どうも、ペンケースに筆が入り切らなくなってきた、ジェリド・メサ夫です。
あれこれ筆を買いすぎです。けど、使いやすそうなら買ってしまうんですよね。
今回は「部分塗装」について、やるべきなの?という悩みから、具体的なやり方まで解説してます。
さらに、カッコよく仕上げたい人が、塗装のあとにすべきことも書いてるので、いい感じに作れるようになりますよ。
初心者の頃の自分に向けてわかりやすく書いてるので、ぜひ最後までご覧くださいね。
ガンプラに部分塗装すると仕上がりが2倍カッコよくなる!
部分塗装をすると、カッコよく仕上がります。
2倍はカッコよくなりますね。(※ジェリド調べ)部分塗装をちゃんとして、仕上げると「うぉぉぉ~」って感動ですよ。
部分塗装することで、細かい部分が再現されてリアルに仕上がるからです。
説明書の表紙のガンプラってカッコ良いし、キレイですよね? あれって普通に作るだけでは色分けされてない部分も、ちゃんと塗装されてるからなんですよね。
神は細部に宿ると言いますが、ガンプラも同じく、細かい部分の色分けをすると、仕上がりが段違いによくなりますよ。
なので、いい感じに作りたいなら、部分塗装をやりましょう。
ガンプラの部分塗装に必要な道具まとめ
必要なものは、
- 筆
- 塗料
- 塗料専用の溶剤(うすめ液)
だけです。塗るだけなので、シンプルですね。
また、細かい部分を塗るので「部分塗装向けの筆」は必須。普通の筆だと塗りにくいです。
「部分塗装向けの筆」は下記にまとめてるので、参考に選んでみてくださいね。
記事読むのが面倒な方のために、おすすめの筆をサクッと紹介すると、
- 塗やすさ重視:タミヤの「モデリングブラシPROⅡ 面相筆 極細」 / 定価1,320円
- コスパ重視:タミヤの「モデリングブラシHGII 面相筆 極細」 / 定価660円
上記がおすすめです。
あとは塗料ですね。塗料は下記のとおり色んな種類があります。
- ガンダムマーカー
- 水性アクリル塗料
- ラッカー塗料
- エナメル塗料
上記がガンプラでよく使われる塗料の種類です。
好みの塗料を使えばOKですが、塗装初心者は
- 塗装を続けるか不明なら「ガンダムマーカー」
- これからも塗装続ける予定なら「水性アクリル塗料」
といった感じで選ぶといいですね。どちらも扱いやすいのでおすすめです。
それぞれの塗料で必要なものをまとめると下記です。
- ガンダムマーカー:ガンダムマーカー+消しペン(はみ出したとき用)+塗料皿(アルミホイルとかでOK)+筆
- 水性アクリル塗料:水性アクリル塗料+アクリル溶剤(はみ出したとき、希釈用)+塗料皿(アルミホイルとかでOK)+筆
選んだ塗料に必要なものを揃えてくださいね。
あとは手で持って塗りにくい場合もあるかもなので、持ち手があれば更に便利ですよ。
このあたりの塗装に必要な道具は下記にまとめてます。
とはいえ、とにかくサクッと部分塗装を始めるなら、筆と塗料だけあればOKです。
ガンプラに部分塗装する方法を手順付きで解説
部分塗装のやり方は下記です。
- 塗る部分を決める
- 塗る色を決める
- 落ち着いて、塗る
解説してきますね。
塗る部分を決める
「そんなん、もう決めてるわ!」なら、読み飛ばしてくださいね。
決まってない方は、「ここ塗ったら良さそうかな。」のフィーリングで大丈夫です。
とはいえ、いきなりそんなフィーリングとかわかない(僕がそうでした)と思います。なので、まずは説明書の作例を眺めて『作例だと色分けされてる部分』に塗装しましょう。
まずは真似が大事です。
塗る色を決める
ここも決まってる方は、読み飛ばしてください。
決まってないなら、好きな色を塗りましょう。ここも迷うなら「説明書の作例」を参考にどうぞ。
使用カラーを書いてくれてるので、同じ色や似た色を揃えてくださいね。
落ち着いて、塗る
あとは、落ち着いて塗るのみ。
ガンダムマーカーなら、ただただ直接塗る。先端が入らない場所は、塗料皿にインクを出して、筆(もしくは爪楊枝)で塗りましょう。
水性アクリル塗料の場合は、下記です。
- 塗料をかき混ぜる(ビンのまま、撹拌棒などで)
- 塗料皿に塗料を出す(部分塗装なら1~2滴)
- 溶剤で薄める(溶剤も1滴、小さいパーツならそのままでもOK)
- 筆で複数回、重ね塗りする(乾いてから重ね塗りすること)
といった感じですね。ちょいややこしく感じるかもですが、絵の具で塗るのと、ほぼ同じです。
1回でキレイに塗れない(薄くて透ける)なら、乾いてからまた塗りましょう。筆塗りは「薄く、重ね塗り」するとだんだんとキレイになるので、慌てず塗ってくださいね。
ちなみに『キレイに筆塗りにするコツ』は下記に書いてるので、気になる方は参考にしてみてください。
ガンプラの部分塗装で気になる疑問3つと解決策
気になる疑問は次の3つ。
- どんなパーツ(部分)から塗ればいい?
- はみ出したときは、どうすればいい?
- はみ出さずに、キレイに塗るコツは?
それぞれ見ていきますね。
どんなパーツ(部分)から塗ればいい?
初心者のうちは、
- バルカン
- 武器の先端
- バーニア(外とか内部)
- センサー部分
- ダクト内部
- 段差のある装甲部分
などなど。基本的には好きな部分でいいんですが、まずは「はみ出しにくい or はみ出しても対処しやすい部分」から塗りましょう。
ちなみに目(ツインアイ)は難しいですね。塗装部分に塗装がはみ出すからです。
パーツが超小さいので、フチを黒く塗って、目を塗るときにどうしてもはみ出します。
塗装の上からはみ出すと、また塗装したりと面倒なので、まずは簡単な場所から始めましょう。
はみ出したときは、どうすればいい?
はみ出した部分を、削りましょう。
削るときは、
- つまようじ
- 竹串
- デザインナイフ
などで、パーツに傷をつけないように削りましょう。竹串がちょうどいい硬さで、傷がつくまでは強くないので、ちょうどいい感じです。
もし、はみ出し面積が広いなら、溶剤を綿棒に染み込ませて拭き取ります。
何回もなぞればキレイに拭き取れるので、面積が広いなら溶剤で拭き取りましょう。
他にもはみ出したときの対処法は下記にまとめてあるので、チェックしてみてくださいね。
はみ出さずに、キレイに塗るコツは?
色々あるけど、とにかくまずは「塗装する手を安定させること」に尽きます。
手が不安定だと、塗るときに震えてはみ出ます。細かくなればなるほど、安定感は大事なので、「まずは安定させる」が大事。
あとは、はみ出ても大丈夫内容に「外せる部分は外して塗る」のもおすすめですね。
奥にあるダクトとか、そのままだと超塗りにくい。けど、分解できれば超簡単。はみ出ても問題ない状態で塗装しましょう。
他にもキレイに塗るコツはあるので、下記を参考にしてみてください。
部分塗装のあと、カッコよく仕上げるためにやるべきこと
それは、
- スミ入れ
- つや消しトップコート
です。
スミ入れと、つや消しトップコートの目的と効果は下記のとおり。
- スミ入れ:パーツのモールド(溝)に塗料で色をつける作業。パーツの境界がはっきりして、一気にリアル感がでる。メリハリと立体感が出て、カッコいい。
- つや消しトップコート:最後の仕上げにスプレーなどで透明の膜をつける作業。本来はデカールや塗装の保護をする役割。だけど、つや消しをするとプラスチックのテカリが消えて、マット感が出る。このマット感が超カッコよく仕上がる。
どちらも塗装ができるなら、間違いなくできる作業なので、ぜひやってみてくださいね。
部分塗装だけで終わるのはモッタイナイですよ。
スミ入れは下記で「スミ入れとは?」から「スミ入れの手順」まで解説してるので、参考にしながら作業してみてください。
つや消しトップコートはベランダや外で、サーッとスプレーするだけ。
クレオスの「水性プレミアムトップコート(つや消し)」を使えば、初心者でも失敗せずつや消しできますよ。
まとめ:ガンプラに部分塗装をして細部までカッコよく仕上げよう!
今回は「部分塗装」について丸ごと解説してきました。
最後にもう一度まとめます。
といった感じですね。
だんだんと慣れてきたら、オリジナルの箇所や色で塗ってみましょう。
そうすると「自分だけのガンプラ」に仕上がるので、楽しくなりますよ。
やればやるほど、自然と慣れるので、がんばってくださいね。
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