どうも、夜な夜なスジ彫りしまくってるジェリド・メサ夫です。
今回はガンプラ初心者におすすめのケガキ針を紹介していきます。
わかりやすいように、最初にオススメのケガキ針を以下にまとめておきますね。
他にもカービングニードルとか、リーゲルニードルなどありますが、メジャーな上記の5つに厳選しました。
本文ではそれぞれ詳しく解説しつつ、でも「けがき針って実はそれほどこだわる必要ないよ」なので、最後まで読んでみてください。
ガンプラ初心者にオススメのケガキ針5つ紹介
最初に紹介したとおりで、初心者でも使いやすくて、オススメのケガキ針は上記の5つ。
それぞれ紹介していくので、使いやすそうなのを選んでみてくださいね。
とはいえ、あとに書いてるとおり「スジ彫りに使うケガキ針はそこまで重要度高くない」ので、気軽に選びましょう。
①:ハセガワ「モデリングスクライバー」
おすすめポイント・特徴
- ゴムグリップで持ちやすい
- 長時間の作業も疲れにくい
- 重さがほどよく、彫りやすい
1つ目はハセガワの「モデリングスクライバー」です。
砥石がセットになってるので、先端が曲がったときや、彫り心地が悪くなったときも安心です。
ただし、これは全てのケガキ針に言えることですが、落とすと先端曲がるので要注意です。
1,000円ほどしますが、とにかく持ちやすくて使いやすくて、ケガキ針デビューする人や、どれを買っていいかわからない人におすすめです。
僕も愛用してます。
②:ミネシマ「筋彫りライナー」
おすすめポイント・特徴
- 300円ほどで買えて、安い
- 安いので壊れてもストレス少なめ
2つ目はミネシマの「筋彫りライナー」です。
ちょっと持ち手が細いので、作業時間が長くなると手が疲れるかもですが、シンプルに使えるケガキ針です。
使い勝手より、安いほうがいい!って人におすすめですね。
後述してるとおりケガキ針は仕上げには使わないので、安くても問題なしです。
③:ミネシマ「精密ケガキ針」
おすすめポイント・特徴
- 先端が細く、取り回しが楽
- 替え芯タイプなので、芯の取替ができる
3つ目は同じくミネシマの「精密ケガキ針」です。
替え芯で針の取替ができるので、万が一、落として折れても本体ごと買い直さなくてもいいのがグッド。
なので、落としちゃうかも、、、と心配な人は、精密ケガキ針だと安心ですよ。
④:シンワ測定「ケガキ針ペンシル型」
おすすめポイント・特徴
- ノック式だから収納しやすい
- ペン型だから、自然に持てる
- 替え芯タイプなので、芯の取替ができる
4つ目はシンワ測定の「ケガキ針ペンシル型」です。名前のとおり、ペンタイプなので、上部をカチカチして芯を出し入れして使います。
シャーペンと同じく使わないときは芯が隠れるので、破損や怪我の心配がありません。胸ポケットにも収納できますね。
芯は超硬タイプなので、強度は十分すぎるほどあります。
持ち手がペンタイプなので好みが別れますが、細めが好みなら抜群に使いやすいですよ。
⑤:ファンテック「超硬けがきニードル」
おすすめポイント・特徴
- 10°と30°のバリエーションがある
- 超硬なので細いけど硬い
- 持ち手(ホルダー)は別売
5つ目はファンテックの「超硬けがきニードル」です。他のけがき針と違って、別途で持ち手が必要です。
別途で持ち手が必要なので、割高になりますが、その分、使いやすさも高いですね。
けがき針で太いスジ彫りはしないので、10°が1本あれば大丈夫です。
また、持ち手はスジ彫りカーバイトと兼用できるので、スジ彫りカーバイトのスターターセットを買えば、持ち手もスジ彫りツールもまとめて揃うので、便利ですよ。
スジ彫りに使うケガキ針は、わりと何でもいい理由
ここまでオススメのケガキ針を5つ紹介してきましたが、正直、ケガキ針はそれほど重要ではないので、サクッと選んでOKです。
理由を2つほどご紹介していきます。
ケガキ針は”道”を作る道具
重要ではない理由は、ケガキ針って『スジ彫りをやりやすくする”道”を作る道具』だからです。
ケガキ針は形状が故に、彫り跡がキレイじゃないので、どうしても仕上げには向きません。
ケガキ針で彫ったあとは、タガネやラインチゼル、ラインスクライバーといったスジ彫りツールで仕上げが必要です。
たとえば、モールドの彫り直しや、新規にスジ彫りをする場合は「下書き → けがき針であたりをつける → タガネで仕上げる」といった感じになるので、ケガキ針は『仕上げる前の中継ぎ』みたいな使われ方をします。
スジ彫りのやり方は様々ですが、たいていケガキ針は中継ぎで使われることが多いですね。
少し彫れて『道』ができればいいだけなので、そこまでこだわらなくても大丈夫ですよ。
ケガキ針の登場シーンは少なめ
ケガキ針は曲線のモールドや曲線のスジ彫りのときに使うことがほとんどで、あまり登場シーンは多く無いはず。
直線とかゆるい曲線ならケガキ針使わず、いきなりタガネとか使うパターンもあります。
なので、100均で売ってるまち針とシャーペンで作るシャーペンケガキ針や、ホームセンターで売ってる安いケガキ針でも全然オッケーだったりします。
ケガキ針は中継ぎなので、あまりこだわらず使いやすそうなのをサクッと選びましょう。
むしろ、こだわるならタガネとかラインスクライバーといったスジ彫りツールにこだわるほうがいいです。
ケガキ針よりタガネとかラインスクライバーのほうが、スジ彫りの仕上がりに直結するからですね。ケガキ針が上手くできても、仕上げがうまくできてないと、最終的にうまくできません!
キレイなスジ彫りにするためにするべきこと3つ
- 道具を使いこなすこと
- 自分のやりやすい方法を見つけること
- たくさんスジ彫りすること
キレイなスジ彫りするために、するべきことは上記の3つです。
それぞれ解説していきます。
①:道具を使いこなすこと
ここが最重要かつ最大のポイントですね。どんな道具でも「使いこなして」はじめてキレイなスジ彫りができます。
タガネみたいに使いやすい道具はありますが、いくらタガネでも「使いこなせない」とキレイにスジ彫りできるわけじゃありませんよね。
超書きやすいペンを買っただけでは、絵は上手く書けません。使いこなして初めて上手く書けます。
逆に、使いこなせるなら道具なんで何でもよかったりします。
例えば下記のセイラ・マスオさんの作例を見るとビックリかもですが、カッターナイフとデザインナイフだけで超キレイなスジ彫りになってます。
作例を見ると、道具を使いこなすとキレイにスジ彫りができることがわかりますね。
キレイなスジ彫りにするには、どんな道具を使うにしても、まずはその道具を「使いこなす」ことが最重要です。
②:自分のやりやすい方法を見つけること
2つ目は自分にあったスジ彫り方法を見つけることです。単純に自分に合わない方法だと、やりにくいからですね。
スジ彫りのやり方はいろんなパターンがあるので、色々試しつつ、「これだとやりやすいかも」って方法を見つけましょう。
一例として、こちらの【簡単】ガンプラにスジ彫りする方法【4つのやり方を解説】で、スジ彫りのスタンダードなやり方を紹介してるので、参考にしてください。
③:たくさんスジ彫りすること
3つ目は「たくさんスジ彫りしましょう!」です。理由はシンプルで、スジ彫りってやればやるだけ上手くなるからです。
なんでもそうですが、たくさんやれば自然と上手くなりますよね。
たくさんスジ彫りすることでどうなるか?以下にまとめました。
- 道具を使いこなせるようになる
- コツが掴めてくる
- パターンがわかってくる
- デザインが増えてくる
スジ彫りレベルがガンガン上がるので、ぜひたくさんスジ彫りしましょう。
EG(エントリーグレード)だと安いので練習にもってこいですよ。
まとめ:ケガキ針を活用して、カッコいいガンプラを作ろう!
今回は、ガンプラにおすすめのケガキ針を紹介してきました。
最後にもう一度、ざっくりまとめます。おすすめのケガキ針は下記の5つ。
ただ、ケガキ針は『仕上げる前の中継ぎ』なので、わりと何でもいいです。使いやすそうなのをフィーリングで選ぶもよし、シンプルに安いのを選ぶもよしです。
こだわるなら、タガネとかのスジ彫りツールにこだわりつつ、使いこなせるようにたくさんスジ彫りしてくださいね。
尚、今回はケガキ針についてまとめましたが、ガンプラ制作で必要な道具はまだまだあります。
おすすめはこちらのガンプラのおすすめ工具25選!初心者から上級者まで便利な道具セット・グッズまとめでまとめているので、気になる方はどうぞご覧ください。
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