どうも、ピンバイスでぐりぐりするのが楽しくてたまらないジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
今回は初心者におすすめのピンバイスについて書きました。色んな記事を見ると「○選」とたくさんのピンバイスが紹介されてますが、多すぎて逆に迷うし選べなくないですか?
僕は迷います! なので、本記事では下記の2つのピンバイスしか紹介してません。
上記の2つです。初心者はどちらかで問題なし。完璧です。
さらに本文ではその理由を書きつつ、後半では丸モールドの作り方や、ピンバイスの活用方法も書いてるので、ピンバイス選びの悩みは今日でおしまいにしましょう。
では前置きはこのへんにして、サクッとスキマ時間にでもお読みください。
ガンプラ初心者におすすめのピンバイスは『ラバーグリップ付き』一択。
初心者におすすめのピンバイスは「ラバーグリップ付き」だけです。持ち手にゴムが付いてるピンバイスですね。
というのも、慣れない作業や初めての作業って緊張しませんか?
僕は、緊張する派でして、緊張すると手汗かいたりするので、普通のピンバイスだと持ち手が金属なので滑って持ちにくいんですよね。
しかもピンバイスはくるくる回して使うので、よけいに滑る。手に油がついたままだとペットボトルのフタが開けにくいのと似てますね。
なので、手汗をかく初心者でもラバーグリップ付きだと滑りにくくてちゃんと持てるので、ラバーグリップ付きがおすすめです。
いや、ラバーグリップ付き一択です。
おすすめのラバーグリップ付きピンバイス2つ
- タミヤ 精密ピンバイス
- ゴッドハンド ショートパワーピンバイス
具体的には上記の2つがおすすめです。
タミヤ 精密ピンバイス
タミヤの精密ピンバイスは、安定の使いやすさですね。ちゃんと持ち手がラバーグリップになっていて、持ちやすさもさすがの一言。
このあと紹介するゴッドハンドに比べると半額以下でコスパも抜群。1,000円以下の知らないメーカーに手を出すなら、安定のタミヤを選ぶとまず失敗しませんよ。
ちなみに、タミヤのロゴが不要なら、アネックスだとさらに安いです。
タミヤと同じサイズで、同じくラバーグリップ付きなので、安いほうがいいならアネックスがおすすめです。
とはいえ、僕は「タミヤ」のロゴとか見るとテンションあがるので、タミヤを選びました。アネックスさんすいません🙇♂️
ゴッドハンド ショートパワーピンバイス
2つ目はゴッドハンドのショートパワーピンバイス。高いけど、使いやすさは最高級。
「ショート」とあるだけにちょっと短めのサイズ。
この「短さ」が抜群に良くて、大人の手なら女性でもすっぽり収まるサイズなんですよね。
なので、超持ちやすくて手にフィットします。しかもくるくる回しても痛くないように、背中が丸く作られてます。こういった配慮が最高。
ガンプラはプラスチックなので、作業に力は不要。大事なのは「狙った部分をちゃんと彫ること」なので、細かい作業でも安定する持ちやすさは超大事なんですよね。
ゴッドハンドのショートパワーピンバイスはかなり高めですが、持ちやすさは価格以上です。
とはいえ「いきなりピンバイスに4,000円」もキツイと思うので、まずはタミヤの精密ピンバイスから始めてみましょう。慣れてからゴッドハンドを導入すればOKです。
先端のドリル刃はゴッドハンドが最高。
ちなみにドリル刃はタミヤよりゴッドハンドが便利です。理由は「根本の太さが一定」だからですね。
太さがバラバラだと、毎回、挟み込む金具を取替えるが超面倒なんですよね。しかも細いのは持ちづらい…。あと刃先が短いのも便利ポイント。
タミヤもゴッドハンドもドリル刃は同じような価格なので、同じなら圧倒的にゴッドハンドです。
初心者こそ”模型用のピンバイス”を使うべし。
ピンバイスは色んな種類がありますが、ガンプラ初心者には「模型用」が使いやすいです。
先ほど紹介した「タミヤの精密ピンバイス」「ゴッドハンドのショートパワーピンバイス」も模型に最適化された「模型用のピンバイス」なので、さすがの使い勝手です。
もちろん、100均やホームセンターのピンバイスもいいですが、ラバーグリップ付きじゃなかったり、ちょっと大きかったりするので、初心者こそちゃんと模型用を用意するほうがストレスフリーで楽しめますよ。
ある程度、ガンプラ作業に慣れた中級者以上ならどんな道具でも使いこなせると思いますが、初心者なら「模型用のピンバイス」を使いましょう。
ピンバイスを使ってガンプラに丸モールドを作る方法
- 丸モールドを彫る場所にシャーペンとかで目印をつける
- ピンバイスに好みの太さの刃先をつけて彫る
シンプルにピンバイスにドリル刃をつけてぐりぐりやるだけですね。
ただし、彫るときはゆっくりです。一気に彫ろうとすると貫通することもあるので、まずは2~3回転させて様子を見つつ、少しずつ彫りましょう。
ドリル刃が滑って彫りにくい場合の対処方法
- けがき針で中心に当たりをつける
- 細いサイズから彫り、好みの太さに広げていく
- 急がず、力を入れずに、ゆっくり作業すること
上記をやれば滑らずに作業できます。ぜひやってみてくださいね。
ドリル刃で作った丸モールドをキレイに仕上げるために
ドリル刃で彫ったままでもいいんですが、もし「ガタガタしてるし、もっとキレイにならないかな?」と感じたなら、仕上げにゴッドハンドのスピンブレードを使いましょう。
細かいかもですが、こうした細部までこだわるほうが言うまでもなく仕上がりはカッコよくなるし、なにより完成後の達成感とか愛着も大きくなりますよ。
スゴい作例とかはこうした細部まで当たり前のようにこだわって作られてます。キレイな丸モールドを彫るならドリル派で彫りつつ、スピンブレードで整えましょう。
ガンプラ制作でピンバイスの上手な活用方法5つ
活用方法は次の5つ。
- 2段階の丸モールドを作る
- モールドにパーツを埋める
- 腰パーツを独立可動させる
- 折れたパーツを強めに接着
- パーツを切断しやすくする
それぞれ見ていきましょう。
2段階の丸モールドを作る
ちょっと前に書いた「丸モールドの作り方」の応用です。シンプルに「大きい丸モールドの中に、小さい丸モールドを作る」ですね。ちょっと手間をかけることで、さらにカッコよくなりますね。
ちなみにゴッドハンドのスピンモールドを使うと、1回彫るだけでキレイな2段階の丸モールドが彫れますよ。
モールドにパーツを埋める
ピンバイスで作った丸モールドに「リベット」などのディテールアップパーツを埋めこむことで、カッコよくディテールアップできます。
メタルパーツなん埋め込むのもカッコいいですね。ディテールアップパーツについては「ガンプラのディテールアップパーツを厳選して紹介【使いやすくてカッコいい】」にまとめてるので、チェックしてみてください。
腰パーツを独立可動させる
HGでよくある繋がってる腰パーツ(フロントアーマー部分)を左右独立して動くようにする方法です。やり方は簡単で、
- 真ん中で切断する
- ドリルで穴をあける
- 開けた穴と同じ太さの真鍮線を差し込む
- 真鍮線をちょっと残して切る
- もう片方にも穴を開けてつなげる
- あとは普通に組み立てる
以上ですね。要するに穴をあけて真鍮線を差し込むってことです。
刃がかけるので、太めのニッパーやノコを活用しましょう。
折れたパーツを強めに接着
関節部分とか折れた場合に使える方法で、先ほどの腰パーツの独立と似たような感じです。
- 折れた部分にドリル刃で穴を開ける
- もう片方の接着面にも穴を開ける
- 穴に真鍮線を差し込み、接着する
といった感じです。普通に接着するより「真鍮線を入れて接着したほうが強度が出るよ」ってことですね。これができると、折れたときの精神的ダメージがかなり減りますよ(笑)
パーツを切断しやすくする
パーツの一部を切り取るときに、ドリルで穴をボコボコ開けておくと切断しやすくなります。例えば四角にきるとき、4つの角にドリルを開け、穴をつなぐようにニッパーで切るという感じですね。
もし面積が広いなら、たくさん穴を開けてから切断すればOK。あとは、切断面をヤスリがけすれば、キレイに切り取れます。
まとめ:使いやすいピンバイスを使って、ガンプラ制作を楽しもう!
今回は初心者におすすめのピンバイスについて書いてきました。
改めてまとめると、
という感じですね。丸モールドを作るのにピンバイスは必要だし、これからディテールアップや改造をするならどんどんピンバイスの出番は増えていきます。
使いやすいピンバイスを選んで、楽しみつつ、自分好みのガンプラを作りましょう。
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