どうも「いい仕事は、いい道具から。」といつも思ってるジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
今回はガンプラのディテールアップに必要な道具をまとめました。使いやすくて便利な「初心者向けの道具」を11個ご紹介してます。
具体的な商品を紹介しているので、必要なものがわかり即戦力です。とはいえ、道具は「使いこなしてこそ」なので、ピンと来たものは手にとって実際に使ってみてくださいね。
では本文をどうぞ。
ガンプラのディテールアップに必要な道具11個【初心者でも使いやすい】
おすすめの道具は下記です。
- ニッパー
- ピンセット
- ヤスリ
- スジ彫り専用ツール
- デザインナイフ
- 作業マット
- T字定規
- ピンバイス
- 彫刻刀
- コンパス
- 接着剤
それぞれ具体的な商品や「どんな時に使うのか?」も書いてるので、参考にしてみてください。
ニッパー
ニッパーはディテールアップとか関係なく、ガンプラ制作に必須ですね。ディテールアップでパーツを切るときや加工するときに使います。
ガンプラ用のニッパーを持ってないなら用意しましょう。「ガンプラ用じゃないけどニッパーならあるよ!」という方も、できればガンプラ用を用意してください。専用なので、持ちやすいし、なにより白化しずらいですよ。
理想は
- ガッツリ切る専用
- ゲートカット専用
- ゲート仕上げ用
など使い分けるのがベストです。しかし、いきなり複数持ちは出費が多くなるので、1本持ちでおすすめはタミヤの「先細薄刃ニッパー(ゲートカット用)」です。
オールマイティーに使えますよ。おすすめのニッパーは下記にまとめてるのでご覧ください。
ピンセット
続いてはピンセット。ピンセットはガンプラに手を加えようとすればするほど出番が多いツールです。
例えば、
- デカール(シール)を貼る
- 細かいパーツを掴む
- 接着パーツを支える
など。作業すればするほど、ピンセットの出番は増えてきます。
ガンプラって細かいパーツが多いので「手」だと難しいんですよね。センサーにシールとか「手」だと超苦戦ですが、ピンセットだと一撃終了です。なので、ディテールアップに挑戦するならピンセットは必須です。
ピンセットも色々ありますが、万能で使いやすいのは「アネックスのグリップ付きピンセット」で、これ1本でだいたい間に合います。
他のおすすめピンセットは下記にまとめてます。
ヤスリ
パーツを削ったり、表面をキレイにするために必須のヤスリ。合わせ目消しにも必須ですね。
ディテールアップだと、
- ガッツリ削る時:金属ヤスリ
- 細かい部分を削る時:紙ヤスリ
- それ以外はスポンジヤスリ
といった感じで、わりと色々あるほうが便利です。
が、いきなりあれこれ揃えるのに抵抗あるなら、まずはスポンジヤスリの「神ヤス」を使いましょう。圧倒的に使いやすいです。太さや粗さはいろいろありますが、まずは厚み5ミリの400番、800番を揃えればOKです。
神ヤス5ミリ:400番
神ヤス5ミリ:800番
ヤスリについては下記にてまとめてるので、参考にしてみてください。
スジ彫り専用ツール
スジ彫りしてディテールアップするために必要なのが「スジ彫り専用ツール」です。スジ彫りするとガンプラにリアル感が出るので、ディテールアップにスジ彫りは必須。
おすすめなのは、下記の3つ。
- BMCタガネ
- ラインスクライバーCS
- スジ彫りカーバイト
上から順番におすすめ順です。が、BMCタガネは基本的に品薄なので、なければラインスクライバーを使いましょう。
とはいえ、どれを選んでも「使いこなせれば大差ない」です。なので買いやすい物を選んでください。太さは0.15ミリがちょうどいい太さで使いやすいですよ。スジ彫りにおすすめツールは下記にまとめてるので参考に選んでくださいね。
またラインスクライバーの使い勝手は下記にてレビューしてます。
デザインナイフ
続いてはデザインナイフです。
- デカール(シール)を切ったり
- プラ板を切ったり
- カンナがけをしたり
とディテールアップはもちろん、ガンプラ制作でデザインナイフの登場シーンは多いです。なので、持ってない方は用意しておきましょう。
タミヤやオルファあたりがプラモ用にちょうどいいサイズでおすすめです。ちなみに僕はタミヤの「モデラーズナイフ」を使ってて、持ちやすいしいい感じですよ。
作業マット
デザインナイフや刃物を使うなら、作業マットはセットです。デザインナイフやカッターナイフで切ってるときも、作業マットは厚みがあるので刃先が刺さっても机を守ってくれます。
しかも滑りにくくなってて、怪我防止にもなりますね。
色んなサイズがあるので、机の大きさや好みで選べばOKですね。僕はタミヤの作業マットを愛用中です。他にも愛用中の道具は下記にまとめてます。
T字定規
プラ板を使うならT字定規は鉄板で必要です。T字の部分がくぼんでて、ナイフの刃先がキレイに入るようになってて感動です。
くぼみがないと刃先が安定しないので、切りにくいんですよね。
くぼみを作った人は天才。
コンパクトなので、使い方によってはスジ彫りのガイドにも使えるので、プラ板を使うなら1つは持っててください。ウェーブのT字定規(HT385)がコンパクトで使い勝手いいです。
ちなみにプラ板もウェーブの「目盛り付きプラ板」が使いやすくて、目盛りをちょうどいい硬さで、切る時に目盛りが目印になって便利。使いやすいですよ。
ピンバイス
続いてはドリルで穴を開けたりする時につかう「ピンバイス」。穴をあけるのはもちろん、丸いスジ彫りとしても使えます。
あとは、パーツを削るときも穴をたくさんあけてニッパーで切る。なんて使い方もできますね。
先端を付け替えることでいろんな作業ができるようになるので、普段のディテールアップに飽きたら導入してみましょう。
ピンバイス持ち手
ドリル刃
彫刻刀
パーツを彫り込んだり、マイナスモールド(ちょい太めのスジ彫り)をする時に使います。同じ太さのスジ彫りが続くと単調すぎるので、マイナスモールドでメリハリをつけるといい感じになります。
色んな作例を見ても、マイナスモールドはよく使われてますね。マイナスモールドはスジ彫りツールの太いのでも作れますが、彫刻刀のほうが作りやすいです。
彫り込む応用でダクト風に彫れるので、かなりリアル感でますよ。モールドに関しては下記に詳しく書いてるのでご覧ください。
ピンバイスの持ち手を持ってるなら、ゴッドハンドのビットブレード平刀が切れ味最強でおすすめです。※ゴッドハンドのビットブレードでもOKですが、スピンブレードのほうが丸も彫れて便利です。
もし、持ち手一体型がいいならウェーブの彫刻刀をどうぞ。※ゴッドハンドのほうがよく削れます。
コンパス
続いてはコンパス。通常のコンパスと違い模型用のは、
- 「両方が針」
- 長さを測ったり
- 決まった長さで目印をつけたり
- パーツに平行なスジ彫りをしたり
といった時に使います。個人的には「パーツに平行なスジ彫り」が便利で、ガイドテープ不要で片方をパーツの端に沿わせてもう片方で彫れます。
僕はドラパスのスプリングコンパスを使ってて、コンパクトでいい感じですよ。
接着剤
お次は接着剤。これはもう説明不要ですね。プラ板をくっつけたり、合わせ目消しや、パーツの接着に使います。
接着剤はいろいろありますが、
- プラモデル用接着剤
- 流し込み接着剤
- 瞬間接着剤
上記の3つあればだいたいのことはできますね。3つ揃えても500円ほどなので、お財布にも優しいです。
接着剤は下記にまとめてるので参考にしてみてください。
ガンプラをディテールアップする方法
まずは簡単なディテールアップからはじめましょう。いきなり難しいことに挑戦しても「上手くできない…」とテンション下がる&挫折感半端ないからですね。
なので、例えば下記からはじめましょう。
- 新規にスジ彫りする
- プラ板を貼り付ける
- ディテールアップパーツを貼り付ける
具体的な方法はそれぞれ別記事に書いてるので、気になる方法をご覧ください。
新規にスジ彫りをする
プラ板を貼り付ける
ディテールアップパーツを貼り付ける
※100均素材も立派なディテールアップパーツになります。
まとめ:ディテールアップに必要な道具を用意して、ガンプラをカッコよく仕上げよう!
今回はガンプラのディテールアップに必要な道具をまとめました。
紹介してきた道具を、最後にもう一度まとめますね。※クリックすると該当箇所に移動します。
上記の道具を参考にしつつ、自分のやりたいディテールアップに必要な道具を使ってみてくださいね。そして、今までよりレベルアップしたカッコいいガンプラを作りましょう。
ディテールアップのことは下記に丸ごとまとめてるので、さらっと目を通してみてくださいね。
では、今回は以上です。これからも一緒に、楽しいガンプラライフを送りましょう!
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