どうも、ガンプラを塗装してるときの集中力が仕事で発揮できたら…とたまーに思うジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
今回はガンプラ塗装初心者に必要な道具を解説していきます。
ちなみに本記事では「初心者は筆塗装から始めることをおすすめ」してるので、筆塗装に必要な道具しか紹介してません。
記事本文でも書いてるとおり、筆塗装だと
- 必要な道具が少なくて済む
- 道具が少ないので安い
- 筆塗装は慣れるのが早い
- 特別な環境がいらない
- 気軽に塗装デビューできるから
といった理由があり初心者にピッタリだからですね。
なので、最初からエアブラシでガッツリ塗装したい!と思ってる方は欲しい情報は書いてないので、そぉ~とページを閉じてくださいね。
もしなるべく簡単に塗装したいと思ってる方は、じっくり最後まで読みすすめると、塗装デビューできますよ。
では、前置きはこのへんにして、本文をどうぞ!
ガンプラの塗装初心者に必要な道具まとめ
- 塗料
- 筆
- かき混ぜ棒
- 塗料皿
- 塗料の溶剤
- スポイト
- 持ち手
- 塗装ベース
- 作業マット
筆塗装だと上記だけでOKですね。それぞれ解説していきます。
塗料
まずは「塗料」がないと始まりませんね。
塗料は下記のように色んな種類があります。
- ラッカー塗料
- 水性アクリル塗料
- エナメル塗料
- アクリジョン
- ファレホカラー
- シタデルカラー
わりと色んな種類があって、どれがいいのか迷いますよね。筆塗りする初心者だと「水性アクリル塗料」がおすすめです。
理由は、
- 臭くないから、どこでも作業できる。
- 扱いが簡単なので、難しくない。
- 手に入りやすいので、好みの色が使える。
といった理由があるからですね。
ホビーショップや家電量販店などでも水性アクリル塗料関係の物は揃ってるので、ちょっと欲しいときとか、超便利ですよ。
まずは、使いやすい「水性アクリル塗料」がおすすめです。
ちなみに、水性アクリル塗料は、
- タミヤの水性アクリル塗料
- クレオスの水性ホビーカラー
の2種類あり、それぞれ色んな色が発売されてるの公式サイトを見つつ、好みの色で選びましょう。
- タミヤ 水性アクリル塗料一覧ページ
- クレオス 水性ホビーカラー一覧ページ ※下の方にラインナップがあるので、スクロールしてください🙇♂️
筆
いろんな「筆」がありますが、最初は安い筆で大丈夫です。100円ショップでもOKですね。
ただ選ぶのは「細~極細タイプ」にしましょう。ガンプラは小さいので大きい筆だと塗るときに邪魔だからですね。
というより太い筆だと、邪魔で塗れません。
あと、初めての筆塗装でいきなり全部塗装とかしないと思うので、大きな筆は使いにくいし不要です。
ちなみに安い筆でOKな理由は、筆は消耗品だし、良い筆を買っても手入れなど使い慣れないと筆をダメにしてしまうので、ダメにする前提で安い筆を使うほうが安心です。
なので、まずは安い筆を使いつつ、慣れてきたらご褒美にでも良い筆を使えばいいと思います。
僕も1,000円ぐらいの良い筆を買いました。が、結局、気兼ねなく使える安い筆を使ってます(笑)
もしどれを選んでいいかわからないならタミヤの「モデリングブラシHF面相筆極細」は小さく使いやすいですよ。値段も手頃でおすすめです。
※下記のスタンダードセットだと極細を含む使いやすい太さが3本セットで便利です。
かき混ぜ棒
ビンに入ってる塗料をかき混ぜて、塗料皿に出すために必要です。
塗料はそのままだと分離してるので、かき混ぜてないと使えません。
なので、かき混ぜ棒が必要なので用意しましょう。
僕はタミヤの調色スティックを使ってます。が、別にこれじゃなくても100均とかでいいのあればそれでOKですね。
マドラーとかもアリです。ただ探すのが面倒なら調色スティックをサクッと使うほうがいいですよ。
1回買えばずーっと使えます。
塗料皿
塗料を出しておく塗料皿を用意しましょう。
絵の具のパレットみたいなのでもOKですね。かき混ぜ棒と同じく、何でもかまいません。
僕はステンレスの塗料皿を買いましたが、塗装するたびに掃除するのが面倒なので、100均のアルミホイルを使い捨てにして使ってます。使い捨てに抵抗がない方は、簡単で安くていいですよ。
他にも紙パレットなどもあるそうなので、塗料皿は好きなように選べば大丈夫です。
塗料の溶剤
「溶剤」と言われるとややこしそうに感じるかもですが、簡単に書くと「専用のうすめ液」です。
「専用のうすめ液」の「溶剤」は下記のときに使います。
- 塗料を薄めて、塗りやすくするため
- 筆についた塗料を取るため
といった場合に使います。そして、溶剤は「専用のうすめ液」なので、塗料にあったものしか使えません。
「水性アクリル塗料」を使うなら「アクリル溶剤」が必要ってことですね。
アクリル溶剤は色々ありますが、タミヤの「アクリル溶剤」だとまず失敗しないですよ。
スポイト
先程の「溶剤」を塗料に入れるときに使います。
塗料と違って、溶剤は1滴とか2滴とか数滴単位で使うので、スポイトないとキツイです。
なので、100円ショップとかで用意してくださいね。
持ち手
- 塗装するとき
- 塗装して乾かすとき
上記のときに持ち手が必要になってきます。パーツによって手だと持ちにくいこともあるので、持ち手があったほうが便利ですよ。
持ち手は塗装だけじゃなく、つや消しなどのトップコートにも使えるので、用意しておきましょう。
僕はクレオスのネコの手・持ち手棒を愛用中。挟む強さも程よくて使いやすいです。
塗装ベース
先ほどの持ち手を立てて、パーツを乾かすのに使うのが「塗装ベース」です。まぁ持ち手の置き台みたいなものですね。
市販の塗装ベースはネコ爪研ぎみたいになっていて、持ち手を指して立てれます。
ちなみに、市販の塗装ベース以外だと、発泡スチロールにブスっと刺してる方もいますね。置ければ何でもいいので、買いやすい塗装ベースを用意しましょう。
作業マット
別に作業マットじゃなくても大丈夫です。新聞紙とかでOK。
塗装中は塗料をこぼす可能性があるので、万が一こぼしてもダメージを少なくするために、下に敷ければ何でもいいです。
僕はガンプラ制作のためにタミヤのA3作業マットを買ったので、それを使ってます。
何回か塗料をこぼしてますが、毎回「マットあって助かった」とホッとしますよ。
と、以上がガンプラの塗装初心者に必要な道具でした。揃えて筆塗装やってみてくださいね。
ガンプラの塗装初心者は筆塗りから始めるのがオススメな理由
理由は下記のとおり。
- 道具が少なくて済む
- 特別な環境がいらない
- 筆だから慣れるのが早い
といった理由があるからですね。
道具が少なくて費用が少ないので、もし「塗装やめた!」ってなってもダメージは少なくて済みますね(笑)
あと、僕の話で恐縮ですが、自分だけの作業部屋とかないですし、そもそも妻がラッカー塗料とか「匂いNG」なので筆塗り以外に選択肢がないんですよね(汗)
水性アクリル塗料で筆塗りなら、ほぼ無臭なのでリビングの食卓でもできます。
実際に僕はリビングモデラーですし、色んなことを気にせずどこでもできるので超気楽ですよ。
あと「筆」なら過去に使ったことあると思うので、ちょっと作業すればわりとすぐ慣れます。
なので、初心者はまず筆塗りで塗装をスタートさせつつ、ガンプラ制作を続けて慣れたら「塗装ブースデビュー」すればいいと思います。
エアブラシ塗装のほうが筆塗りよりカッコいいとか、別に塗装環境とガンプラの仕上がりのカッコよさは関係ないので、まずは気軽に始めれる筆塗装がおすすめです。
下記はセイラ・マスオさんの本でして、筆塗りでも超カッコよく作れることがわかります。僕の愛読書です。
目の保養になりますよ。
ガンプラに筆塗りで塗装する手順と方法を解説
まずは、部分塗装から始めましょう。
部分塗装とは、
- 装甲の一部
- センサー部分
- アンテナ部分
- バーニアの中
など、ワンポイントの塗装ですね。
まずは「筆塗り」のコツを掴むのが大事なので、最初から「よーし全塗装するぞ!」だと大変だし、たぶん挫折するかもです。
そんなの運動始めよう!と思って最初から数キロ走ろうとするのと同じですね。
いきなりそんな走れないし、キツすぎです。
では、続いて塗装の方法を説明しますね。
塗装の方法は下記の手順でやります。
- 塗る色を決める
- 塗料を出して溶剤で薄める
- 複数回、重ね塗りをしていく
塗る色を決める
まず塗る色を決めます。迷うなら説明書に「使った色」が「白○%、ブルー○%」と使ってる色と混ぜた割合まで書いてあるので、参考にしてみてください。
もちろん全く同じ色じゃなくてもOK。フィーリングや、好みで選ぶのも楽しいですよ。
まずは塗る色を決めます。
塗料を出して溶剤で薄める
決めた色の塗料を「かき混ぜ棒」でしっかり撹拌します。
だいたい20回ぐらい混ぜれば大丈夫ですね。このときこぼさないように要注意です。
しっかり撹拌できたら、塗料を塗料皿に出します。このとき、部分塗装ならかき混ぜ棒についた塗料ぐらいで十分ですね。(足りなかったら後から足せばOKなのでご安心を。)
続いては、出した塗料に「アクリル溶剤」を1~2滴いれます。先程のかき混ぜ棒についてる塗料の量なら1滴で大丈夫。
エアブラシだと詰まりとかあるのでキッチリ調整したほうがいいですが、筆塗装はアバウトでいいですよ。
筆塗装バンザイです。
もし塗ってみて「濃いなら1滴追加」、「薄いなら塗料を追加」して調整すれば大丈夫。何度も作業してると不思議といい感じの濃さがなんとなーくわかるようになってきますよ。
塗料を出して、溶剤で薄めましょう。
複数回、重ね塗りをしていく
あとは筆に塗料をつけて、塗っていきます。
あんまりどっぷりつけるとダマになるので、塗料につけて塗料皿の端で余計な塗料を落とすぐらいでいい感じになります。
1回目の塗装だとあんまり塗料がつきませんが、それでOK。気にせず塗りましょう。1回目が終われば、乾かして2回目も同じように塗っていきます。
あとは、これを3回、4回、5回とキレイに塗れるまで繰り返すのみ。
- 塗る
- 乾かす
- 塗る
- 乾かす
- 塗る…
これの連続ですね。ちなみに重ね塗りするときは「しっかり乾かしてから」塗ってください。
ダマが乾きにくい場合は、ダマの部分にティッシュを当てると塗料を吸ってダマがキレイになりますよ。あと、もし乾くのを待つのが面倒なら、ドライヤーで乾かすのもありです。
僕もよく使います。
塗り終えてはみ出したら、つま楊枝やデザインナイフで削ればOKなので、はみ出すのも怖くないですよ。
※もし塗装面にはみ出しそうなら、マスキングテープなどで保護するか、全集中ではみ出さないように塗りましょう。それでも塗装面にはみ出したら、はみ出した部分だけちょこっと塗装すれば治ります。
以上が筆塗りの方法です。あとは塗装面の保護のためにも最後はつや消しのトップコートを強くおすすめします。
まとめ:塗装初心者は道具を揃えて筆塗りから始めてみよう!
今回はガンプラ塗装初心者に必要な道具を解説してきました。
改めて最後にまとめると、
といった感じです。
筆塗りは気軽にできるので、やってみてくださいね。
まずは部分塗装しつつ、塗装に慣れていきましょう。ちょっと塗るだけでも雰囲気かわってカッコよく仕上がりますよ。
では、今回は以上です。これからも一緒に、楽しいガンプラライフを送りましょう!
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