どうも、キレイにゲート処理できたときに「おぉ~!」とひとりで唸ってるジェリド・メサ夫です。
今回はデザインナイフを使って、うまくゲート処理するコツをまとめました。
色んな道具が揃ってない初心者でも、デザインナイフ1本あればキレイなゲート処理ができるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
下記の画像のように、キレイにゲート処理できますよ。
デザインナイフでガンプラのゲート処理をキレイに仕上げるコツ5つ
- パーツに刃をたてないこと
- 少しずつ、ゆっくり作業する
- 同じ方向ばかり切らない
- 切れないときは刃を交換する
- 完璧に消そうとしない
キレイに仕上げるコツは上記の5つあります。
さっそく1つずつ詳しく見ていきましょう!
①:パーツに刃を立てないこと
刃をたてすぎると、「ぐぐぐっ!」とパーツをえぐってしまいます。
なのでなるべく刃を寝かして、パーツに沿わせて平行にして使いましょう。
ちなみにナイフの刃を動かす時は、手がない方向に動かしてください。
手がある方向に動かすと、ついつい力が入ったときに「グサッ!」となっちゃいますから。
僕も何回もやってますが、マジで痛いですよ……。
②:少しずつ、ゆっくり作業する
ナイフで切る時は、軽い力でゆっくり優しーーーく、少しずつ切断します。
急いだり、力を入れすぎるとえぐってしまったり、無理な力がかかってパーツが白化するからですね。
たいてい無理して急ぐとゲート処理は失敗するので、想像の5倍ぐらい優しくゆっくり削りましょう。
優しい男は女性からも、ガンプラからも好かれますよ、、、。たぶん。
③:同じ方向ばかり切らない
左右交互に、バランス良く切ってください。
同じ方向からだけだと、断面が斜めになって削りすぎてしまうからです。
左から削ったら、次は右から。また左、右と順番に削ると、きれいにゲート処理できます。
ナイフ位置の変更が難しいなら、パーツを裏返すと反対から切れます。
④:切れないときは刃を交換する
デザインナイフの刃先は消耗品なので、切れ味が悪かったらサクッと交換しましょう。
切れ味悪いと怪我しやすいし、なにより作業効率が悪くなります。
デザインナイフは、最初から20枚以上の替刃がついてくるので、「切れなくなったら、サクッと交換」が基本です。
交換した直後は切れ味やばいので、怪我に注意です。
⑤:完璧に消そうとしない
ナイフでゲート処理するなら「60点ぐらいの仕上がりでOK」と思ってやりましょう。
正直、ナイフオンリーでキレイに仕上げるのは難しいです。キレイにできたとしても、たぶん結構な時間がかかるはず。
1体仕上げるとなるとゲート処理するパーツも多いので、ある程度キレイにできたらOKです。
完璧も大事ですけど、いきなり最初から100点目指してたら、たぶん完成するまでモチベーション続かないと思います。
完成させつつ、繰り返しやれば自然とアベレージが上がってくるので大丈夫です。
もし、効率よくキレイに仕上げたいなら、ヤスリを使うほう向いてます。
ヤスリを使ったゲート処理についてはこちらのガンプラをヤスリでゲート処理をする手順をわかりやすく解説【簡単でキレイ】で紹介してるので、効率よくキレイにゲート処理したい方はチェックしてみてください。
ガンプラのゲート処理でうまくいかない時の対処法
続いて「ゲート処理、失敗したかも……」って時の対処法を簡単にまとめてみました。
パーツが白化しちゃった時
白化した部分を、爪でこすってみてください。
軽い白化だとわりと効果あるはず。
画像を見てもらうとわかるとおり、爪でこすると結構キレイになりますよ。
道具を使う方法だと、速乾性の流し込み接着剤を白化部分に「ちょこっと」だけ塗る方法もお試しください。
焦ったり急いで作業したときに限って白化するので、リカバリー方法がわかれば、わりと安心ですね。
白化対策は他にもあるので、詳しくは「【ガンプラ初心者向け】ゲート処理の白化対策の完全まとめ【対処法も解説】」にまとめてます。
とはいえ、理想は「パーツを白化させない」なので、ゆっくり楽しみながらガンプラ作業しましょう。
切りすぎてえぐってしまった時
えぐれてしまった時は、えぐれた部分に瞬間接着剤をちょこっとだけつけてみてください。
ほんと、ちょこっとだけですよ。
使う瞬間接着剤は、100円ショップにある普通の瞬間接着剤で大丈夫です。クリアタイプでゼリー状の瞬間接着剤が理想ですね。
どれ選んでいいかわからないなら、タミヤとかウェーブの瞬間接着剤のゼリータイプがあります。
瞬間接着剤をつけて乾いたら、あとははみ出た部分をデザインナイフで削るだけ。意外とえぐれた部分が気にならなくなるはず。
ちょっとしたエグれは瞬間接着剤で解決できます。
それでも上手くリカバリーできなかった場合は、、、素直にあきらめましょうw
そのまま完成させてみると、意外と気にならなかったりしますよ。
ガンプラのゲート処理はこれでOK!おすすめのデザインナイフ2つ
最後にゲート処理におすすめのデザインナイフを紹介しますね。
オススメは2つあって、1つ目はタミヤクラフトシリーズのNo.40です。
タミヤがモデラー用に作ってるだけあって、重さとか持ち心地がいい感じに作られてます。
デザインナイフを初めて使う人でも使いやすいですね。
2つ目はオルファアートナイフです。
タミヤの模型用ナイフはオルファのOEMなので、ナイフ自体は同じものだったりして、持ち手が少し違ってきます。
正直、どっちも使いやすいので、本体や替刃を買いやすい方を選ぶといいです。
タミヤは量販店や模型店で取り扱っていて、オルファはホームセンターで取り扱ってることが多いです。
ネット購入なら好みで選べばOKで、リアルで買うなら近くに売ってる方を選べばいい感じですね。
100円ショップのデザインナイフもいいですが、オルファとかタミヤは持ち心地がいいし、使いやすくて良いですよ。
ゲート処理におすすめ!と書いてますが、ガンプラ作業全般に使えて、使用頻度も多いので2本以上あっても問題ないですね。
まとめ:デザインナイフでゲート処理をキレイに仕上げよう!
今回はデザインナイフでガンプラのゲート処理をキレイに仕上げるコツ5つを紹介してきました。
最後に改めてコツをまとめます。
まずは1つずつゆっくり丁寧にゲート処理してみてください。
数をこなせば自然とうまくなるので、「楽しみながら」作業してくださいね。
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