どうも、最新のガンプラのクオリティーに度肝を抜かれてるジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。ほんと「水星の魔女シリーズ」とかスゴいです。
さて、今回は「初心者におすすめのガンプラ」をまとめました。
ブログをはじめてからこちらのガンプラ管理ページのとおり、色々作ってます。
色々作ってきた経験から、結論を先に書くと下記のとおりです。
- 初心者は、EGタイプがおすすめ
- EGで好みがなければ、HGがおすすめ
- RG、MGなどは慣れてから作るべし
- 子どもに作らせるならSDシリーズ
上記が結論です。本文では理由をわかりやすく解説しつつ、具体的なガンプラも紹介してます。
さらに記事後半では作り方のコツや初心者が用意すべき最小限の道具も紹介してるので、最初の一歩を安全に踏み出せますよ。
では、前置きはこのへんにして、本文をどうぞ。
初心者におすすめのガンプラはEG・HGタイプがベスト
ガンプラは色々ありますが、初心者には「EGタイプのガンプラ」がおすすめです。
※EG=ENTRY GRADE(エントリーグレード)の略。
具体的には、下記がEGのガンプラです。
上記がEGタイプのガンプラです。
初心者にEGタイプがおすすめな理由は次の4つです。
- とにかく、安い
- 接着剤を使わなくても作れる
- ニッパーやカッターがなくても作れる
- 塗装しなくても、最初から色分けがされている
といった感じで、つまりは「簡単に作れるガンプラ」です。
しかも「簡単に作れる」のに「カッコいい」ので仕上がりも問題なしです。簡単だけど、かっこ悪い、、、なんてことはないので、初心者でも安心して作れますね。
しかもそんなガンプラが1,000円ほどで買えるとか、バンダイの技術やばいです。
初心者は大きいガンプラは避けるべし
あと、最初から大きいサイズのガンプラ(MG・PGタイプ)や、複雑なガンプラ(RGタイプ)は個人的にはおすすめしません。
EGやMGなどのガンプラのグレードをまとめると下記になります。
グレード | 特徴 | 価格帯 | 大きさ | 難易度 |
---|---|---|---|---|
EG | 組み立てが簡単で初心者向け | 500~1,000円 | 1/144、約13cm | ★☆☆☆☆ |
HG | 部品の細かさが増し、可動範囲が広くなる | 1,000~3,000円 | 1/144、約13cm | ★★☆☆☆ |
RG | フレーム構造がリアルに再現され、細かなディテールが凝らされる | 3,000~4,000円 | 1/144、約13cm | ★★★☆☆ |
MG | 大型のモビルスーツの場合でも、細部まで高精度に再現される | 3,000~6,000円 | 1/100、約18cm | ★★★★☆ |
PG | 細部まで精密に再現され、大型のモビルスーツでも高い可動性が実現 | 10,000~20,000円 | 1/60、約30cm | ★★★★★ |
価格とともに、パーツ数が増え仕上がりが良くなる反面、難易度もあがります。
「初心者だけど、器用なので大丈夫です。」という方は無視してもらっていいです。
しかし「初心者だし、不器用なのでちゃんと作れるか心配。」という方は、最初から大きいサイズや複雑なガンプラを選ぶと、たぶん、難しすぎて挫折します。
- 箱を開けて、説明書の分厚さにやる気がなくなる。
- 説明書が難しすぎて、進まないのでやめる。
- 複雑すぎて、折れたりしてテンション下がる。
- 作業しても全然進まないので、だんだん面倒になる。
といった感じになると思います。ガンプラに限らずですが、最初は入門編や初心者用の作業からはじめますよね。
ガンプラも同じで、いきなりMGやPG、RGタイプだと複雑すぎて挫折するので、まずはEGタイプからはじめましょう。
「ガンプラデビューする初心者は「EGタイプ」から作ろう【やるべき作業も解説】」の記事でも書いてるとおり、初心者はEGタイプが作りやすいですよ。
初心者にはEGタイプ以外にHGタイプもおすすめ
ただ、EGタイプは種類が少ないので欲しいガンプラがない場合は、HGタイプもおすすめです。
HGタイプはいろんな種類があるので、自分の好きなシリーズから選ぶのもいいですね。シンプルに好きなガンプラを作るのは超楽しいですよ。
この楽しさは、もう最高です。僕はZガンダムシリーズが好きなので、Zガンダムとか百式とか、たまらんです。
とはいえ、それでも何を選べばいいのか迷うなら、新シリーズがおすすめ。
ガンプラもだんだん進化してるので、新しいシリーズほど色分けもバッチリで、カッコよく仕上がるわりに作りやすくなってます。迷うなら最新の「水星の魔女」から選べば間違いないです。
子どもに作らせたいならSDシリーズがいい感じ
もし、子どもに作らせたい、一緒に作るなら「SDシリーズ」もおすすめ。
SDシリーズはゆるキャラのように頭が大きくデフォルメされたガンプラで、パーツが少ないので小さな子どもでも作りやすいですよ。作ってからも、小さいので立たせやすいし、子どもでも持ちやすくなってます。
我が家でも子ども小さいときはSDメインでした。HGだと立たせるのにバランスがいるので、子どもにはちょっと難しいんですよね。
そして立たないと「楽しくない!」とスネますし、、、。
なので、低学年までの子どもには作りやすい、立たせやすいSDシリーズを強くおすすめします。
ガンプラ初心者がおさえるべき作り方のコツと気をつけるべきポイント
コツとポイントは下記です。
- 説明書どおりに作る
- ニッパーを使って作る
- パーツは2度切りする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
説明書どおりに作る
ちゃんと「説明書どおりに」作っていきましょう。
当たり前に聞こえるかもですが、いざ作ってみると
- 自分の好きな場所から作ってみたり
- 好きな箇所から作ってみたり
- 手順を飛ばして作ってしまったり
といったこともありえます。
そうなると、
- 大事なパーツをハメ忘れてた!最悪。
- 順番間違えて、上手くはまらない!最悪。
- 外す時に折れた!最悪、もういやだ!
なんてことにもなるので、慣れるまでは説明書どおりにきっちり作りましょう。
最初は何事も基本が大事です。
ニッパーを使って作る
パーツを切り離すときはニッパーを使いましょう。
ニッパーを使わないと、下記のようになるからです。
- 手だとパーツが取りにくい
- くねくねして切り離そうとすると、白化する
- ハサミだと固くて切りにくいから危ない
- ハサミは刃が分厚いので、白化しやすい
上記のようになって、上手く切り離せないからですね。
ガンプラはプラスチックなので、くねくねしたり、太い刃で切ろうとすると負荷がかかって白化します。白化対策は「【ガンプラ初心者向け】ゲート処理の白化対策の完全まとめ【対処法も解説】」の記事でまとめてますが、白化したあとの対処は大変です、、、。
最悪はどうしようもなくなるので、基本は「白化させない」がベスト。
そのためにはパーツに負荷をかけずに切れるニッパーを使ってください。
普通のニッパーでもいいですが、できるなら「模型用ニッパー」がおすすめです。模型に最適化されていて、コンパクトで切りやすい&切れ味がいいので、使いやすくて白化しにくいです。
ニッパーはガンプラ制作で絶対使うので、キレイに作りたいなら模型用ニッパーを使いましょう。
※EGタイプは「ニッパー不要」でも作れますが、ニッパーがあったほうがキレイに作れます。
ちなみに僕は下記のタミヤの先細薄刃ニッパーを愛用中です。パーツカット用なので、超使いやすいですよ。
他の模型におすすめのニッパーは「【厳選】ガンプラ作りに本気でおすすめのニッパー3つ【最強も紹介】」にまとめてるので、ニッパー選びの参考にしてくださいね。
パーツは2度切りする
パーツをランナーから切り離す時は、2度切りしてください。
※ランナーとはパーツが取り付いてる枠のこと
2度切りとは、下記です。
- 1度目:パーツから1~2ミリほど離れた位置で切る
- 2度目:残ったチョボをキレイに切り取る
といった作業が「2度切り」です。なんか面倒に感じるかもですが、2度切りする理由は、
- 必要な部分を間違えて切らないため
- 無理やり切って、白化させないため
- 切り跡をなるべくキレイにするため
といった理由があるからです。ようするに「失敗しないため」ですね。
ランナーからパーツを切るのは最初の作業なので、そこで失敗したら、最悪です、、、。
ちょっと間違えて済むならいいですが、大事な部分を切ったとか、テンション下がるし想像しただけでたまらんです。
ある程度慣れてきたり、めんどくさがった時に限って失敗しやすいので、面倒ですが、2度切りしましょう。
もし全部は面倒すぎる!なら「間違えたら、嫌だな」と思う部分だけでも2度切りしてみてくださいね。もちろん、2度切りするときは、先程の模型用ニッパーを使ってください。
ガンプラ初心者が持っておくべき必要最小限の道具3つ
- 模型用ニッパー
- ピンセット
- つまようじ or 綿棒
上記の3つですね。つまようじ or 綿棒はたぶん家にあると思うので、実質は2つ。
さらに、模型用ニッパーは先程紹介したので、ここで紹介するのは「ピンセット」だけですね。
ガンプラ初心者にピンセットが必要な理由
ピンセットが必要な理由は、小さな付属シールをキレイに貼るためです。シールが歪んでるとカッコよくないので、シールをキレイに貼ることは重要度高いです。
しかも、センサー部分とか奥になってることが多いので、難しい。手だと貼ろうとしても届かないんですよね。もし届いたとしても、
- 力を入れすぎてくちゃくちゃになってる
- 手の脂でシールの粘着が弱くなってる
と、なることが多いですね。
というより、小さすぎるシールだと、そもそも手で掴めません!
爪でカリカリやっても取れないし、やっと取れてもぐちゃっとなってる、、、そしてやっとの思いで掴めたともった瞬間、落ちて行方不明、、。と超ストレスたまります。
そんな時にピンセット使えば気持ちいいぐらい掴みやすくて、感動ですね。ちゃんとつかめるので、指定の場所にキレイに貼れるようになりますよ。
手持ちのピンセットでもいいですし、何を使っていいかわからないなら模型用ピンセットが使いやすくておすすめです。
模型用ピンセットは「【ガンプラ向けピンセット】初心者でも使いやすいおすすめ3選【失敗しない】」に書いてるので、参考にしてくださいね。
ちなみに、つまようじ or 綿棒はシールをおさえるために使います。
まずは最小限の道具で、ガンプラを作りつつ、作業に慣れましょう。そして、だんだんと慣れてきたら、改造に挑戦するタイミングで道具を増やしていけばOKです。まずは身軽にはじめてみてくださいね。
まとめ:ガンプラ初心者はEG、HGグレードからはじめよう!
今回は「初心者におすすめのガンプラ」をまとめてきました。
あらためて、まとめます。
上記のとおりです。そして作るガンプラに迷うなら「水星の魔女シリーズ」がおすすめ。
作りやすくなってるのに、色分けもキレイで、普通に組み立てるだけでカッコいいですよ。
ガンプラは作れば作るほど、慣れて上手く作れるようになるので、コツコツ楽しみながら続けてくださいね。
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