どうも、「ガンプラ製作は生涯修行」と思いながら楽しんでるジェリド・メサ夫です。
今回はガンプラが下手に見える原因を書きました。他人の作例とか見てると、ついつい「自分って下手だな…」と凹みますが、もう大丈夫です。
解決策を書きつつ、後半には上達方法も紹介してるので、ガンプラが下手とか気にせず楽しめるようになりますよ。
では前置きはこのあたりにして、早速本文をどうぞ。
ガンプラを作っても下手に見える原因7つ
他人のガンプラを見たときに「うわ…自分下手すぎる…」と感じる原因は下記にあります。
- ポーズがカッコよくない
- 写真の画質が悪い
- 背景に気を使ってない
- 塗装がはみ出てる
- ゲート跡が目立つ
- 合わせ目が目立つ
- トップコートをしてない
細かい技術も大事ですが、上記のようなことを意識するだけでも、全然違って見えますよ。
上から順番に、下手に見えやすい原因なので、それぞれ見ていきましょう。
①:ポーズがカッコよくない
細かいことを抜きにして、ポーズが決まるといい感じになりますよ。
逆にポーズが良くないと「なんか違うな…」と下手に感じます。
下手に感じるポーズは、
- まっすぐ棒立ち
- 足が開いてない
- なんか傾いてる
- 腰が曲がっている
- 関節が変な方を向いてる
などですね。ようするに「ドシッと構えてない感」が出てしまって強そうに見えないんですよね。
ライザップのCMのビフォーアフターがわかりやすくて、頭が下がって腰が曲がってると自信なさそうに見えて、なんか頼りないですよね。逆にアフターは自信満々な感じで、堂々と構えてる感じでカッコよく映ります。
色んな作品を見ると意外と真正面より、ちょっと横から撮影してる角度が多いし、足は結構開いてますよ。
まず、ポーズは超大事です。どんなポーズがカッコいいのか、わかりにくいならまずは説明書の表紙を真似してみましょう。1枚撮影して、説明書とすり合わせて、また修正して、、、撮影して、、、の繰り返しです。何十枚も撮影して良い1枚を選ぶのは普通です。
大事な我が子の晴れ姿、だと思って最高の1枚を目指しましょう。
②:写真の画質が悪い
次は画質ですね。
- 手ブレしてる
- 暗くてわかりにくい
- フラッシュが反射してる
- ガンプラが小さくて見えにくい
上記の感じだと、下手に見えるかもです。
下記は同じガンプラで撮影しましたが、全然違いますよね。
※画像
最近だと、スマホのカメラでも十分キレイに撮影できるので、スマホが古いなら買い替えも考えましょう。あと、床で撮影すると照明から遠くなって暗くなる&影が出やすくなるので要注意。机ので撮影したほうがいいです。
ここも先程と同じで、何枚も撮影しつつ、素晴らしい1枚を目指しましょう。
③:背景に気を使ってない
ここは先程の①と②ほど重要じゃないので、「ふーん。」ぐらいで読んでくださいね。
背景が悪いと、せっかくのガンプラも映りが悪くなります。
例えば、
- 床で撮影してて、扉が背景
- 作業机で、後ろがテレビ番組
などですかね。せっかくのガンプラが引き立たないので、ちょっと残念に映ります。
とはいえ、最初に書いたとおり背景がごちゃごちゃしてても、ポーズや画質がいいとわりと気にならなかったりするので、ほどほどでOKです。
できれば、背景は部屋のクロスや、背景紙を使いつつ、スッキリさせるほうがいい感じに映りますよ。
背景紙ならPVCシートや、黒背景なら大黒門、あとは撮影ボックスもありですね。
④:塗装がはみ出てる
目立たないならOKですが、目立つとけっこうダメージでかいです。
ちょっと言い方キツくなるかもですが、はみ出てるのが目立つと「手抜き感」がにじみ出るからですね。
もし家の塗装を頼んで、はみ出してるのを発見したら「ちょっとやり直してよ。」って思いますよね。とにかく目立つはみ出しは、ダメージがでかいです。
よく「神は細部に宿る」と言われますが、細かい部分まで気を使ってる作品は「丁寧につくられてて、すごいなぁ」と感じるし、カッコいいですからね。
マスキングしたり、まずは細かい部分から塗装したり、道具を買ったり、色んな工夫をしてはみ出ないようにします。
そしてもし、はみ出したら、もう一度やり直したりと、意外と細かい作業の繰り返しなので、面倒かもですが、丁寧に作れば作るほど仕上がりも愛着もアップするので、がんばってくださいね。
※あと、どうしてもはみ出しの修正が難しいなら、隠れる角度から撮影したり、ポーズでごまかすのもテクニックですよ。
⑤:ゲート跡が目立つ
ゲート跡とは、パーツを切ったあとに残るちょっとした突起物です。
ゲート跡が残ると、塗装がはみ出してるのと同じで「手抜き感」が出てしまいます。さらにゲート跡が目立つと「プラスチックのおもちゃっぽいガンダム」になるので、興ざめする感じでしょうか。
もしガンダムが実在したら、ゲート跡とかないはずですからね。
なので、最初から全部だと面倒だと思うので、目立つ位置にあるゲートは、しっかりゲート処理しましょう。
ゲート処理の方法は「ガンプラのゲート処理を初心者向けにわかりやすく完全解説【道具と手順も紹介】」で解説してるので、参考にしてみてください。
⑥:合わせ目が目立つ
最近のキットは合わせ目が少ないです。そして、合わせ目があっても目立たない場所に合わせ目がくるようになってます。しかし、だからこそ、合わせ目が目立つと下手に見えてしまいます。
先程の「ゲート跡」と同じで、リアルなガンダムだと合わせ目なんてないはずですからね。
ただ最初に書いたとおり「最初のガンプラは目立ちにくい」ので、もし目立つ場所に合わせ目が来るなら、合わせ目消し消しをやりましょう。
合わせ目消しについては「ガンプラの合わせ目消しは無塗装だと「完璧」に消えないけど、キレイにできる。」で書いてます。※無塗装と書いてますが、塗装する人も役立つ内容になってます。
⑦:トップコートをしてない
トップコートとは、仕上げに吹き付ける透明スプレーのこと。光沢、半光沢、つや消しの3種類あって、ガンプラだとつや消しが多いですね。雑誌とかTwitterのカッコいい作例はほぼつや消しなどのトップコートがされてます。
つや消しトップコートをするとプラスチック特有の変なツルッと感が消えて、マットな質感に仕上がりなって、超カッコよく仕上がるんですよね。つや消しするだけで、嘘みたいに仕上がりレベルがワンランク上がりますよ。
本来のトップコートの目的は、塗装やシールの保護ですが、それよりカッコよく仕上がるだけでもやる価値ありまくりです。
スプレータイプだと気軽にできて、ベランダや外で10分もあればできるので、最後の仕上げにつや消しトップコートに挑戦してみてください。
感動しますよ。
ガンプラ作りは下手とか向き・不向きは気にしなくてOK
上手く作れないと「向いてないのかな、やめようかな…」って思うかもですが、そんなのは気にしなくてOKです。まずは「楽しいから作る」、「作ってて楽しい」が重要です。
ガンプラに限らずですが、何事も「楽しむ」→「上達する」→「さらに楽しい」→「自然と上手くなる」という流れで、上手くなったら自然と「向いてるかも?」って感じたり、誰かに言われたりするものだと思います。
絵とかスポーツも同じで、最初は下手でも楽しく続けてたらいつの間にか上達して、上手くなってますよね。プロのスポーツ選手とかでもみんな下手でも続けてプロになってます。
もちろん、器用・不器用の差があって、スタート地点に差はありますが、最初から超上手い人は一握りの天才ですよ。そんな人と比較しても何の意味もないので、上手い人の作品を見つつ「この人もたくさんガンプラ作ってきたんだな。」と思いつつ、ガンプラ製作を楽しめばいいです。
「好きこそものの上手なれ」って言葉通り、まずは下手とか、向き・不向きなんて気にせず、ガンプラ製作をシンプルに楽しみましょう。
初心者がガンプラ作りが上手くなるためにやるべき5つのこと
ガンプラが上手くなるためにやるべきは下記の5つ。
- ガンプラをたくさん作る
- 好きな作品をとにかく真似る
- 人の作品を見て研究する
- 模型用の道具を使う
- 目的を持って作る
上記です。どれもシンプルなことなので、それぞれ見てきましょう。
①:ガンプラをたくさん作る
作れば作るほど、上手くなります。シンプルですね。
作業すればするほど「作業に慣れる」ので自然と上手くなりますよ。
絵が上手く書きたいならたくさん絵を書くのと同じ。
まずは、ガンプラをたくさん作りましょう。EGタイプとか買いやすいグレードもありますよ。
②:好きな作品をとにかく真似る
Twitterや本などで、好みの作例あれば、真似します。もちろん、いきなり全部真似るのは大変なので、
- 似た色味に塗装する
- 似たスジ彫りをしてみる
- 似た感じでディテールアップする
などなど。一部からでいいから真似しましょう。
「守破離」という言葉通り、上達の一歩目は「真似る」です。
僕もよく真似していて、特にセイラ・マスオさんが好きで真似てます。
真似しつつ、数を繰り返すとだんだんと体が作業を覚えてくるので、自然と上達しますよ。
③:人の作品を見て研究する
いわゆる、研究みたいなイメージですね。研究といっても堅苦しいことはしません。
人の作品を見つつ「カッコいいなぁ」と感じたら、「どこがカッコいいか?」をメモったり覚えておきます。
例えば、
- 色合いが好み
- ポージングが最高
- このデカールいいなぁ
- この背景色、カッコいい
- スジ彫りのデザインヤバい
など、自分が「カッコいいと感じるポイント」を見つけます。見つかれば、それを自分の作品に取り入れる感じですね。他人の作品は情報の宝庫なので、人の作品を見るのは超大事です。Twitterとか眺めるとカッコいい作例多いので、最高ですよ。※ただ、カッコよすぎて気がつけば1時間ぐらい平気で過ぎるので気をつけましょう(笑)
④:模型用の道具を使う
模型に最適な道具を揃えましょう。「良い仕事は良い道具から」というぐらい、道具は大事です。
なぜなら、模型に最適化された道具は、シンプルに使いやすいからですね。
例えば、模型用じゃない普通のニッパーだと、大きすぎてプラモデルには使いにくいです。あと、刃先が太いので切るときに白化しやすいです。
一方で、模型用のタミヤの先細薄刃ニッパーだとまず、コンパクトサイズで持ちやすいですね。さらに先細なので細かい部分も切りやすく、薄刃なので白化しにくい。
といった違いがあります。ニッパー以外にもピンセットやヤスリなど、模型向けの道具は「模型がやりやすいように作られてる」ので、作業がスムーズにできるようになりますよ。
なのでガンプラ上達に向けて、模型用の道具を使いましょう。僕が普段愛用してるガンプラ道具は「ガンプラ制作に愛用してるおすすめ道具20選+α|モデラー歴5年の筆者が紹介」にまとめてるので、チェックしてみてくださいね。
⑤:目的を持って作る
目的を持つ、とは、
- 今回は、ゲート処理してみよう
- 今回は、部分塗装をしてみよう
- 今回は、スジ彫りに挑戦してみよう
といった感じですね。
ようするに何かに挑戦してみよう!ってことです。
ただ、最初からあれこれ詰め込みすぎると、シンドイので、まずは「ゲート処理だけ」とかゆるく始めてみてくださいね。そして慣れたら新しく追加する、みたいなペースでがんばりましょう。
まとめ:ガンプラを楽しみながら続けて上達しよう!
今回はガンプラが下手に見える原因を書いてきました。
最後に「下手に見える原因」をまとめると、
といった感じですね。原因がわかれば、あとは対策をすればOK。
そしてさらに上手くなるために、楽しみながらガンプラ製作を続けてくださいね。
「好きこそものの上手なれ」、好きならきっと上手くなれますよ!
では、今回は以上です。これからも一緒に、楽しいガンプラライフを送りましょう!
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