どうも、ニッパーを持つと謎に「カチカチ」させてしまうジェリド・メサ夫です。
なんか心地良いんですよね。カチカチが。
さて、今回はガンプラ制作で使い続けてるタミヤの先細薄刃ニッパーをレビューしていきます。
最初に言っておきますが、先細薄刃ニッパーは最高です!はい、ブログ終わり、、、だけだと怒られてしまうので、良いところはもちろん、残念なところもガッツリ書きました。
記事後半では先細薄刃ニッパーがおすすめな人、おすすめじゃない人も書いてるので、買おうか迷ってる人は最後までご覧ください。
- 1本で万能に使える
- 切り口がキレイに切れる
- 切る作業が早くできる
- 切るときのミスが減る
- 手が疲れにくくなる
- 価格が高い
- 人によっては小さい
- 固いものには不向き
タミヤの先細薄刃ニッパーのレビュー【便利を超えて必需品】
タミヤの先細薄刃ニッパーは最高ですね。
色んなニッパーを買いましたが、コレしか使ってません。”便利”とかのレベルじゃなく「無いと困る」レベルですね。とにかく使いやすいです。
こちらの【最強】ガンプラ作りに本気でおすすめのニッパー3選のとおり、個人的におすすめできるニッパーのまとめ記事にも掲載させてもらうくらい、推しているニッパーです。
また、Amazonでもベストセラー1位になってることから、人気の高さもわかりますね。
その「とにかく」使いやすく感じる理由は下記の3つ。
- とにかく、持ちやすい
- 薄刃ならではの切れ味が良い
- ”先細”の天才的な形状が最強
とにかく、持ちやすい
ちょうどいい「コンパクトさ」で、とにかく持ちやすいです。
大きすぎず、小さすぎずなので、手にすっぽり収まるんですよね。
手にすっぽり収まるので、ブレることなく、狙った部分をちゃんと切れます。
また後述してますが、持ちやすいので、切り続けても疲れません。安めのニッパーとかだと、使ってるうちに手が痛くなったり、手汗ですべるんですよね。
ですが、先細薄刃ニッパーだと『特殊コーティングされてる持ち手』のお陰で滑らないし、手も痛くなりません。
「手に馴染む」って超大事ですね。一度手に持つとわかりますが、持ちやすさに感動です。
薄刃ならではの切れ味が良い
持ちやすさの次は、切れ味に感動です。刃が薄いので「すぅ~っ」と無理なく切れます。
普通のニッパーが「パチッ!」と切るなら、先細薄刃ニッパーは「スパッと」と切れます。
「力を入れた瞬間にパチっと切れる」のが普通ですが、先細薄刃ニッパーだと「ちょっと力を入れただけで、スパッと切れる」感じですね。
力を入れずに切れるので、パーツに負荷をかけずキレイに切れます。
持ちやすさに続いて、切れ味に感動です。
”先細”の天才的な形状が最強
「持ちやすさ」、「切れ味」に続いて、最後は「形」に感動です。
よくあるニッパーや通常の薄刃ニッパーより「先端が細長い形状」になってます。「先端が細長い」ので「先細」ですね。
この先細の形状が良くて、パーツを切り離すときなど、入り組んだ部分とか奥にある部分とかでも、スゥーッと刃先が届くんですよね。
違うニッパーだと「うわっ…刃が入らんやん。じゃあこっちから…あーくそ!隣のパーツが当たるし、じゃまやなー!!!」ってイライラする瞬間も、『先細』なので、そんなのお構いなし。何の問題もなく切りやすいです。
先細を使ったあとに先細じゃないニッパーを使うと、「先細にした人、天才。」って思いますね。
”先細”の形状は最強です。
今となっては「先細」になってるだけで、”買い”なニッパーです。
タミヤの先細薄刃ニッパーの良いところ
- 1本で万能に使える
- 切り口がキレイに切れる
- 切る作業が早くできる
- 切るときのミスが減る
- 手が疲れにくくなる
続いては、良いところと残念なところを見ていきましょう。
まずは良いところからどうぞ。
良いところ①:1本で万能に使える
- ゲートカット
- ゲート跡の仕上げ切り
- プラ板を切るとき
- ダボ処理
- パーツの加工
などなど、1本で色々使えます。
他のニッパーだと、以下のとおりアレコレは難しいです。
- ゲートカットはいいけど、仕上げ切りには向かない
- 片刃や超薄刃だと仕上げ切りはいいけど、パーツの加工とかには向かない
しかし、タミヤの先細薄刃ニッパーだと、1本あればアレコレ使い回せるので、もう万能。
1本あれば他のニッパー買わなくて済むので、逆にお財布にも優しいですね。
良いところ②:切り口がキレイに切れる
切り口がキレイ。これは「薄刃」だからですね。
しかも「力を入れずに切れる」ので、パーツにも優しいです。
薄刃じゃないと切るときにぐにゃ~ってなったり、白化することもあるので要注意。
白化するとあとが大変だし、キレイに仕上がりませんね。
なので、キレイに切れることは超大事です。
良いところ③:切る作業が早くできる
ゲートカットとか、早くできますよ。力を入れずにサクサク切れるし、後述してるとおり「手が疲れない」ので、作業がはかどります。
しかも、先ほど書いたとおりサクサク切りつつも「切り口はキレイ」なので、最高ですね。
また『先細』なので、入り組んだゲートも切りやすいのも作業が早くなる理由です。
ランナーを回転させたり、方向変えたりする手間も減りますよ。効率よく切る作業ができます。
良いところ④:切るときのミスが減る
どういうこと?と思われそうですが、ミスが減ります。
理由は、持ちやすさだったり、先細だったりで、ゲートカットのときなど、狙った部分がちゃんと切れるからですね。
普通のニッパーだと、以下の理由で切るときに失敗するんですよね。
- 先端が太い
- 先が見えにくい
- イライラする
- 力で切ろうとする
- ズレたり、変形する
そして切りにくいから、またイライラが増える…。そして、イライラでまた失敗する…。もう最悪のループ突入ですね(汗)
切りやすい先細薄刃ニッパーだとストレスもミスも少なくなります。
良いところ⑤:手が疲れにくくなる
サイズ感は画像を見てもらえるとわかるかと思います。
最初のほうにも書きましたが、先細薄刃ニッパーは、「ちょうどいいコンパクトさ」なので、手の収まりがよく持ちやすいです。
僕はそんなに手が大きなほうではないので、僕ですっぽり収まるなら、大抵の大人だとフィットするサイズ感ですね。
そこに、薄刃ならではのヌルっと切れる「切れやすさ」がプラスされるので、ずーっと切ってても疲れないんですよね。しかも、手も痛くない。
持ち手の形状もすばらしい。
たまに違うニッパー使うと、だんだん手が痛くなったりします。
手が痛くなったり疲れると集中力なくなるので、ガンプラ作業も止まるし、ちょっと楽しさも減ります。
手が疲れないことは、楽しいガンプラ作業が続くことにもなるので、大事です。
タミヤの先細薄刃ニッパーの残念なところ
- 価格が高い
- 人によっては小さい
- 固いものには不向き
続いて、残念なところは上記の通り。
1つずつ見ていきましょう。
残念なところ①:価格が高い
定価だと3,960円、Amazonで約2,000円ほど。
100均のニッパーとかホームセンターの1,000円までのニッパーと比べると高いですね。
ですが、ガンプラ用ニッパーの中だと、価格は真ん中ぐらいです。
写真 | 商品名 | 定価 |
---|---|---|
バンダイスピリッツのエントリーニッパー | 803円 | |
ゴッドハンドのケロロニッパー | 1,320円 | |
タミヤのモデラーズニッパー | 1,320円 | |
ミネシマのPremium薄刃ニッパー | 2,970円 | |
タミヤの先細薄刃ニッパー | 3,960円 | |
ゴッドハンドのブレードワンニッパー | 4,400円 | |
bondsのヌルっと切れる片刃ニッパー | 4,950円 | |
ゴッドハンドのアルティメットニッパー | 5,610円 |
ガンプラ用でも高いニッパーもあれば安いニッパーもありますね。
普通のニッパーから思うと高いですが、ガンプラ用ニッパーからすると、真ん中よりちょい高めぐらいです。
とはいえ、ガンプラ制作でニッパーはよく使う道具なので、ちょっとぐらい高くても価値はありますよ。2年使ったとして1年で約2,000円。
1ヶ月あたり160円ほど。無駄な出費を押さえたら逆にお釣りが返ってくる価格ですね。
シンプルに組み立てる人も、ガツガツ改造する人も必ずニッパーは必要なので、良いニッパーに投資するのは正解です。
残念なところ②:人によっては小さい
手が大きい人だと、逆に小さく感じるかもです。
個人的には良い感じのサイズですが、Amazonのレビューとか見ると「やや小ぶり」、「手に取ったら小さく感じた」という方もいますね。
大きくすることはできないので、こればかりはどうしようもないですが、「手に取ったら小さく感じたけど、慣れてくるとなじんだ。」とあるので、慣れると自然と解決できるサイズです。
コンパクトだからこそ、細かい部分が切りやすかったりしますが、手が大きい人にとっては小さすぎるかもです。
模型用は基本的にコンパクトに作られてるので、このあたりは我慢、そして慣れるしかないかもです。
残念なところ③:固いものには不向き
薄刃なので、固いものは切れません。切れても刃が欠けたりします。
あと他にも太いものも不向きですね。
例えば、以下のような部分はカットできません。
- 太い丸いランナー
- 1ミリ以上あるプラ板
- 軸に使う真鍮線
先細薄刃ニッパーはあれこれ便利に使えますが、固い・太いもののカットは向いてません。
とはいえ、普通にガンプラ作るだけなら、固いのや太いものを切る作業は少ないと思うので、影響は少な目ですね。
もし、「切り口はいいから、とにかくガツガツ切る作業がある」なら、安いニッパーや模型用じゃないニッパーを1本用意しておきましょう。
僕も普段は先細薄刃ニッパーを使いつつ、それ以外の雑に切るのは昔に買った「なにかのセットに入ってたニッパー」を使っています。
タミヤ「先細薄刃ニッパー」を使ってる方の口コミ・評判まとめ
タミヤの先細薄刃ニッパーを使ってる方に、アンケートを書いてもらい、それをまとめました。
※クラウドワークスでアンケートを実施
応募した内容は、ガンプラ歴、性別、評価、おすすめポイント、残念なポイントで、頂いた内容をそのまま掲載しています。
ガンプラ歴5年 男性
確かに先が細くなっており細かい作業がしやすいが取手部分が滑りやすく作業中にパーツを落としてしまったりラバー部分がすっぽ抜けるなど使いにくい箇所がある
良いところ
先細薄刃ニッパーはプラモデル製作に必要不可欠な極小パーツの切断に活躍してくれるので大変ありがたいです
残念なところ
残念なポイントとしては先細薄刃なので耐久性に難があります刃こぼれしたり刃切れが悪くなったりなど長期間使用するのはなかなか難しいです。
ガンプラ歴4年 女性
不器用な私でも範囲が狭い場所の作業がしやすく、細かいところのカットもストレスなく行うことができるからです。
良いところ
手先が不器用でカット作業は苦手な部分だったのですが、細かい場所も少しの力で切ることができるところです。
残念なところ
見た目が地味で使っているとにテンションはあがりません。また値段も高いのでもう少しリーズナブルだと嬉しいです。
ガンプラ歴20年 男性
ガンプラ制作において、コンパクトで滑りにくいし、持ち手が手に馴染みますし、切れ味、形状の3つの点で優れていますので。
良いところ
先細薄刃ニッパーは、ガンプラ制作において、高い切れ味と操作性を提供する優れたツールです。一本で様々なパーツをキレイに切り離すことができ、作業時間やミスを減らします。
残念なところ
特にありませんが、強いて言いますと、価格が高いことです。また、人によっては小さいと感じるでしょう。大きな手の人には不向きかもしれないです。
ガンプラ歴1年 男性
普通のニッパーだと届かない箇所があったり、切った切り口に余計なものが残っている時があるのですが、先が細くて刃が薄いと細かいところまで切れるので使いやすいです。
良いところ
一つ一つのパーツが綺麗に切れるので、ガンプラの仕上がりがめちゃくちゃ綺麗になります。さらにグリップ部分も持ちやすいので、長時間使っても疲れないところも良いです。
残念なところ
先端が細くて鋭利になっているで、カバーなどが無いとふとした時に手に刺さったりしそうで怖い時があります。
ガンプラ歴2年 男性
先端が通常より細いだけあり、細かなところの切り落としが出来たからです。また仕上がりも通常版を使用した時より見栄えが良くなるからです。
良いところ
切りにくいパーツを通常版より綺麗に切り取ってくれる所です。奥まっている所や開口が狭くなっている所に使うのに便利です。
残念なところ
細いので折れやすい所です。それほど高額な物ではない為、買い換えるのに抵抗はありませんが、何度も折れると嫌な気分になります。
ガンプラ歴4年 男性
昔、田宮のニッパーで初期の初期のニッパーを使用してましたが、それよりはるかに切れ味が鋭く、かつ滑り止め加工したニッパーなので、抜群に使いやすいです。最高としなかった理由は唯一値段という方向で高いので評価を下げさせていただきました。
良いところ
旧式の田宮ニッパーと比較して、滑り止めが利いていて持ちやすく、かつ切れ味が鋭い点が飼ってよかった点で、初期型は意外に刃先が分厚いので航空機などの小さいパーツは切りにくかったんです。そうしたものを切れるようになったというのはすごい進化に思えました。ガンプラですと、アンテナを切り出しやすくなり、丸みがある部品も切り出しやすいです。
残念なところ
この商品、田宮の初期のニッパーと比較しますと、お値段が1000円ほど高いうえ、偽物が異様に多いんです。だから、模型店とか店頭で購入するんですがあまり割引されていない点が唯一残念に思えますが、耐久性が抜群なので、1000円という金額を大きいと見るか少ないと見るかです。昔は1000円でも割とガンプラが購入できたので、これを大きいと見るか否かです。
ガンプラ歴10年 男性
タミヤの「薄刃ニッパー」には、通常タイプと先細タイプがあるのですが、自分は「先細タイプ」をメインに使用しています。先細タイプは、根元までずっと薄く、先っぽが尖っているので、通常のニッパーでは切りにくいゲートなどがとても切りやすく、長年愛用させてもらっています。
良いところ
タミヤの「先細薄刃ニッパー」は、立体的なランナーで奥まったところのゲートなどでよく使っており、ゲートを裏返しても切れない時などにとても重宝しています。
残念なところ
タミヤの「先細薄刃ニッパー」を使っていて残念に感じている点は、根元までずっと薄いため、「耐久性があまりない」ところです。1度机から落としたことがあるのですが、打ちどころが悪かったせいか、ニッパーの先端部分が割れてしまいました。使う時も慎重に扱わないといけないので、耐久性の弱さは残念な点だなと感じています。
ガンプラ歴25年 男性
今までは、小さくて通常のニッパーで切り出せない場合は、いったん周りのランナーごと切ってからそのパーツを切り出していたが、その手間が無くなった。
良いところ
小さいパーツや細いパーツを切り出す時に厚みのある通常のニッパーでは上手く切れない時に使って、便利だな、と感心した。
残念なところ
力加減が難しく、切ったパーツが飛んでしまった。ニッパーを落とした時に刃が折れてしまった。やはり細いので弱い。
ガンプラ歴32年 男性
この値段でこのクオリティであれば満足できると思います。高級品と言うわけではないので、気がねなく使えるのが良いですね。
良いところ
細かい部分を切り落とす際の使いやすさが、普通のニッパーとは段違いであるところ、きれいに切り落とせるので、ニッパーで切り落とした後のやすりがけの作業がほぼ不必要なところが良いです。
残念なところ
求めるレベルにもよると思いますが、最近のプラモデルはキット自体の出来が良いので、中級者向けぐらいまでのモデルであれば、ここまでの価格の高い性能のものでなくて、普通の手頃な価格のニッパーでも十分に対応できるかなと思います。
ガンプラ歴5年 男性
細かく切り出しができ、高い強度の作業ができる。刃もかけにくく、安物のニッパーとは違う切れ味を出すことができます。
良いところ
持ち手も持ちやすく、細かな場所にも手が届くサイズ感。このクオリティーであればコストパフォーマンスが高いと思います。
残念なところ
ほぼ言う事はありませんが、個人的にはもう少し刃の部分が長く、角度がシャープであればよりいいと思いました。
タミヤの先細薄刃ニッパーは「ガンプラ初心者」に強くおすすめです。
本音を書くと「ガンプラ作るすべての人」におすすめですが、もしおすすめの人を絞って書くなら「ガンプラ初心者」こそ、使ってほしいですね。
正直、僕も「良いニッパー高いし、なくても困ってないし。」と思ってました。「ニッパー買うなら、ガンプラ買うわ!」と。
ですが、「ガンプラ続けるなら、良いニッパー1本ぐらい持っててもいいよな。よし!」と奮発して買ったら、180度どころか、3回転半ぐらい考え方が変わりましたね。
もう、タイムマシンあったら、「良いニッパー高いから、いらん」と思ってた自分に説教したいぐらいですw
そして「買おう!」と決意した自分には焼肉ごちそうしたいぐらいですw
「こんな使いやすいんだったら、最初から使っておけば良かった!」と感動しました。
あとは、そこそこのニッパーを買っても、結局、良いニッパーにたどり着くからです。
以下のような感じでね。
- 変なニッパーを使うと、上手く切れず、仕上がりがよくない。
- 仕上がりを良くしようと思うと、結局、良いニッパーが必要になる。
- 先細薄刃ニッパーを使うと「今までのニッパーはなんだったの?」となる。
- 「こんなに良いなら、最初から使っておけば良かった!」となる。
Amazonレビューでも同じ意見がいくつかありました。一度でも使いやすいニッパー使ったら、もう戻れません。
なので、ちょっと悪い書き方になりますが、「どうせ、あとから良いニッパー欲しくなるでしょ?それなら最初から買って使えばキレイに作れるんだから、迷ってるなら買ってしまえ。」です。
それでも、と迷う初心者に有名な言葉を。『迷う理由が「値段」なら買え、買う理由が「値段」ならやめておけ』です。
とはいえ、1体しかガンプラ作る気はありません!お金に糸目はつけません!なら別のニッパーを買いましょう。
タミヤの先細薄刃ニッパーを買う前に気になる疑問3つ
- タミヤの薄刃ニッパーと『先細』薄刃ニッパーはどう違う?
- タミヤの先細薄刃ニッパーを使ったら白化はしなくなる?
- アルティメットニッパーとか他のニッパーと比べてどう?
タミヤの先細薄刃ニッパーを買う前は、上記が気になると思います。
それぞれまとめていきます。
タミヤの薄刃ニッパーと『先細』薄刃ニッパーはどう違う?
- 薄刃ニッパー:タミヤ クラフトツールシリーズ No.35 薄刃ニッパー 74035
- 先細薄刃ニッパー:タミヤ クラフトツールシリーズ No.123 先細薄刃ニッパー (ゲートカット用) 74123
まず間違えないように書くと、薄刃ニッパーと先細薄刃ニッパーは上記です。
違いを以下にまとめます。
- 先細薄刃ニッパーのほうが、刃先が長い。だから、細かい部分をカットしやすい
- 薄刃ニッパーのほうが刃の根元が太い。だから、少し固いのを切りやすい
ちなみに価格はどちらも同じです。
もっと詳しく知りたい方は、こちらのタミヤ薄刃ニッパーと先細薄刃ニッパーの違いは?徹底比較しますをご覧ください。
ゲートカットなど、細か部分が多いガンプラ作業に使うなら、先細薄刃ニッパーのほうが使いやすいですね。
僕は両方持ってますが、先細ばかり使ってます。
また、精密ニッパーと薄刃ニッパーの違いも確認しておきたい方は、こちらの【比較】タミヤの精密ニッパーと薄刃ニッパーの違い【買うべきニッパーも紹介】をどうぞご覧ください。
タミヤの先細薄刃ニッパーを使ったら白化はしなくなる?
切り方が悪いと、白化します。ガンプラで「白化しないニッパー」はありません。(あれば欲しい)
ですが、先細薄刃ニッパーなど「白化しにくいニッパー」はあります。
なぜなら、薄刃なので、パーツに負荷をかけずにすぅ~っと切れるからですね。
なので「先細薄刃ニッパー」だと「絶対白化しない!とはいえないけど、普通のニッパーより白化しにくいよ。」です
詳しくは「ガンプラで『白化しないニッパー』は存在しない【でも、大丈夫】」に書いてるので、気になる方は参考にしてくださいね。
アルティメットニッパーとか他のニッパーと比べてどう?
商品名 | 先細薄刃ニッパー | アルティメットニッパー | ケロロニッパー |
---|---|---|---|
写真 | |||
切り口のキレイさ | |||
耐久度 | |||
価格 |
アルティメットニッパーやケロロニッパーなど1,000円台のニッパーと、先細薄刃ニッパーを比べると上記のとおり。
アルティメットニッパーの切り口のキレイさが100点だとすると、先細薄刃ニッパーは90点ぐらい。
アルティメットニッパーすげえです。
ただ、超薄刃&片刃なので、仕上げ切り用って感じですね。あんまり通常作業でガツガツ使うと、すぐ刃が欠けたりします。
実際に使ってみたレビューは、こちらのゴッドハンド「アルティメットニッパー」のレビュー【価格も切り口も最高級】をどうぞご覧ください。
逆にケロロニッパーだとある程度ガツガツ使えるけど、切り口は70点ぐらいの感じですね。
価格が安めなので、少し気楽に使えます。
ちょうど間ぐらいに位置するのが先細薄刃ニッパー。先細薄刃ニッパーの良さは、切り口や用途、凡庸性の高さのなど総合力の高さです。
なので、1本あれば色んなことがキレイにできるので、ガンプラ制作続けるなら上級者になっても使える先細薄刃ニッパーがおすすめです。
タミヤの先細薄刃ニッパーの使い方
- 包み込むように持つ
- 刃の先端で切らない
使い方は普通のニッパーと同じで、上記を意識すればOKです。特別な持ち方とか切り方なんてありません。
普通に使えば、使いやすいのが「タミヤの先細薄刃ニッパー」です。普通の使い方がわからん!という方は下記のBANDAI SPIRITSの動画がわかりやすいですよ。
ガンプラ用の使いやすいニッパーを探してるなら、タミヤの先細薄刃ニッパーは最高です。
今回はタミヤの先細薄刃ニッパーをレビューしてきました。
最後にまとめますね。
何度も書いてますが、「とにかく使いやすい」です。マジでダマサれたと思って使ってほしいほど。
結局、「良いものは長く使う。良いものはよく使う。」ので、へんなニッパーを買って安物買いの銭失いにならないようにしてくださいね。
今回紹介した先細薄刃ニッパーを含め、僕が普段から愛用してるツールは下記にまとめてるので、道具探しの参考にどうぞ。
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