どうも、筆塗りで緊張して手が震えるときに「エイヤーっ!」と勢いで乗り切ろうとしたら、ほぼ失敗するジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
緊張してる時ほど、冷静にですね。
さて、今回は「水性塗料で筆塗りする方法」を解説していきます。
ギャラリーページで紹介してる作品はすべて水性塗料で筆塗りしてるので、参考になるはず。
後半では、「おすすめの水性塗料は?」「希釈はどれぐらい?」「下地は必要なの?」などの、疑問も解決してるので、水性塗料で筆塗りしようと思ってる方の知りたいことが詰まった記事になってます。
※筆塗りに必要な道具は「【簡単】ガンプラの塗装初心者に必要な道具まとめ【手順も解説】」の記事でまとめてるので、参考にしつつ用意してください。
ガンプラに水性塗料で筆塗りする方法【難しく考えなくてOK】
下記のとおりです。
- 塗料を「しっかり」混ぜる
- 塗料をちょっとだけ薄める
- 何回も重ね塗りして塗装する
上記ですね。
基本的には筆で絵の具を塗るのと同じなので、難しく考えずにOKです。
ではそれぞれ見ていきましょう。
塗料を「しっかり」混ぜる
わりと肝心です。
しっかり混ぜないと、塗料は分離してるので、そのまま使っても色がつかないからですね。
塗料を出す前に、蓋を開けて、かき混ぜ棒(調色スティックやマドラーなど)で20~30回ほどぐるぐる混ぜましょう。
塗料をちょっとだけ薄める
しっかり撹拌したら、塗料皿に塗料を出して希釈して薄めます。
※僕は掃除が面倒なので、100均のアルミホイルを使い捨ての塗料皿にしてます。
希釈する溶剤はスポイトで1滴ずつ入れてくださいね。
入れすぎるとシャバシャバで塗れません。もしシャバシャバになったら、塗料を足して調整します。
ちなみに、出す塗料は最大でも1円玉ぐらいの量にしましょう。出しすぎると塗ってる間に乾いて使えなくなるからですね。
ある程度塗って、乾いたり、足りなくなったら、また塗料を出して、希釈して塗るを繰り返します。
希釈は水性塗料で筆塗りの場合「◯%」とか細かく気にせず、1円玉ならスポイトで2滴ぐらいで十分です。
※希釈は水性塗料のメーカーに合った溶剤 or 水で希釈します。僕はタミヤの水性アクリルがメインで、「水」で希釈してますが、無問題ですよ。
ある程度アバウトでいいところも、水性塗料のメリットかもですね。
塗料を混ぜたら、塗料皿に出して、ちょっとだけ薄めます。
何回も重ね塗りして塗装する
あとは、パーツに塗っていくだけ。
水性塗料に限らずですが、筆塗りの基本は「重ね塗り」です。
最低でも3回、できれば4~5回重ね塗りすれば、キレイに塗れますよ。
※後述してますが、塗るときは塗料をつけすぎないように要注意。
1~3回目はムラがあったり、透けてても、さらに重ね塗りすれば、だんだんとキレイになっていきます。
- 1回目:塗料が弾かれて、ほとんど塗れない
- 2回目:少し塗れる。でもまだ弾かれる。
- 3回目:少しずつ塗れてくる。少し透ける部分もあり、ムラもある。
- 4~5回目:ムラがだんだんと消えて、塗装ができてくる。
上記のように、筆に塗料を付けすぎずに、4~5回重ね塗りして、塗装しましょう。
あとは、これをパーツごとに塗装していくだけですね。がんばってください。
ガンプラに水性塗料で筆塗りするときに気になる疑問を解決
下記のような疑問があるかなぁと思います。
- おすすめの水性塗料は?
- 水性塗料の希釈はどれぐらい?
- 下地(サーフェイサー)は必要?
- 筆ムラ対策はどうすればいい?
おすすめの水性塗料は?
ありません。というより、タミヤの水性アクリルとか水性ホビーカラーとか、アクリジョンとか、シタデルカラーなど、、、なんでもいいと思います。
どんな塗料でもキレイに塗装された作品は、カッコいいです。
どれを選んでも、
- 希釈して
- 重ね塗りして
と作業は同じなので、好みの色がある塗料や、近くに売ってて買いやすいとかで選べばいいと思いますよ。
僕はタミヤの水性アクリルがメインでたまに水性ホビーカラーも使ってます。
理由は「水」で希釈してもちゃんと塗れるし、近所の家電量販店で売ってるし、色も豊富だからですね。
どの塗料も癖みたいなのがあるので、好きな塗料で使い慣れるのが一番です。
水性塗料の希釈はどれくらい?
水性塗料の少し前に書いたとおりで「1円玉ほどの塗料に対して1~2滴」ぐらいです。
エアブラシと違い、筆塗りなので、詰まるとかないので、あんまり細かく気にしなくても大丈夫。
希釈率に正解はないので、色々試しつつ、塗りやすい濃度を探してみてくださいね。
下地(サーフェイサー)は必要?
個人的には使ったことないし、使わずに塗装できてるので、不要かと。
とはいえ、水性塗料の種類によっては、
- キレイに発色しない
- どうしても、少し透ける
といったことがあると思うので、そうなれば下地やサーフェイサーを使いましょう。
ちなみに僕はどうしても透ける色の場合は、透けない色に変更したりします。下地とかサーフェイサーとか面倒に感じてしまうので、すいません(汗)
なので、僕と同じめんどくさがりの人は下地は不要ですね。そうでない人は、下地を塗ればスッキリ塗れると思います。
筆ムラ対策はどうすればいい?
4~5回重ね塗りして残るようなちょっとした筆ムラは、つや消しトップコートをすれば消えます。
ですが、1~2回しか塗装してない場合の筆ムラは消えないので、もう少し重ね塗りしましょう。
あと筆ムラができにくくする工夫としては、
- 同じ方向ばかり塗らない
- 塗るときに塗料をつけすぎない
重ね塗りしつつ、上記を意識してみてください。
あと、今回の筆ムラは勉強だと思う、「あきらめも肝心」かもです。
ガンプラにキレイに筆塗りするためのコツ5つ
コツは下記の5つです。
- 少ない回数で塗ろうとしない
- 一定方向ばかり塗らない
- 濃度調整を細かくする
- 筆に塗料をつけすぎない
- 急がずゆっくり塗装する
これまで書いてきた内容と、一部重複することもありますが、上記のとおり。
詳しい中身を知りたい方は「ガンプラをキレイに筆塗りする5つのコツ【裏技はありません】」の記事で解説してるので、チェックしてみてください。
まとめ:水性塗料で気軽に塗装を楽しもう!
今回は「水性塗料で筆塗りする方法」を解説してきました。
改めて、最後にまとめますね。
といった感じですね。
水性塗料は細かいことを気にせずアバウトに塗れるところが良いところなので、ぜひ気軽に楽しんでください。
筆塗りはやればやるほど慣れるので、ぜひ手を動かしてみてください。
では、今回は以上です。これからも一緒に、楽しいガンプラライフを送りましょう!
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