つ解説【上手くできなくて普通】
ガンプラのゲート処理でよくある悩み
ゲート処理で気になることや、よくある悩みをまとめました。
悩み①:ゲート処理はいつやるのがいい?
組む前、組みながら、組んだ後どれでもOKです。
いろいろやってみてやりやすい方法がベストです。
ただ、最後にまとめるとたまーに数パーツほど、ゲート処理がし忘れが出てくるので、パーツを切り取りながら or 切り取ってまとめてゲート処理が個人的にはおすすめです。
ちなみに僕は切りながらゲート処理する派です。
悩み②: ゲート処理にかける時間はどれくらい?
あんまり気にしたことないけど、1パーツ1分ぐらいでしょうか。
どうしてもパーツ数と作業時間は比例して増えるので、「速く終わらせよう!」より「時間かかっても、丁寧に作ろう」ってスタンスのほうが最終的に満足できる気がします。
ちなみにゲート処理を効率よくする方法は下記で紹介してます。
» 【初心者向け】ガンプラを効率よくゲート処理する方法5つ【便利ツールも紹介】
悩み③: クリアパーツもゲート処理するの?
ゲート跡が気になるなら、ゲート処理しましょう。
基本はニッパーで切ってデザインナイフで処理する感じですね。
もしヤスリで磨くなら1000番までだとちょっと曇るので、ゴッドハンド神ヤスの10000番まで磨くとツヤが出てキレイにです。
悩み④: ゲート処理してもちょっとだけ白化するんだけど?

白化してしまった時は、
- 爪でこする
- もう少しヤスリがけする
で解決しないなら、潔くあきらめましょう、、、。

ニッパーなどで切断する時に負荷がかかることが白化の原因だったりするので、これも勉強と思って、なるべく白化させないようにゆっくり作業してみてください。
僕も何度も白化させてきましたから……。
白化対策は下記で詳しく書いてるので、参考にしてくださいね。
» 【ガンプラ初心者向け】ゲート処理の白化対策の完全まとめ【対処法も解説】
悩み⑤: ゲート処理した跡だけ、ちょっと色が濃い

こればかりは「ランナー成形の原理上」どうしようもないです。
ヤスリがけして消えないなら、諦めましょう。
パーツだけ見ると目立ちますが、全体で見ると意外と目立たなかったりします。
無塗装派の方には下記の記事も参考になると思うので、よければどうぞ。
» ガンプラ塗装なし!キレイなゲート処理をする方法【必要な道具も3つ紹介】
まとめ:ガンプラのゲート処理は地味だけど大切な作業です。
今回はガンプラのゲート処理について書いてきました。
実際にゲート処理をしてみると、控えめに言ってすんごく地味です、、、。
だけど、キレイにゲート処理してあると、それだけで完成度がグググーっとアップするので、カッコいいガンプラ作りには欠かせない大事な作業です。
最初は面倒かもですが、慣れるとゲート処理しないほうが気持ち悪くなるので、ぜひがんばってみてくださいね。
手をかけて作ったガンプラほど、愛着がでますから。
では、今回は以上です。それでは楽しいガンプラライフを!