どうも、痛い痛い口内炎を拭き取って消し去りたい、ジェリド・メサ夫です笑。
今回はスミ入れの拭き取り方を塗料ごとにまとめました。
ガンプラ初心者の方でも、「読みつつ作業すれば、キレイに拭き取れる」ように、わかりやすくまとめてるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ガンプラ初心者でも簡単!スミ入れの拭き取り方まとめ
ガンプラ初心者でもわかりやすいように、スミ入れの拭き取り方をわかりやすくまとめました。
下記の2つの塗料ごとに、拭き取り方を分けています。
- エナメル塗料
- ガンダムマーカー
スミ入れ塗料によって拭き取り方が違ってくるので、ご使用の塗料に合わせた拭き取り方を参考にしてみてくださいね。
それでは1つずつ見ていきましょう。
エナメル塗料でスミ入れした場合の拭き取り方
- 綿棒にエナメル塗料をつける
- 軽く滑らすように拭き取る
これだけです。シンプルですね。
とはいえ、注意点もあるので詳しく見ていきましょう。
①:綿棒にエナメル塗料をつける
綿棒にエナメル溶剤をつけすぎないように要注意です。
つけすぎると、関係ない部分まで拭き取ってしまうからですね。
綿棒にエナメル溶剤をつけたあとは、下記のように軽く「サッ」とティッシュに綿棒をこすりつけると余分な溶剤がとれていい感じです。
綿棒にエナメル溶剤をつけるときは以下の二通りありますが、個人的には①のやり方でOKです。
②だと、小皿を出したり片付けるのが面倒なので、、、。
- 容器に綿棒をつっこむ
- 溶剤を小皿に出してつける
そしてエナメル溶剤はタミヤ製を使いましょう。特大でも定価で550円なので、拭き取りだけに使うならこれで一生使えるぐらいの量です。
もし、もう少し小さいのが良いならビン製タイプもあるので、好きな方を選んでくださいね。
また、自宅にジッポオイル(ライターオイル)があるなら、エナメル溶剤の代わりにジッポオイルで代替えできます。
②:軽く滑らすように拭き取る
綿棒に溶剤をつけたあとは、優しく「すぅ~、すぅ~、さっさ~。」っとパーツの上を滑らイメージで拭き取りましょう。
溶剤の力で拭き取れるので、綿棒を強く押しあてなくてOKです。
優しくパーツの上を数回滑らすと、自然と拭き取れます。
そして、拭き取りが悪くなったり、パーツが汚れるようになったら新しい綿棒に取り替えてくださいね。
綿棒は100均の綿棒で全然OKですし、クラフト用綿棒も使いやすくておすすめです。
ただ、100均だと先端がすぐにほつれてダメになるので、それが嫌ならガンプラ用のクラフト綿棒やネイル用綿棒がいい感じです。
先端が硬くて耐久力あるので使いやすいですよ。
先端が細い綿棒は、奥ばった部分とかの細かい部分にも使えるから、とりあえず持ってて損はないですね。
使い捨てに抵抗があるなら、ガイアノーツのフィニッシュマスターがピッタリです。
理由は、下記のとおり。
- 先端がゴム風のスポンジで、ちょうどいい硬さで拭き取りやすい。
- 先端が斜めにカットしてあり、綿棒よりキレイに拭き取れる。
- 汚れたら掃除したり、先端をカットして長く使い続けれる。
先端の掃除はエナメル溶剤につけおきするだけなので簡単。先端部分の替芯が現在は売られてませんが、最初から12本入ってるので十分すぎるほど持ちますよ。
替え芯がなくなるのはかなり先の話なので、そのときはまたセットで買えばいいだけの話ですね。
1回購入すれば長く使い続けれるので、綿棒とか使い捨てに抵抗ある人にはフィニッシュマスター最高です。
というより、使い捨てとか関係なしで、ただシンプルにフィニッシュマスター使いやすいですよ。
以上がエナメル塗料を使ってスミ入れした場合の拭き取り方でした。
ちょっとした注意点があるので、最後にまとめておきます。
エナメル塗料でスミ入れするときの注意点
エナメル塗料でスミ入れすると、パーツが割れることがあります。
パーツに圧力がかかった状態でスミ入れすると割れやすいので、ある程度、分解した状態でスミ入れしましょう。
続いて、ガンダムマーカー系の塗料を使った場合の拭き取り方を説明してきます。
エナメル塗料を使ってるなら、読み飛ばしてもらってOKです。
ガンダムマーカー系でスミ入れした場合の拭き取り方
- 極細ペン
- 流し込みペン
- ふでペン
スミ入れに使うガンダムマーカーは上記の3種類あります。
筆ペンタイプも入れると4種類ですが、今回は割愛します。
詳しく知りたい方は、こちらのガンプラ専用のスミ入れペンは4種類【特徴や使い方をわかりやすく解説】をどうぞ。
さて、本題に戻りますが、それぞれふき取り方法が微妙に違う部分があるので、説明していきます。
極細ペンと流し込みペンでスミ入れした場合の拭き取り方
はみ出した部分を消しゴムで拭き取ると言った感じです。
消しゴムで消すので、拭き取るとは違うかもですが、公式サイトにも書かれてるとおりの正攻法
無塗装のパーツの上ならば、はみ出した部分は、消しゴムで消すことが可能です。
消しゴム以外だと、100均とかで売ってるメラミンスポンジでも消せますよ。
もしエナメル塗料みたいに溶剤で拭き取りたいなら、ガンダムマーカー消しペンで拭き取ることができます。
消しペンで直接拭き取れますが、先っちょを綿棒に当てて、染み込ませて拭き取るほうがやりやすいです。
ふでペンでスミ入れした場合の拭き取り方
「爪楊枝や綿棒でこすって拭き取る」といった感じで、ふでペンタイプは「水性」なので、溶剤とか使わず、こすれば消えます。
もし、こすっても消えづらいなら、極細ペンや流し込みペンと同じくガンダムマーカー消しペンで拭き取れます。
大きくまとめると、ガンダムマーカー系でスミ入れするならガンダムマーカー消しペンで拭き取れるってことですね。
ガンダムマーカーを使うなら、消しペンが必須です。
ガンプラのスミ入れを拭き取るときに、気になる疑問を解決!
- 拭き取ったあとが汚くなる場合はどうすればいい?
- 拭き取るタイミングはいつがいい?
- 拭き取るまでの時間はどれくらい待てば良い?
よくある疑問は上記の3つが多いですね。
1つずつ見ていきましょう。
拭き取ったあとが汚くなる場合はどうすればいい?
状況によって対処方法が変わります。
「拭き取ったあと汚くなる」理由は、パターン分けすると次の3つ。
パターンごとに原因と解決策をまとめます。
- 拭き取ったあと、にじんで汚い場合
- スミ入れが上手く流れず汚く感じる場合
- 拭き取ったあと消えてしまったりする場合
拭き取ったあと、にじんで汚い場合
- 原因①:拭き取りが甘いから
- 解決策:もう一度、しっかり拭き取る
- 原因②:汚い綿棒を使い続けてるから
- 解決策:新しい綿棒を使う
- 原因③:表面がザラついてるから
- 解決策:光沢・半光沢塗料を使う。つや消し塗料を使うなら光沢トップコートをふいてからスミ入れする
スミ入れが上手に流れず汚く感じる場合
- 原因:モールドの彫り直しをしてない、彫りが浅い
- 解決策:モールドを彫り直す
拭き取ったあと消えてしまったりする場合
- 原因:溝がない部分にスミ入れしてるから
- 解決策:スミ入れする部分を彫ること
ザッと書きましたが、理解できましたか?
スミ入れが汚くなる原因や解決策をもっと詳しく知りたい方は、こちらの【初心者向け】ガンプラのスミ入れが汚い原因と解決策【やりすぎ注意】にまとめてるのでご覧ください。
拭き取るタイミングはいつがいい?
スミ入れを拭き取るのはトップコート直前がいいですね。
トップコートしないなら、完成直前でOK。
理由は、トップコートのあとだと、スミ入れが保護されないからです。
そして、トップコートより前すぎると他の作業でスミ入れが汚れたり、取れたりするからですね。
わかりやすいように作業の流れを書くと下記のような感じです。
作業の流れ
- 仮組み
- スジ彫りなどディテール追加
- 塗装
- スミ入れ
- 拭き取り
- トップコート
トップコートする前にスミ入れして拭き取りしましょう。
塗装しない場合など、パターン別に知りたい方は、こちらのガンプラに「スミ入れするタイミング」を仕上げのパターンごとに解説をどうぞ。
拭き取るまでの時間はどれくらい待てば良い?
急ぐなら5分ぐらい待てば拭き取りできます。
しっかりモールド(溝)が彫れてると、拭き取っても消えないので早くても大丈夫です。
しっかり乾燥させたいなら、4時間は待ちましょう。
とはいえ、そんなに急いで焦って作業すると失敗にも繋がりやすいので、ゆっくり待つほうがいいですね。
ちなみに僕は、スミ入れしたあと休憩したり、次の日に拭き取ったりするので、最低でも4時間は待ってから作業してます。
スミ入れをキレイに拭き取るためのコツは3つ
ここまで、スミ入れの拭き取り方やよくある疑問についてまとめてきましたが、最後にキレイに拭き取るためのコツを解説して終わりますね。
キレイに拭き取るコツは次の3つ。
- 塗料に合った溶剤を使う
- 綿棒はこまめに取り替える
- 焦らずじっくり作業する
ここまで書いた内容と重複しますが、重複するほど大事ってことです。
それぞれ詳しく解説していきます。
塗料に合った溶剤を使う
- エナメル塗料 → エナメル溶剤
- ガンダムマーカー → ガンダムマーカー消しペン
上記のとおりで、塗料に合った溶剤を使って拭き取りましょう。
溶剤を使わなかったり、違ってたりするとまず拭き取れません。
もし少しは拭き取れても、たぶんキレイには拭き取れないので、溶剤は超大事です。
キレイに拭き取るために溶剤での拭き取りは鉄板ですよ。
綿棒はこまめに取り替える
これ以外と盲点ですが、大事なコツです。
綿棒が汚れてると、拭き取ってるつもりが逆に「汚れをおすそ分け」しちゃってるので、「これで捨てるのもったいなかな……」と思うぐらいで取り替えてOKです。
僕はいつも下記画像ぐらいになると、交換してます。
記事の前半「エナメル塗料でスミ入れした場合の拭き取り方」の部分で書いたとおり、100均の綿棒やクラフト用の綿棒を使う場合でも、こまめに取り替えるのがキレイに拭き取るコツです。
もし、使い捨てに抵抗があるなら、ガイアノーツのフィニッシュマスターがおすすめです。
焦らずじっくり作業する
そのままでして、焦らず作業してくださいね。
スミ入れの拭き取りって、わりと完成間近の作業なので「早く完成させたい病」が発症して、謎に急いでしまうんですよね。
急いで作業すると、拭き取り忘れがあったり、逆に拭き取りすぎたりするので、「今日はゆっくり拭き取りだけしよう」ぐらいで、ゆっくり作業しましょう。
まとめ:スミ入れの拭き取り方をマスターして、カッコいいガンプラを作ろう!
今回はガンプラのスミ入れの拭き取り方をまとめてきました。
最後にもう一度、まとめますね。
エナメル塗料でスミ入れする場合
- 綿棒にエナメル塗料をつける(つけすぎないように、ティッシュで軽くふく)
- パーツの上を軽く滑らすように拭き取る
ガンダムマーカーでスミ入れする場合
- 油性ペン、流し込みペンは消しゴムで拭き取る(消す)
- ふでペンは爪楊枝や綿棒でこすって拭き取る
- ガンダムマーカー消しペンならオールマイティーに拭き取れる
スミ入れがキレイに拭き取れると「シンプルに気持ちいい!&見た目がキリッと締まる」ので、仕上がりがカッコよくなりますね。ぜひ記事を参考にして作業してみてくださいね。
ちなみに、ガンプラ制作で必要な工具については、こちらのガンプラのおすすめ工具25選!初心者から上級者まで便利な道具セット・グッズまとめでまとめているので、気になる方はどうぞご覧ください!
記事にコメントを投稿する※匿名OK
※コメントは承認制です。あとから表示されます。悩みや疑問・質問などご自由にコメントください。 いただいたコメントは全て拝見し、回答させていただきます。