どうも、ノリノリの音楽を聞きながらゲート処理してるジェリド・メサ夫です。
今回は塗装なしでもキレイなゲート処理をする方法をまとめました。
必要な道具(高くないです。)も紹介しつつ、手順を詳しく書いてるので、同じようにするとキレイなゲート処理ができます。
そして、後半には「つや消しトップコート」を使うと、さらにカッコよく作れることも書いてるので、ぜひご一読ください。
では、本文をどうぞー!
ガンプラ塗装なし!キレイなゲート処理をする方法
塗装なしでもキレイにできるゲート処理の方法を解説していきます。
わかりやすく作業の流れをまとめると次の通りです。
- ニッパーで2度切りする
- ちょっとだけゲート跡を残す
- 残ったゲート跡をヤスリで削る
- 削った部分をキレイに仕上げる
それぞれ説明していく前に、まずは使う道具をまとめますね。
道具が揃ってないとキレイにゲート処理するのは難しいので、ぜひご用意ください。
無塗装のゲート処理に必要な道具
- 薄刃ニッパー
- 紙やすり / スポンジヤスリ
- デザインナイフ
デザインナイフは持ってなくても大丈夫ですが、薄刃ニッパーと紙やすり or スポンジヤスリは必須なので、用意してくださいね。
デザインナイフでゲート処理しようと考えている方は、こちらのデザインナイフでガンプラのゲート処理をキレイに仕上げるコツ5つ【完璧じゃなくてOK】をどうぞご覧ください。
また、紙やすりとスポンジヤスリは片方で大丈夫です。好みで選べばいいですが、コスパ重視なら紙やすり、作業効率重視ならスポンジヤスリを選ぶといいと思います。
具体的な商品も書いておきます。
薄刃ニッパー
理想はゴッドハンドのアルティメットニッパーです。が、高いのでタミヤの薄刃ニッパーをおすすめします。
薄刃ニッパーも2,000円ほどしますが、今回だけじゃなくこれからのガンプラ作成でずーっと使うことを考えると高くない投資です。
紙やすり
紙やすりは薄刃ニッパーと同じタミヤのフィニッシングペーパーがおすすめです。
紙やすりは400番とか600番というふうに、『番手』と呼ばれる数字がついてます。
番手の違いをわかりやすくまとめると下記です。
- 数字が小さいほど削れやすい。しかし、削り面が荒い。
- 数字が大きいほど削れにくい。しかし、削り面がキレイ。
そして、使い方的には「まずは大まかに削る。そして、仕上げていく。」という流れになるので、「小さい番手 → 大きい番手」の順番でヤスリがけをするのが基本です。
ちなみに、ガンプラ作成でよく使う番手は以下のとおり。
- 400
- 600
- 800
- 1000
フィニッシングペーパーだと番手ごとにバラ売りしてたり、「400番、600番、1000番」のセットもあるので、揃えやすい方法で用意してくださいね。
バラ売り
セット売り
スポンジヤスリ
スポンジヤスリはゴッドハンドの神ヤスがおすすめです。
神ヤスは厚みが下記の4種類あります。
- 2ミリ
- 3ミリ
- 5ミリ
- 10ミリ
ゲート処理をするだけなら、削る部分がちょろっとなので、5ミリか10ミリを選んでおけば大丈夫です。
個人的には10ミリのほうが持ちやすいので、おすすめです。
そして、紙やすりと同じく番手分けされてるので、400、600、800、1000あたりをご用意ください。
バラ売りもあるし、「600+800+1000」のセットもあるので揃えやすい方法で用意しましょう。
※セットを買うなら400番がなくても大丈夫です。
ガンプラのゲート処理の工程
必要な道具を紹介したあとは、実際にゲート処理をしていきましょう。
もう一度、作業の流れを書いておきますね。
- ニッパーで2度切りする
- ちょっとだけゲート跡を残す
- 残ったゲート跡をヤスリで削る
- 削った部分をキレイに仕上げる
では、いってみましょう。
ニッパーで2度切りする
ここが最重要です。薄刃ニッパーで2度切りしつつ、ゲートからパーツを切り離します。
「1回目はパーツから少し離れた位置で切る。残ったゲート跡を2度目でキレイに切る」のが2度切りです。
上記の写真は1回目を切った後の画像で、これぐらい残してきればOKです。
もう少し少なくても大丈夫です。
パーツを切るときに白化しちゃうと、キレイにゲート処理できないので、ここ大事です。
ちなみに白化の原因や白化対策は、こちらのガンプラのゲート処理の白化対策まとめ【直し方も解説】にまとめてるので、気になるならチェックしてみてください。
ちょっとだけゲート跡を残す
ここも最重要です。
2度切りするとき、ちょっとだけゲート跡を残してください。
上記の画像は2回目を切った後です。手で触って引っかかりがあれば大丈夫です。
あまりキワキワを切りすぎると、以下のようにキレイなゲート処理ができないです。
- パーツをえぐってしまう
- パーツのキワが白化する
ゲート跡は「ヤスリで削りつつ仕上げる」ほうが確実にキレイに仕上がるので、ちょっとだけゲート跡を残しましょう。
残ったゲート跡をヤスリで削る
400番や600番のヤスリで、ちょっと残ったゲート跡を削ります。このとき「ガリガリ削る」はNGです。
削りすぎると後戻りできないので、1回ごとに削れ具合をチェックしつつ、ヤスリがけします。ヤスリがけするのはゲート跡部分だけでOK。
ちなみに余談ですが、ヤスリだけでゲート処理する方法もあります。
気になる方は、こちらのガンプラをヤスリでゲート処理をする手順をわかりやすく解説【簡単でキレイ】をどうぞご覧ください。
削った部分をキレイに仕上げる
ヤスリがけして、ゲート跡がわからなく馴染んだら、800番や1000番のヤスリで仕上げます。
このときも1回ごとに確認しながら、ヤスリがけしてくださいね。
数回ヤスリがけすると、ヤスリ跡も目立たなくなってきます。
あとは削りカスをキレイにすれば完了。これでキレイにゲート処理できてると思います。
もし、これでも削り跡が気になるなら、メラミンスポンジでこすればキレイになります。
そして「もっとツヤがほしい!」と思うならゴッドハンドの「神ヤス磨」を使えば、キレイになりますよ。
コンパウンドで磨くのもいいですね。
とはいえ、仕上がりこだわるなら、このあとに紹介してる『つや消しトップコート』をやるほうが、簡単で格段に仕上がりがよくなります。
無塗装派でも『つや消しトップコート』だけは絶対やるべき
塗装しないよ!って人でも仕上げの『つや消しトップコート』だけはやったほうがいいです。
理由は、つや消しトップコートをすることでガンプラから『プラスチック感』が消えて、引くぐらいカッコよくなるからですね。
マジでロボット感が出て、仕上がりが200%ぐらいアップしますよ。
つや消し前とつや消し後の変化は下記のツイートがわかりやすくて、マット感がカッコいいですよね。
しかも、つや消しすると、細かいヤスリ傷が消えるので一石二鳥です。
スプレータイプ使えば、ベランダとかでささーっと作業できるので塗装ブースとかいりません。
多少の匂いはしますが、作業時間が短いのであんまり気になりません。
僕もいつも洗濯物がない時に、「ベランダ使うよー」と確認して、サクッと作業してます。
スプレー1本で500円ほどしますが、1本で3~5体は使えるのでコスパは悪くないんですよね。
一度でもつや消しの感動を覚えたら、つや消ししないとか、考えられなくなりますよ。
僕も初のつや消しは感動しましたし、Twitter見ても同じですね。
つや消し1つで感動するほどカッコよくなるので、無塗装派の人でも『つや消しトップコート』だけはやりましょう。
スプレータイプは色々種類がありますが、下記の『水性プレミアムトップコート』だと初心者でも失敗しにくいです。
まとめ:ゲート処理は塗装なしでもキレイにできる!
今回は塗装なしでキレイなゲート処理をする方法を書いてきました。
最後にもう一度まとめますね。
そして、『つや消しトップコート』をすると感動するほどカッコよくなるので、挑戦してみてください。
ゲート処理については、こちらのガンプラのゲート処理を初心者向けにわかりやすく完全解説【道具と手順も紹介】で丸ごとまとめてるので、よかったらご覧くださいね。
記事にコメントを投稿する※匿名OK
※コメントは承認制です。あとから表示されます。悩みや疑問・質問などご自由にコメントください。 いただいたコメントは全て拝見し、回答させていただきます。