どうも、脱・初心者より「脱・ぽっちゃり」をしたいジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
今回はタイトルのとおり「脱・初心者」してカッコいいガンプラを作るためには何をしたらいいの? を解決していきます。
脱・初心者するためにおすすめの作業を紹介しつつ、気になる作業の流れも書いてるので、ぜひ悩めるモデラーは最後まで読んでみてくださいね。
そして、読み終えてカッコいいガンプラ作り上げましょう!
【脱・初心者】ガンプラをカッコよく作る作業手順【作り方や工程順番も解説】
下記の作業をすると、ただ組み立てただけの時よりカッコよく作れますよ。
- ゲート処理
- 合わせ目消し
- 表面処理
- ディテール追加
- スジ彫り
- モールド彫り直し
- スミ入れ
- 塗装
- デカール貼り
- トップコート
上記作業をするとただ作るより、格段にカッコよく作れます。
ちなみに、上記で紹介してる作業は、いきなり全部やる必要はないのでご安心を。
まずは、「この作業好きだな。」「これならできそうかも。」「これ知らないからやってみよう!」ぐらいで1つずつ挑戦してみてくださいね。
そして作業に慣れてきたら、今回は合わせ目消しをやってみよう!、そして次はスミ入れまでしよう!みたいな感じで、少しずつできることを増やせばOKです。いきなりたくさんやると、疲れますよ。
あとは、何回も繰り返しやってると、どの作業も自然と「いつものガンプラ製作工程の1つ」と慣れてくるのでがんばってくださいね。
ゲート処理
組み立てたときにニッパーで切った跡が残ってると、「いかにも組み立てたプラスチックです感」が出てしまうので、ちょっとかっこ悪くなってしまいます。人間でいうと全身、服のタグがついてる状態みたな感じでしょうか。
ゲート処理は「ガンプラ作りの基本」ぐらい大事なので、ぜひやってみてください。
ゲート処理のことは下記記事でまるっと解説してます。
» ガンプラのゲート処理を初心者向けにわかりやすく完全解説【道具と手順も紹介】
※もし上記だけで物足りないなら、「ゲート処理」について書いてる記事を読んでみてください。
» ゲート処理について書いてる記事一覧を見る
合わせ目消し
作業的には、合わせ目に接着剤を塗って、削る。といった作業内容。
最近のガンプラは「合わせ目が目立たないように設計」されてます。しかし、逆に数少ない合わせ目だからこそ、目立つとかっこ悪くるんですよね。
もちろん、全パーツ合わせ目消しするのも大変なので、まずは「ここは目立つかも」と思う、1箇所でいいので挑戦してみてくださいね。
合わせ目消しの方法は下記で解説してます。
» ガンプラの合わせ目消しは無塗装だと「完璧」に消えないけど、キレイにできる。
合わせ目消しに必要な接着剤は下記にまとめてます。
» 【初心者向け】ガンプラの合わせ目消しにおすすめの接着剤4つ【特徴も解説】
表面処理
ガンプラは安全を考えて、先端や角が「わざと丸く」作られてます。しかし「わざと丸くする」ことでカッコよさ、シャープさみたいなものが減ってるんですよね。
丸くなってるパーツの角などをヤスリがけして「ピシッ!」とさせる作業をすると、パーツがシャープに仕上げて、組み立てたときにカッコよくなります。
最初は「表面処理されてること」に気づきにくいですが、比べたときに「あ、全然雰囲気が違うっ!こっちのほうがカッコいい!」ってなりますよ。
気づきにくいかもですが、本やTwitterのカッコいい作例はちゃんと処理がされてます。
とはいえ、最初から全パーツは大変なので、まずは、
- アンテナのシャープ化
- 装甲部分の角を出してみる
- ウイング部分を処理してみる
と、小さく始めてみましょう。
表面処理(面出し・エッジ出し)のやり方は下記で解説してます。
» ガンプラのエッジ出し・面出しを初心者にもわかりやすく解説【手順や道具】
ディテール追加
ざっくり書くと「リアルに見せる改造のこと」ですね。
- シールでセンサー部分を作ったり
- ビーズでモノアイを作ったり
- バーニアを金属パーツにしたり
- パーツの一部をカットして凹凸感を出す
上記はすべてディテール追加作業で、情報量が増えて普通に作るよりカッコよくなりますよ。
このあとに紹介する「スジ彫り」も情報量を増やすので、ディテール追加の一部だったりします。
つい「ディテール」とかカタカナ用語をみると難しく考えてしまいますが、そんなことないです。小さな作業はすべてディテール追加になるので、気軽にやってみてくださいね。
ディテール追加作業については下記にまとめてます。
» 【初心者向け】ガンプラのディテールアップを全部解説【具体的な方法も紹介】
ディテールアップについての記事一覧はこちら。
スジ彫り
先ほど書いたとおり、スジ彫りはディテール追加の一部。
- プラ板やパーツを貼るのが「貼るディテール追加」
- スジ彫りをすることは「彫るディテール追加」
といった感じですね。
スジ彫りすることで、のっぺりしたパーツに「装甲感」が出るので、リアルな感じに仕上がりカッコよくなります。
ざっくり手順を書くと、
- 彫る線を下書きする
- ガイドテープを貼る
- ガイドテープに沿って彫る
という流れで作業します。人によってやり方は色々ですが、上記はスタンダードな方法なので、まずはスタンダードな方法でやってみてくださいね。
ちなみに、スジ彫りを彫るときは「BMCタガネ」や「ラインスクライバー」といった「スジ彫り専用ツール」を使うと彫りやすいですよ。
初めてスジ彫りに挑戦します!という方は「初心者がやるべきこと」を下記にまとめてるので、読んでみてください。
» ガンプラのスジ彫り初心者がやるべき作業と用意すべきツールを具体的に解説
スジ彫りの方法は下記にまとめてます。
» 【簡単】ガンプラにスジ彫り(スジボリ)する方法を初心者向けに解説【4つの手順つき】
モールド彫り直し
先ほどのスジ彫りに比べて、もともとある溝を彫り直すだけなので、モールドの彫り直しの方が簡単です。なので、スジ彫りは難しそう、、、と感じる方は、まずはモールドの彫り直しから挑戦してみてください。
どうやって彫ればいいの?、どこを彫ればいいの?など、モールドの彫り直しのことは、下記に丸ごとまとめてるので、チェックしてみてください。
» 【ガンプラ】モールドの彫り直しを初心者向けに徹底解説【全て解決】
スミ入れ
スミ入れすることで、パーツが立体的に見えるので、仕上がりが見違えるようになりますよ。
彫った部分に塗料を流すので、スミ入れはスジ彫りやモールド彫り直しとセット作業です。
スミ入れには、
- シャーペン
- スミ入れペン
- スミ入れ塗料
などを使ってモールドに色をつけます。
やってみると、わりと簡単だし、作業してるとだんだんとカッコよくなるので感動ですよ。
やり方やスミ入れツールのことなど、下記記事で丸ごと解説してます。
» 【初心者向け】ガンプラのスミ入れを丸ごと解説【ツールや手順も紹介】
上記の記事でわかりにくい部分があれば、「スミ入れに関する記事一覧」をご覧ください。
塗装
続いていは塗装です。ここで言う塗装は「塗装ブースを用意してパーツを洗浄して、調色して、、、」みたいなのじゃありません。
パーツの一部をちょこっと塗る「部分塗装」のことです。
例えば、
- ダクトだけ塗る
- バーニアの中だけ塗る
- センサー部分を塗る
などなど。簡単に書くと「説明書は色がついてるけど、普通に組み立てるとシールがなく、色が内部分を塗る」ですね。
部分塗装なのでたいそうな設備は不要。ガンダムマーカーならペンのまま簡単に塗れますよ。
ガンダムマーカーだと好みの色がない場合は、タミヤのアクリル塗料だと種類が多いし、調色もできるので好みの色がみつかります。
アクリル塗料で部分塗装するなら、筆があれば大丈夫なので、これも簡単ですね。
部分塗装するだけでも、仕上がりは全然違ってきますよ。
※塗装に関する記事は、現在準備中。全力で書いてます🙇♂️
デカール貼り
付属シールとは別に、別売でガンダムデカールやコーションデカールといったデザイン性が最高のデカールが発売されてます。
そんなデカールを貼るだけで、これまた仕上がりは超カッコよくなりますよ。
カッコいいおすすめのデカールは下記に紹介してるので、参考に選んでみてくださいね。
» 【安心】ガンプラにおすすめの水転写デカール6つ【カッコよく仕上がる】
トップコート
コーティングと言っても、サーッと無色透明のスプレーをするだけなので、簡単です。ベランダとか外でサクッと作業できますよ。
トップコートをする理由は、下記のとおり。
- スミ入れやデカールなどの保護になる
- 細かいヤスリの跡が目立たなくなる
- シンプルにカッコよくなる
上記の理由があるからですね。
どれも大事ですが、個人的には「シンプルにカッコよくなる」という理由だけでもトップコートをする価値ありますね。むしろ、価値しかありません。
ちなみに、トップコートには下記の3種類あります。
- 光沢:ツヤが出る
- 半光沢:間ぐらい
- つや消し:マットな質感
キラりとするのが好きなら「光沢」といった具合で、仕上がりの好みによって選べばOK。
とはいえ、ガンプラだと「つや消し」が圧倒的に多いですね。
一度つや消しすると、カッコよさにしびれますよ。たぶん「うぉ~!」って声出ます。
ぜひトップコートをやっみてください。
※トップコートに関する記事は、現在準備中。全力で書いてます🙇♂️
脱・初心者に向けてガンプラ作りの順番を解説
ガンプラ作業は下記の順番です。
- 説明書をサクッと読む
- まずは仮組みする
- どう改造するか考える
- あとは作業あるのみ!
といった流れです。
最初は説明書を読むことがスタート
最初に説明書を読むのは、どんな順番で組み立てるのかをざっくりと理解するためと、説明書を読んでるとテンションとモチベーションが上がるからですね。
とはいえ、普通に組み立てるだけなので、いきなり組み立てスタートしても問題なしです。
説明書を読みつつ、まずは完成させます。
※ちなみにこの時、シールは貼らずに完成させます。シールじゃなく塗装するかもだし、改造したらシールが貼れないかもだからですね。
あと、改造するならパーツによっては分解してばらすこともあるので、ダボ処理をしておくのがおすすめです。ダボ処理とは「パーツを分解しやすくする作業のこと」で、詳しくは下記をどうぞ。
» ガンプラのダボ処理を初心者にもわかりやすいように徹底解説【手順も解説】
仮組みができたら、脳内作業スタート
仮組みができたら、何をどう手を加えるか? を考えます。
- 今回は合わせ目消しに挑戦だ!
- 表面処理とスジ彫りをやってみようかな。
- スジ彫りしたり部分塗装したりしてみよう。
となんとなく、超大雑把で大丈夫です。
あとから「やっぱりスジ彫りやめとこうかな。」「スジ彫りやめてモールド彫り直しだけでも良さげ」「デカール貼りやってみようかな」とか、作業してるとガンガン心変わりするからですね。
趣味で作るんだから、無理せず楽しむのが一番です。
やることを決めたら、あとは黙々と作業あるのみ。
ちなみに、改造するときの僕の作業順序を下記に書いてるので、しない作業は飛ばしたりと、参考にしてみてくださいね。
- ゲート処理
- 合わせ目消し
- 表面処理
- ディテール追加
- スジ彫り
- モールド彫り直し
- スミ入れ
- 塗装
- デカール貼り
- トップコート
改造とか手を加えるときは、基本的に上記の順番です。
たぶん、作業を続けてると「自分がやりやすい順番」が見つかると思うので、1つの目安みたいになれば嬉しいです。
なので順番に決まりはないので、好きにカスタマイズしてみてください。とはいえ、トップコートは「保護」の役目があるので、必ず最後にしましょう。
まとめ:色んなガンプラ作業に挑戦して、脱・初心者して楽しもう!
今回はタイトルのとおり「脱・初心者」してカッコいいガンプラを作るためには何をしたらいいの? を書いてきました。
脱・初心者するためには下記作業がおすすめ。
全部やるもよし、それぞれ好きな作業をするもよし。普通に組み立てるより「プラスアルファ」の作業をして、カッコいいガンプラを作りましょう。
どの作業も何回もやるとわりとすぐに慣れるので、慣れてしまえば「気づけば脱・初心者レベル」になってるので、楽しみつつ作業してみてくださいね。
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