どうも、年々、ガンプラ制作ツールが増えているジェリド・メサ夫(@jeridmessao )です。
今回はガンプラ初心者に向けて「これだけは揃えておいたほうがいいよ!」というツールをまとめました。
他の記事では色んなツールが紹介されてますが、正直、多すぎると「で、使いやすいツールはどれなの?」って迷いますよね。
そこで、本記事では僕自身が実際に使ってるツールから「これは上級者向けだな。」というツールは除外して、初心者でもちゃんと使えるツールのみ掲載してます。
なので、最後まで読むと必要なツールだけわかりますよ。では簡単にまとめてるのでどうぞご覧くださいませ。
ガンプラ製作ツールで初心者が揃えるべきは3つだけ
初心者が揃えるべきツールは下記の3つだけでOKです。
- ニッパー
- ピンセット
- つまようじ
上記の3つあれば説明書どおりに組み立てができるので、今すぐガンプラ製作スタートできます。使わない道具は揃えても意味ないので、必要最低限で大丈夫ですよ。
とはいえ、これだけだと物足りないかもなので下記の「あれば便利なツール」も一緒に紹介していきます。
- 作業マット
- デザインナイフ
- ヤスリ
- パーツオープナー
- スミ入れペン
- 接着剤
- メラミンスポンジ
ではそれぞれ見ていきましょう。
ニッパー
1000%必須です。
ニッパーがないとパーツを切り取れないので始まりません。
ハサミとか爪切りだと固くて切りづらいので、怪我するかもなのでやめましょう。
器用な人は100均のニッパーでもOKですが、不器用な人はガンプラ用のニッパーがいいですよ。
- ガンプラ向けにコンパクトでちょうど良いサイズ
- コンパクトなので持ちやすくて、使いやすい
- プラスチック向けなので、キレイに切れる
といった理由があって、ガンプラ用のニッパーがおすすめです。
ガンプラを続けるかどうかわからないなら、バンダイスピリッツ「エントリーニッパー」を、続ける予定ならタミヤの「先細薄刃ニッパー(ゲートカット用)」がおすすめのニッパーです。
ガンプラ用のニッパーに関しては下記に詳しくまとめてるので、気になる方はチェックしてみてください。
ピンセット
ピンセットは500%ほど必須。小さいパーツを掴むときや、シールを貼るときに使います。10代ならいいですが、30代や40代以上だと細かい作業が難しくなるので、用意しましょう。
頭のセンサー部分とか1ミリぐらいの大きさなので手だと掴めないんですよね。
何回も繰り返すとイライラするし、手の脂で粘着が弱くてズレやすくなったりして、手で作業してもいいことないですよ。
なので、ピンセットを用意してくてださいね。100均のピンセットでもいいですが、先がピンピンに尖ってるのは避けましょう。
指に刺さったり、シールが破けたりするからですね。
何を選んでいいかわからない人は、ガンプラ用にピンセットが使いやすくておすすめです。コスパ重視ならタミヤの「ストレートピンセット」、使い勝手重視ならアネックスの「グリップ付きピンセット」がいい感じです。
ガンプラ向けのピンセットは下記で紹介してるので、ご覧ください。
つまようじ
ガンプラ製作で意外と出番が多いつまようじ。細かい部分にシールを貼り付けるときなどに大活躍します。普通のつまようじで大丈夫なので、家にあるつまようじを使ってくださいね。
ここまで、
- ニッパー
- ピンセット
- つまようじ
以上の3つを紹介してきました。この3つがあれば説明書どおりに組み立てるなら困らないので、他のツールは必要ないです。なのでサクッとガンプラ製作をスタートさせましょう。
個別に購入するのが面倒なら、工具セットもいい感じ。
なぜなら、ニッパーやピンセットなどまとめて買えるからですね。
とはいえ、中には不要な道具があったり、質が高くないものもあるので要注意です。
個人的にはガンプラ向けに作られてるツールは圧倒的に使いやすいので、ガンプラを続けるか不明ならサクッと100均や工具セットで揃えつつ、続ける予定なら個別に揃えるほうが結局使い勝手がいいのでオススメです。
続いては、「あれば便利なツール」を紹介していくので、必要になれば導入してみてくださいね。
作業マット
作業マットは、
- 机を汚さないため
- 安全に作業するため
といった理由で必要です。
パーツの切りくずとか、接着剤や塗料をこぼしたときも作業マットがあれば机が汚れません。また、作業マットは「ほんの少し弾力がある」ので、ナイフの先が刺さっても滑らないので安全。
机のままだと、滑って怪我することもあるので、作業マットがあるほうが安心ですね。
100均でも作業マットが売ってますが、小さかったりするのでA3サイズぐらいあると、広くて使いやすいですよ。
作業マット以外に作業ステーションもあります。余裕があるかたはこちらもどうぞ。
デザインナイフ
ガンプラ製作を続けると「デザインナイフの出番が多い」ことにビビりますね。
シールを切ったり、パーツの出っ張りを切ったり、プラ板を切ったりと「切る」作業は当たり前で、合わせ目消しなどカンナがけのように「削る」作業にも使います。
カッターナイフと違いペン持ちができて、刃先が小さいので取り回しがしやすく、ガンプラみたいに小さい作業には最適。ガンプラ製作を続ける中で登場シーンが増えるので、続けるならデザインナイフ1本は持っておきましょう。
タミヤやオルファあたりが使いやすくておすすめです。
ヤスリ
ガンプラを改造したり、手を加えるならヤスリは必須です。
- パーツのゲート跡をキレイにする
- パーツの平面をキレイに整える
- パーツの歪みをキレイにする
- アンテナをシャープにする
- 接着剤で合わせ目を消す
などなど、ガンプラに手を加えるときはヤスリがないと始まりません。
大きく改造しない人でも「ゲート跡キレイにする作業(ゲート処理と言います)」は、ちょっとの手間でカッコよく仕上がるので、ぜひやってみましょう。
まずはゲート処理のためにヤスリを用意して、作業してみてくださいね。
ゲート処理については下記にまとめてるので参考にどうぞ。
ヤスリは、
- 紙やすり
- スポンジヤスリ
- 金属ヤスリ
上記の3種類あり、初心者だと「スポンジヤスリ」が使いやすくておすすめです。
このあたりのことは、下記でまとめていて、全部使った中から本気のヤスリだけ紹介してるので参考にしてください。
パーツオープナー
パーツオープナーとは、一度組んだパーツを分解するときに使います。
一度でも分解しようとした人はわかると思いますが、基本、手だと分解できません。
できたとしても、パーツが折れたりして壊れます。
そこで、パーツオープナーがあると隙間に差し込んでグリグリやれば、壊すことなく分解できます。
組み合わせるパーツを間違ったり、改造するためには仮組みして分解する必要もあるので、パーツオープナーはけっこう重宝しますよ。
スミ入れペン
サクッとスミ入れを体験したい人におすすめです。ペンタイプなのでなぞるだけでスミ入れができるからですね。
スミ入れすると驚くほど「リアル感」が出るので、仕上がりがたまらなくカッコよくなりますよ。
スミ入れペンには、
- 筆ペンタイプ
- 極細タイプ
- 流し込みタイプ
- シャーペンタイプ
上記の4種類あるので、下記に特徴をまとめてるので参考にしつつ選んでみてくださいね。
「そもそもスミ入れって何?」という方は下記をご覧ください。
接着剤
接着剤は、
- パーツを接着して改造する
- 折れたパーツを修復する
- 合わせ目を消す
上記のようなときに接着剤が必要になってきます。
改造する人はもちろん、たまにパーツを折ってしまうことはあるので、1つぐらいは持っておいても便利ですよ。
ガンプラ向けの接着剤は下記にまとめてるので、参考にしてみてくださいね。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジは、
- はみ出したスミ入れを消す
- ヤスリかけのあとの掃除
- パーツのテカリを消す
- ヤスリ自体の掃除
といった使い道があります。
ヤスリの掃除やはみ出したスミ入れを消すのに活躍するので、持っておいて損はないですね。
万が一ガンプラで使わなくても、キッチンの掃除とかにも使えますし。ホームセンターや100均で売ってるので大丈夫で、最初からカットされてるほうが便利です。
以上が「あると便利なツール」でした。必要に感じたら導入してみてくださいね。
初心者とか関係なく、本気でおすすめしたいガンプラ製作ツール
ここまで「ガンプラ初心者なら持っておいたほうがいいよ」というツールを紹介してきました。続いては「初心者とか関係なく、本気でおすすめしたいガンプラツール」を書いて終わります。
さきほど紹介してきてツール以外で、実際に使ってる中で、おすすめのツールは下記の通り。
- BMCタガネ
- ラインスクライバー
- アネックスピンセット
- スジ彫りヤスリ
- ゴッドハンド神ヤス
- ドラパススプリングコンパス
- キワミ極地ヤスリ
- ホーザンピンセット厚肉仕上げ
- 五万石プラスチックヤスリ
- 水性プレミアムトップコート
上記がおすすめです。
わかりやすいように、一覧表にまとめました。
名前 | 画像 | おすすめポイント |
---|---|---|
BMCタガネ | キレイに彫れるスジ彫りツール。 品薄で手に入りにくい。 | |
ラインスクライバー | 使いやすいスジ彫りツール。 ペン持ちができて簡単に使える。 | |
アネックスピンセット | 持ちやすく、非粘着加工でシール離れが良い。 | |
スジ彫りヤスリ | いわゆる目立てヤスリをガンプラに最適化したもの。 接着面のスジ彫りに最適。 | |
ゴッドハンド神ヤス | 厚みによって使い分けできるヤスリ。 洗って何度も使える。 | |
ドラパススプリングコンパス | スジ彫りの当たりつけに便利。 幅をセットすればキレイな平行線が彫れる。 | |
キワミ極地ヤスリ | 細部のスジ彫りに最適。 むしろ、これないとツライ。 | |
ホーザンピンセット厚肉仕上げ | ビビるぐらい掴める。 紙やすりもカッチリ掴めますよ。 | |
五万石プラスチックヤスリ | 気持ちいいぐらい彫れる金属ヤスリ。 思うように彫れてたまらない。 | |
水性プレミアムトップコート | つや消しスプレー。 他だと白くなる厚拭きも、これなら大丈夫。 |
どれもこれも本気でおすすめでして、詳しくは下記の愛用してる道具記事にまとめてるので、参考にしてみてください。
まとめ:ガンプラ初心者に必要なツールは少なくてOK
今回はガンプラ初心者は「これだけ揃えれば大丈夫!」というツールを紹介してきました。
下記の3つあればガンプラ製作をスタートできます。
- ニッパー
- ピンセット
- つまようじ
上記があれば説明書通りの組み立てには困らないはずなので、まずは身軽にガンプラ製作スタートさせてみてくださいね。
そして数体作ったあとで改造とかにチャレンジしようと思ったタイミングで、必要な道具を揃えていけばOKです。
最初から道具ばかり揃えてると「道具道楽」になるので、ご注意を。(←僕がそうでしたから……)
使わないツールが増えてもモッタイナイですよね。なので、まずは身軽にスタートしてみましょう。
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