どうも、20本以上も筆があるのに、使うのは「いつも2本だけ」なジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
買って満足!とはこのことですね(汗)
さて今回は「キレイに筆塗りするコツ」をコツコツ紹介していきます。
僕も筆塗りで作っていて、ガンスタでもいいねを100以上をもらえてるので、多少は参考になると思います。
コツを書きつつ、筆塗りに関する疑問も解決してるので、今日から筆塗り上手くなりますよ。
では、本文をどうぞ!
ガンプラをキレイに筆塗りする5つのコツ
コツは下記の5つです。
- 少ない回数で塗ろうとしない
- 一定方向ばかり塗らない
- 濃度調整を細かくする
- 筆に塗料をつけすぎない
- 急がずゆっくり塗装する
では1つずつ説明していきますね。
少ない回数で塗ろうとしない
筆塗りは「薄く重ね塗りが基本」です。
1回や2回で塗ろうとすると、
- 透ける
- はみ出る
- ダマができる
- 筆ムラができる
といった感じで、上手く塗れません。
というより、1回や2回だと、普通に塗ろうとしても「塗料が弾かれて塗れない」ですね。だからといって「塗料ゴリ押し」すると、ムラができたり、はみ出たり、垂れたりして、失敗します。
筆塗りは適量を重ね塗りすることで、ムラが目立ちにくくキレイに仕上がります。
4~5回重ね塗りして仕上げてくださいね。
一定方向ばかり塗らない
重ね塗りするときは、毎回違う方向から塗りましょう。
同じ方法ばかり塗ると、筆ムラができやすいからですね。
- 1回目:横
- 2回目:縦
- 3回目:斜め
- 4回目:横
- 5回目:縦
上記のように、重ね塗りするときは、違う方向から塗ってみてください。
※縦と横の交互だけでも、わりとキレイに塗れますよ。
筆の向きを変えたり、パーツの向きを変えたりして、塗りやすい方法で塗ってくださいね。
濃度調整を細かくする
重ね塗りしてると、塗料はだんだんと乾いてきます。
乾いてくると塗りにくいし、塗料が混ざらず筆ムラになったりするので、要注意。
なので、ほっておくと濃くなるので、塗る前には調整してくださいね。
重ね塗りする前には濃度調整をしてください。
筆に塗料をつけすぎない
筆に塗料をつけすぎると、
- 塗料溜まりができてしまう。
- 変なところに垂れてしまう。
- ディテール(溝)が埋まってしまう。
といったことが起こります。
特に「塗料溜まり」はやっかいですね。
塗料溜まりは乾くのが遅いし、もし半乾きで潰してしまうと「そこだけ塗装が剥げる&変な凹凸ができる」の最悪コンボ。しかも、表は乾いてるのに、中は半乾きなことが多いので、筆塗りの最大の敵と思って欲しいぐらい厄介です。
なので、塗る前はパレットなどで一回軽く筆をつけて、無駄な塗料を落としてから塗装しましょう。
改めて書きますが、筆塗りは「薄く重ね塗りが基本」なので、塗料をつけすぎないようにしてくださいね。
急がずゆっくり塗装する
ここはテクニック論というより精神論的な感じです。
筆塗りに限らずですが、急いで作業すると、すべてが雑になります。
- 早く完成させたいから、早く塗装を終わらそうとする。
- 早く終わらそうとするから、塗る塗料が多くなる。
- 細かい部分を確認するのが面倒になる。
などですね。ほんと完全に「自分に向けて」書いてます(汗)
形になればなるほど、「早く完成させたい!」と思うのは当然です。が、ここで「カッコいい作品は細かい部分がキレイだから」と思って、急ぐ気持ちを抑えつつ作業してみてくださいね。
筆塗りでキレイに塗装するための特別な道具や塗料は存在しない
- 筆ムラが出ない、特別な毛を使った筆
- 希釈不要で、ダマにならず1回で透けずに塗れる塗料
上記のような、特別な道具とか、特別な塗料とか「裏技的な道具」はありません。
むしろ、あったら教えて欲しいぐらいです!そんな筆とか塗料あったら、ソッコーで買いますよ。
筆塗りでキレイに塗装するために必要なこと
キレイな筆塗りをするために必要なことは「筆塗りに慣れること & 道具を使いこなすこと」ですね。これまで解説してきた「筆塗りのコツ」を意識しつつ作業して、「筆塗りそのもの」に慣れてください。
それと、どんな道具でも「使いこなしてナンボ」です。
例えば、モデラーのセイラマスオさんは、普通の筆(100均など)を使い、水性アクリル塗料など、市販の塗料で下記のように超キレイに塗装されてます。
またホビージャパンウェブに「セイラマスオの気まぐれガンプラ製作記」という連載をされていて、こちらでも100均筆+水性アクリル塗料で超キレイ&超絶カッコいいガンプラができあがってます。※気まぐれガンプラ制作の記事一覧ページを見る
記事をみるとわかりますが、ナイチンゲールとか広い面積なのに、筆塗りとは思えないキレイさです。
セイラマスオさんの作例をみると、キレイに筆塗りするのに、特別な道具は不要なのがわかりますね。
筆塗りでキレイに塗装するために必要なのは「筆塗りに慣れること & 道具を使いこなすこと」です。
特別な道具はないけど、自分に合った道具は存在する
とはいえ、「特別な道具」はありませんが、
- 自分にあった、塗りやすい筆
- 自分にあった、塗りやすい塗料
- 自分にあった、塗りやすい塗装方法
上記のような「自分に合う道具」確実に存在します。
僕もセイラマスオさんに憧れて、100均の筆を使ったことがありましたが、なかなか慣れませんでした(汗)
が、しかし、タミヤの「モデリングブラシ HF 面相筆」や「モデリングブラシ PRO II 面相筆 極細」を使ってみると、塗りやすくてすぐに慣れましたね。
こういった感じで、誰にでも「フィーリングが合う」「言葉にするのは難しいけど、なんとなく使いやすい」ことはあると思うので、自分に合う、慣れやすい道具を探すことも大事ですよ。
ちょっと長くなりましたが、筆塗りでキレイに塗装するために特別な道具はありません。
筆塗りに慣れ、道具を使いこなすことで、キレイに塗装できるようになります。
そして、道具を使いこなすためには、自分に合った道具を探すことも大事です。
※自分に合った道具を見つけるには、、、すいません。こればかりは実際に色々使ってみるしかないと思います。
ちなみに僕が使ってる道具類は下記にまとめてるので、参考になれば嬉しいです。
» 参考記事:ガンプラ制作に愛用してるおすすめ道具20選+α|モデラー歴5年の筆者が紹介
まとめ:筆塗りでカッコいいガンプラを作るには、まず数をこなして慣れること
今回は「キレイに筆塗りするコツ」を紹介してきました。
最後にザーッとまとめますね。
という感じですね。
そして、筆塗りでキレイに塗装するには「筆塗りに慣れること & 道具を使いこなすこと」が大事。今回解説したコツを参考にして、作業してみてくださいね。
作業をたくさんこなすと、だんだんと慣れてシンプルに筆塗りが上手くなってきます。そうすると、キレイに塗装できるようになるので、ガンプラがカッコよく仕上がりますよ。
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