どうも、素組み大好きなジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
今回は「素組みでもカッコよく作る方法」を書いていきます。
何をどうすればいいのか? をわかりやすく書いてるので、参考にするといい感じに作れるようになりますよ。
さらに「ゲート処理したほうがいい?」「素組みで良くない?」といった疑問も解決できるので、最後まで読んでスッキリしてくださいね。
では前置きはこのあたりでどうぞ!
※本記事での素組みの定義は「塗装なし、合わせ目消しもなし、スミ入れもしない、大きな改造はしない、ニッパーとヤスリ以外の道具は使わず組み立てる」ことです。
要するに「ほとんどそのままで組んで、軽く手を加えたぐらい」という感じですね。
初心者でもガンプラを素組みでカッコよく作る方法と手順
素組みでもカッコよく作る方法は下記です。
- 必要な道具を揃える
- まずは説明書を読む
- パーツは2度切りする
- ゲート処理をする
- パーティングラインを消す
- アンテナをシャープにする
- シールをきれいに貼り付ける
上記を解説してきますね。
必要な道具を揃える
まずは最低限必要な道具を揃えましょう。といっても最低限なので、下記のとおり、少ないです。
- 模型用ニッパー
- 模型用ヤスリ
- ピンセット
上記の3つだけあれば大丈夫です。
ニッパーはタミヤの先細薄刃ニッパーが使いやすくて、「コンパクト & きれいに切れる」ように模型に使いやすいように作られてるのでおすすめです。
模型用じゃなく普通のニッパーだと「大きすぎる & 切り口が荒く白化しやすい」ので要注意です。おすすめのニッパーは「【厳選】ガンプラ作りに本気でおすすめのニッパー3つ【最強も紹介】」にまとめてます。
ヤスリも同じく、模型用が便利です。おすすめのヤスリは「【保証する】ガンプラに本気でおすすめのヤスリ7選【実体験から厳選】」に書いてるので参考にしてくださいね。
おすすめのピンセットは「【ガンプラ向けピンセット】初心者でも使いやすいおすすめ3選【失敗しない】」にてまとめてるので参考にどうぞ。
まずはニッパーとヤスリ、ピンセットを用意してください。
まずは説明書を読む
作り始めるときは、まず説明書に目を通します。
理由は、
- 作業のボリューム感をザックリ把握するため
- ちゃんとパーツが揃ってるか、確認するため
- 余るパーツがあるのか、確認するため
です。
作業量が多いガンプラだと、「うわ~まだまだある…」と結構モチベーション下がったりします。
なので、先に説明書を見てると「けっこう作業量あるから、2ページずつ作るか。」みたいに完成がイメージできて、余裕が持てるので大事です。
あとは「パーツがない・割れてた」とかを見ます。ほとんど無いと思います(僕は未経験です)が、万が一、パーツが無かったり割れたりしたらメーカーに連絡しましょう。
作業中に「あれ?ないぞ…」となったら、テンション超下がりますよ、、、。
そして、ガンプラによっては使わないパーツもあるので、あらかじめ確認しておくと「余ったけど大丈夫?!」と焦らなくてすみます。
作り始める前は、まず説明書に目を通します。
パーツは2度切りする
続いて、説明書をみつつランナーからパーツを切り離す時は2度切りします。
もし1回で切ろうとして、
- 必要な部分を切ってしまった
- 切りすぎてエグれてしまった
とかなったら、大変です。残った場合は後から切れますが、切りすぎたものは戻りません。
ましてやパーツの一部を切ってしまったときの「やっちまった感」は想像しただけでもゲンナリしますよ、、、。
なので、
- 1度目はパーツから少し離れた箇所を切る
- 2度目で残ったゲートをきれいに切る
上記のように2度切りしましょう。※2度目のあとでゲート処理でキレイに仕上げるので、1ミリぐらいゲート跡が残っても大丈夫です。
ゲート処理をする
2度切りで残った、ゲート跡をヤスリでキレイにします。
上記の作業がゲート処理でして、まずは、400番のヤスリでゲート跡を削ります。そのあと800番(1000番)でキレイに仕上げれば完成です。
最初から全部のパーツをゲート処理するのは大変なので、目立つ部分や・見える部分だけでもゲート処理しましょう。
塗装なしの素組みでゲート処理をキレイにする方法は「ガンプラ塗装なし!キレイなゲート処理をする方法【必要な道具も3つ紹介】」に書いてるので、参考にしてください。
パーティングラインを消す
イメージはたい焼きのふちの部分で、ガンプラを作るときは、プラスチックを金型に流し込んで貼り合わせるので、ガンプラの性質上どうしても出てしまうんですよね。
そんなパーティングラインはパーツによっては、目立つことがあるので、消すとキレイな仕上がりになります。
ゲート処理と同じく、いきなり全部処理するのは大変なので、目立つ部分からパーティングラインを消しましょう。消し方は、400番 → 800番とヤスリがけすればOKです。
当て木をつけてヤスリがけすると、消しやすいですよ。
「当て木って?」と思われて方は「ガンプラのヤスリがけに使う当て木をどこよりも詳しく解説【おすすめ3つ紹介】」の記事をご覧ください。
まずは目立つ部分からでいいので、パーティングラインを消しましょう。
アンテナをシャープにする
これはちょっとした改造になるので人によっては「素組みじゃなくない?」と思われるかもですが、、、。ニッパーとヤスリがあればサクッとできて、いい感じになるので書きました。
ガンプラは小さい子どもでも安全なように、額などにあるアンテナや、ウイング部分の先端などが「わざと丸く」作られています。
その丸さを削ってシャープにすることで、リアル感が増してカッコよくなります。
アンテナのシャープ化は簡単で、
- 先端の丸い突起をニッパーで少し残して切る
- 残った部分をヤスリがけする
以上ですね。最初はピンピンに尖らせる必要もないので、削って丸さが取れればOKです。簡単な作業ですが、アンテナのシャープ化は「顔の印象」が良くなるので、ぜひやりましょう。
シールをきれいに貼り付ける
付属のシールを、説明書をみつつキレイに貼ります。この時、手で貼り付けようとすると、
- 細かくてつかみにくい
- シールが変に剥がれる
- 手の脂でくっつかない
- 上記だと超イライラする
といったことになるので、ピンセットを使います。ピンセットでシールを掴んで、貼る。押し付けるときは綿棒や、細かい部分はつま楊枝を使うと楽ちんですよ。
シールを全部貼り終えたら、完成です。お疲れ様でした😊
理想は最後に「つや消し」をする
記事の最初の方に書いた素組みの定義からは外れますが、「つや消し」だけは、できれば、、、いや。ぜひ、やってみてください。
理由は、つや消しをすると、プラスチックのテカリが消えて、超絶・悶絶カッコよく仕上がるからですね。
つや消しをした後の仕上がりは、感動ですよ。
作業は簡単で、つや消しスプレーがあるので、ベランダとか外でサーッとスプレーするだけ。5~10分ぐらいで終わりますよ。塗装環境とかもいらないし、僕もベランダで仕上げにつや消しをやってます。
正直、ここまで書いた作業が80点の仕上がりだとすると、つや消しの仕上がりは200点レベルです。もし、カッコよく仕上げたいなら、ぜひつや消しやってみてくださいね。
ガンプラは素組みでも、ゲート処理とかつや消しはやるべき?
できるなら、無理のない範囲でやりましょう。
理由はシンプルでやったほうがカッコよく仕上がるからですね。例えばゲート処理をやってないと「粗が目立つ」ので、仕上がりがちょい残念になります。そして、つや消しは先ほど書いたとおりで、効果は絶大。
とはいえ、趣味でやることなので、「やらないとダメ」ではないです。楽しめるなら、それが一番です。
ようするに、
- 色々やるけど、作業量多くて楽しめない:❌
- あんまり色々やらないけど、楽しめてる:⭕
上記だと思います。
ガンプラは大きな改造せず、素組みで全然OKです。
結論、楽しめるなら何でもOKですね(笑)
最近のキットはEGでもHGでも細かく色分けされてるし、造形がいいから、ただ組み立てるだけでもカッコいいです。
「水星の魔女」シリーズとかも合わせ目消しをしなくても、目立たないようになってたり、色分けが細かくなってたりと、ガンプラの進化の凄さを感じますね。
とはいえ、上手く改造できたらオリジナルのカッコいいガンプラになるのも事実ですね。なので、「素組みかどうか?」はあんまり気にせず「自分が気軽に楽しめるかどうか?」で考えてみましょう。
素組みが楽しいなら、素組み。改造が楽しいなら、改造すればいだけですよね。ただ、できることが増えるのは楽しいので、普段は素組みでも、たまには改造に挑戦するのもいいですよ。
色々やりながら、自分にあったガンプラ制作ペースを見つけましょう。
まとめ:素組みでもガンプラはカッコいい。思いっきり楽しもう!
今回は「素組みでもカッコよく作る方法」を書いてきました。
最後にもう一度まとめると、
です。とはいえガンプラは素組みとか気にせず楽しむことが一番なので、無理のない程度で、作業してみてくださいね。
そしてたくさん作りつつ、自分なりのガンプラ制作を楽しんでください。
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