どうも、新しいヤスリをゲットしたら最高にテンションが上がるジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
ヤスリっていざ買おうと思うと、金属とかスポンジとかペーパーヤスリとか、、、。色々あって何がおすすめなの?って感じですよね。
そこで、今回はガンプラ向けのおすすめヤスリを紹介していきます。
ヤスリの特徴をわかりやすく書きつつ「こんな作業にはこのヤスリがおすすめ!」と具体的に紹介してるので、自分に必要なヤスリが見つかりますよ。
実際に使ってる中から本気で使いやすいヤスリだけ紹介してるので、参考にしてください。
ガンプラに本気でおすすめのヤスリ7選
- タミヤ「フィニッシングペーパー」
- ゴッドハンド「神ヤス」
- タミヤ「ベーシックヤスリセット」
- ゴッドハンド「エッジ出しヤスリ」
- ヘミアイピィディー「キワミ極地ヤスリ」
- タミヤ「ハードコートヤスリPRO」
- 五万石「プラスチックヤスリ」
上記が実際に使ってる中で、おすすめできるヤスリです。
他にもヤスリを持ってますが、使い続けてるのは紹介してるヤスリだけです。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
タミヤ「フィニッシングペーパー」
種類 | 紙やすり |
おすすめ用途 | 全部 |
価格 | 132円(3枚入り)※セット売りもあり |
まずはタミヤのフィニッシングペーパー。シンプルに「紙やすり」なので、カッターやハサミで好みの大きさに切って使います。
紙やすりの特徴は次のとおり。
- 3枚で130円と、とにかく安い
- 水研ぎできるから、ホコリが飛びにくい
- 当て木などに切り貼りして、どんな形でも使える
- 平面から曲面、細かい部分まで、どこでも使える
つまりはコスパ最高で、オールラウンドに使えるヤスリですね。
具体的な使い方は下記のとおり。
- 好きな大きさにカットしてヤスリがけする
- 小さく折りたたんで細かい部分をヤスリがけする
- 当て木に貼り付けてゲート処理・表面処理に使う
- スポンジに貼り付けたり、折りたたんで曲面に使う
といった感じで、ゲート処理から表面処理まで、幅広くこなせます。
表面処理とは?と思う方は下記をご覧ください。
紙やすりは単体だと使える場面が限られてきますが、
- 当て木
- プラ板
- スポンジ
など、組み合わせることで「どんな場面でも使える」ようになります。なので、紙やすりはとりあえず買っておいて損はないですね。むしろ、模型やるなら持っておきましょう。
当て木って何?って方は、下記でわかりやすく解説してるのでご覧ください。
番手はいろいろありますが、400番と800番(1000番)の2つあれば大抵のことはできます。
タミヤ以外にゴッドハンドからも紙やすりが発売されてて、こちらも使いやすいですよ。
ゴッドハンド「神ヤス」
種類 | スポンジヤスリ |
おすすめ用途 | 3ミリ→曲面の処理 / 5ミリ→ゆるい曲面・平面の処理 / 10ミリ→平面の処理 |
価格 | 605円(5ミリ4枚入) ※厚みによって違う。セット売りあり |
続いてはゴッドハンドの「神ヤス」です。神ヤスはスポンジヤスリで、そのままでも使えますし、カットして使うことも可能。
神ヤスの特徴は次のとおり。
- そのままで持ちやすい
- 厚みによって使い分けができる
- 水研ぎできるから、ホコリが飛びにくい
- メラミンスポンジなどで掃除して長く使える
紙やすりより高めですが、そのままで持ちやすくて、気軽に使えます。
掃除すれば何度も使えるので、最初は高いけど長い目でみるとコスパ良いですよ。
神ヤスは厚みが3種類あり、それぞれ使い方が違ってきます。
- 2ミリ → 当て木に貼り付ける専用
- 3ミリ → 曲面のヤスリがけ
- 5ミリ → ゆるい曲面・平面のヤスリがけ(面出し・エッジ出しは難しい)
- 10ミリ → 平面のヤスリがけ(短めの面出し・エッジ出しならOK)
厚みによる使い分けは上記のような感じですね。
個人的には「3ミリを曲面の表面処理」、「10ミリをゲート処理やちょっとしたヤスリがけ」という感じで使い分けしてます。
あとは紙やすりと同じく、カットして細かい部分のヤスリがけにも使えるので、わりと万能ですよ。
神ヤスも番手分けされてるので、400番と800番の2つあればOKです。
400番
800番
紙やすりに比べるとできることは少ないですが、初心者だといきなり難しいことはしないので、まずは気軽に使いやすい神ヤスからどうぞ。
タミヤ「ベーシックヤスリセット」
種類 | 金属ヤスリ |
おすすめ用途 | ゲート処理、合わせ目消し、パーティングライン消しなど |
価格 | 660円 |
ベーシックヤスリセットは、
- 平
- 半丸
- 丸
上記の3本がセットになってる金属ヤスリです。
ベーシックヤスリセットの特徴は下記のとおり。
- 小さいからガンプラにピッタリ
- 手頃な価格で買いやすい
- ほどよい削り心地
模型用にコンパクトになってて、取り回ししやすくて、使いやすいですよ。
3種類の形があるので、場面によって使い分けできます。
個人的に登場シーンが多いのが「半丸」でして、ゲート処理や合わせ目消し、パーティングラインを消したり、「ここだけちょっとヤスリがけしたい」ってときに使いやすいですね。
細長いので、紙やすりや神ヤスでは入りにくい部分も届くので、必須じゃないけど「あったら便利」なヤスリですよ。
ゴッドハンド「エッジ出しヤスリ」
種類 | 金属ヤスリ |
おすすめ用途 | エッジ出し、面出し |
価格 | 3,300円 |
次は神ヤスと同じゴッドハンドが作っている「エッジ出しヤスリ」。
名前のとおり「エッジ出し(面出し)専用のヤスリ」ですね。
特徴は次のとおり。
- 硬いのでバシッと平面がキマる
- 360度、どんな方向でも削れる
金属でカッチカチなので、ブレませんね。
なので、パーツの上において動かしやすい方向に動かすだけで、キレイにエッジ出しができますよ。
「エッジ出し専用」なので用途は超狭いけど、「エッジ出しのためだけ」に買っても値打ちありです。
ヘミアイピィディー「キワミ極地ヤスリ」
種類 | 紙やすり |
おすすめ用途 | 細部のヤスリがけ |
価格 | 約1,300円 |
「キワミ極地ヤスリ」は普通だと届かない「細かい部分専用のヤスリ」です。
1袋に先端の角度が30度のものが4本、45度が4本の合計8本入ってます。
特徴は次のとおり。
- 細かい部分のヤスリがけができる
- 先端の紙やすりを自由に取り替えできる
この角度と持ち手の凹み具合が抜群で、小さくてもちゃんと力を入れてヤスリがけできるんですよね。
しっかり作られてるので、力をいれても折れません。
合わせ目消しのときに、ダクト部分の側面とか、武器の凸凹などに不要な接着剤がついたときに大活躍。
紙やすりやスポンジヤスリを切って使うより、持ち手がしっかりしてるので、キレイにヤスリがけできます。
目立つ部分はちゃんとしてるのに、細かい部分で手を抜いてると「あれ?」って感じで意外と目立つんですよね。
タミヤ「ハードコートヤスリPRO」
種類 | 金属ヤスリ |
おすすめ用途 | 表面処理、パテ削り、パーティングライン消し、合わせ目消し |
価格 | 2,860円 |
ハードコートヤスリPROは、とにかくゴリゴリ削れる金属ヤスリです。
特徴は次のとおり。
- ゴリッと削れる
- ごっそり削れる
「ちょっとだけ削る」みたいな、細かい作業には向きませんが、パテやパーツをごっそり削ることに関しては超絶パワーですね。
僕も最初のころは超絶パワーを持て余して、必要な部分まで削ってしまうことがありました。
そのぐらい削れますよ。
パワーもあるのに、目詰まりしにくいのもいい感じです。もし目詰まりしても、掃除もしやすくてグッド。
仕上げには向きませんが、とにかくよく削れるので、パテをよく使うなら一緒に持っておきたい1本です。
五万石「プラスチックヤスリ」
種類 | 金属ヤスリ |
おすすめ用途 | 表面処理、ゲート処理、パテ削り、パーティングライン消し、合わせ目消し |
価格 | 約2,000円 ※太さによる |
通称「スキヤキヤスリ」と呼ばれる金属ヤスリです。
特徴は次のとおり。
- 彫り心地が絶妙
- 仕上がりが綺麗
- 思うように削れる
といった具合で、個人的には金属ヤスリの中では一番、手になじんで使いやすいです。
金属ヤスリでよくある「引っ掛かり」がなく、すぅーっと削れるんですよね。
なので、思うように気持ちよくヤスリがけできます。
- ゲート処理
- 合わせ目消し
- パーティングライン消し
といったことはもちろん、パテを削るといった「ゴリゴリ系の作業」も完璧にこなせますよ。
P1とかP3とか太さが色々ありますが、僕は「P-2とP-5」を愛用中です。
スキヤキヤスリ、最高ですよ。
スキヤキヤスリを含め僕が愛用中の道具を、下記にまとめてるので気になる方はチェックしてみてください。
ガンプラに使うヤスリの失敗しない選び方
ヤスリ選びに失敗しないためには、下記のポイントをおさえましょう。
- ヤスリの特徴を理解して
- 用途にあったヤスリを選ぶ
では見ていきます。
ヤスリの種類と特徴まとめ
これまで「おすすめのヤスリ」でも紹介してきたとおり、ガンプラ用のヤスリは下記の3種類あります。
- 紙やすり:フィニッシングペーパー、神ペーパーなど
- スポンジヤスリ:神ヤス、ウェーブヤスリスティックなど
- 金属ヤスリ:ベーシックヤスリ、ハードコートPRO、エッジ出しヤスリ、スキヤキヤスリなど
それぞれ特徴をまとめてみました。
紙やすり | 切ったり、折ったり、貼ったりして、どんな形でも使える。 番手で仕上がりが調整できる。 水研ぎでホコリが出にくい。 当て木などで使い方が拡張できて、どんな作業でもこなせるオールラウンダーなヤスリ。 |
スポンジヤスリ | 切って大きさを変えれる。 厚みによって平面や曲面の使い分けができる。 そのまま持って使える。 番手で仕上がりが調整できる。 水研ぎ可能。 ゲート処理や合わせ目消しなど、よくやる作業は紙やすりより気軽&簡単にこなせる。 |
金属ヤスリ | 形状や大きさは固定。 パワーがあり耐久性が高い。 硬いので平面がキレイに削れる。 面出しやエッジ出しといった平面・整面処理に最適。 |
ヤスリはそれぞれ上記のような特徴があります。
あとはこの特徴をおさえつつ、自分の用途にあったヤスリを選べば「こんなはずじゃなかった!」という失敗はしませんね。
初心者は100均ヤスリより、専用のヤスリのほうが使いやすい
100均のヤスリでも使えますが、専用のヤスリのほうが使いやすいですよ。
ある程度、作業に慣れてる中級者とかだと、100均でもコツを知ってるので使いこなせます。
しかし、初心者だとその「コツ」がわかりません。「弘法筆を選ばず」と言いますが、達人だから筆を選ばず、どんな筆でも使いこなせます。
初心者は達人ではないので、まずは使いこなしやすい専用ツールがおすすめです。
ガンプラ初心者は「スポンジヤスリ」がおすすめ
はじめてヤスリを使うなら、スポンジヤスリがおすすめです。
スポンジヤスリというより「神ヤス」がおすすめですね。
理由は下記です。
- そのまま使える
- 気軽に使える
といった感じで、とにかくスポンジヤスリは「簡単&気軽」に使えるんですよ。
紙やすりのほうが「出来ることは多い」けど、初心者のうちはそんなに色んな作業しないと思うので、サクッと使える「使いやすさ」が大事。
なので、まずは5ミリの神ヤスの400番・800番あたりを揃えましょう。
400番
800番
ある程度、慣れてきて余裕が出てきたら、紙やすりや金属ヤスリに挑戦すればOKですね。
初心者はまず、使いやすさ重視の「スポンジヤスリ」からはじめてみましょう。
ガンプラのヤスリがけは何番まで?←800番までやればOK
ヤスリがけは800番までやれば大丈夫です。
1000番までやってもいいんですが、800番と比べて労力のわりに効果が薄いんですよね。
例えば下記はフルプラ工場さんの動画でして、800番で十分なのがわかります。
もし、無塗装で800番までだと好みじゃない!なら1000番までヤスリがけしましょう。
ちなみにヤスリがけする順番は400の次にいきなり800でも大丈夫です。
ヤスリがけは時間がかかるので、省略できるところは省略しつつ、効率よく作業していくほうがいいですね。
なのでヤスリがけは800番まででOK。そして400→800の順番でOKです。
まとめ:おすすめのヤスリを使って、効率よくキレイにガンプラを作ろう!
今回はガンプラにおすすめのヤスリを紹介してきました。
最後にもう一度、おすすめのヤスリをまとめますね。
上記はどれも実際に使ってるおすすめのヤスリなので、参考にしてくださいね。
使いやすいヤスリは、作業効率もアップするし、何より失敗が減るのでいい感じにガンプラ作れるようになりますよ。
ヤスリを使ったゲート処理については、こちらの【ガンプラ初心者向け】ヤスリでゲート処理をする手順をわかりやすく解説【簡単でキレイ】をどうぞ。
尚、今回はヤスリに特化した内容でしたが、ガンプラ制作で必要な道具はもっとたくさんあります。
どんな道具が必要なのか、知りたい人はこちらのガンプラのおすすめ工具セット25選!初心者から上級者まで便利な道具グッズまとめをどうぞご覧ください。
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