どうも、模型部屋に憧れてるリビングモデラーのジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
今回は無塗装でカッコよく仕上げるためにやるべきことを書いていきます。
塗装してるガンプラはカッコいいですよね。オリジナルカラーだったり、細かい部分まで塗装されたり。
ですが、無塗装でも十分カッコいいガンプラが作れるのでご安心ください。
下記はガンスタの無塗装作品でして、塗装せずともカッコいい作品ばかりですよね。
塗装には塗装の良さ、無塗装には無塗装の良さがあるので、無塗装ならではのカッコいい仕上げにしていきましょう。
では、簡単に読めるボリュームなので早速本文をどうぞ!
ガンプラを無塗装でカッコよく仕上げるためにやるべき5つのこと
無塗装でカッコよく仕上げるなら、下記のことをやりましょう。
- ゲート処理
- 合わせ目消し
- スミ入れ
- デカール貼り
- 仕上げにつや消し
最初から全部するとなると大変かもなので、まずはできそうなことから挑戦してみてくださいね。
では、それぞれ解説していきます。
①:ゲート処理
まずはゲート処理です。
「ゲート処理なんて当たり前にしてるよ!」という方は読み飛ばしてください。
そうでないなら、しっかりゲート処理をしましょう。
ゲート跡がキレイじゃないと、何をしてもカッコよくならないからですね。
ちょっとキビシイ言い方をすると「ゲート処理してないなんて、論外だな。」ぐらいなので、まずはゲート処理をきっちりしてください。
ゲート処理については初心者の方にもわかりやすいように、下記記事で詳しく書いてるので参考にしてください。
②:合わせ目消し
続いては合わせ目消しです。
合わせ目が目立つと「いかにも組み立てました」っぽい仕上がりになり、ちょっとカッコ悪いですね。
下記画像を見るとわかると思いますが、合わせ目がないほうがいい感じですよね。
※画像
最近のガンプラだと「目立たない部分に合わせ目ができるような設計」になってたりしますが、それでも合わせ目がないほうがカッコいいのは間違いありません。
なので、まずは「ここは目立つかも」な部分だけでいいので、合わせ目消しをやりましょう。
無塗装で合わせ目をキレイに消す方法は、下記にて解説してます。
③:スミ入れ
3つ目はスミ入れです。
スミ入れ前はツルっとしたパーツも、塗料が流れることでパーツの境目がはっきりして「別パーツっぽく」なるからですね。
下記は、スミ入れなし・ありの比較画像でして、スミ入れしてるほうがリアルでカッコよく感じるはず。
※画像
スミ入れはしなくても違和感ないですが、一度でもスミ入れを経験すると「スミ入れしないなんて、もったいない!」と感じるほど、仕上がりがよくなりますよ。
ガンプラには最初からモールド(溝)が作られてるので、そこにスミ入れペンやスミ入れ塗料を使って色をつければ完了.
やってみると、それほど難しい作業ではありません。
なので、下記のスミ入れを解説した記事を参考にしつつ、スミ入れ作業をしてみましょう。
初めての人はペンタイプでスミ入れするのがおすすめです。
④:デカール貼り
4つ目はデカール貼りです。デカールってカッコよく書いてますがシールのことです。
付属のシールをズレないようにキレイに貼りましょう。
理想をいえばセンサー部分などの細かい部分こそ色分けされてるとカッコよく仕上がります。
しかし、そういった細かい部分はパーツで色分けが難しいので、無塗装ならシールで色分けするしかありません。
なので、付属シールはきっちり貼りましょう。
ちなみに細かい部分はピンセットを使うことを思いっきりおすすめします。
シールを貼ろうと手でペタペタ触ると油で粘着が弱くなるし、そもそも細かい部分は手だと貼りにく過ぎてイライラしますから。
ピンセットだと拍子抜けするぐらい簡単にできるので、あとは綿棒やつまようじで押さえればキレイに貼れます。
おすすめのピンセットを含め、下記に僕が普段から愛用してる道具をまとめてるので、参考にチェックしてみてくださいね。
無塗装での付属シール活用法
付属シールは活用次第で超便利ツールになります。
例えば、余ったシルバー部分をカッターで細く切って貼ればカッコいいラインができます。
他にもシルバー部分を緑色や赤色の油性ペンで塗ればセンサー風になるので、同じ様に切って貼ればワンポイント装飾ができますね。
付属シールは便利ツールなので余すところなく使えますよ。
無塗装なら別売のデカールも活用すべし。
バンダイスピリッツやホビージャパン、ハイキューパーツといった各社からデカールだけが発売されてます。
無塗装でも別売のデカールを使えば、貼るだけで塗装するより細かい装飾ができるので、活用しない手はないですよ。
1枚500~1,000円ほどなので、好きなデザインを選びつつカッコよく仕上げましょう。
別売のデカールは、ほぼ水転写(みずてんしゃ)式ばかりなので、下記のクレオスのマークセッター(デカールの接着のりみたいなの)とピンセット、カッターが必要です。
詳しい貼り方ははちプラさんのYouTube動画がわかりやすいので、ご覧ください。
とはいえ、いきなり別売のデカールなんて……と思われるかもなので、まずは付属シールをきっちり貼ってくださいね。
⑤:仕上げにつや消し
最後は、仕上げにつや消しのトップコートをしましょう。
トップコートとは塗装、スミ入れ、シールを保護するための透明のスプレーのことで、
- つや消し
- 半光沢
- 光沢
の3種類の仕上がりがあります。
ガンプラにはつや消しを使えば大丈夫です。
トップコートは保護するための書きましたが、実は保護とかどうでもいいレベルで「ツヤが消えると、感動するほどカッコよく仕上がるから」おすすめしてます。
つや消しのマットな質感は別格のカッコよさですよ。
下記ツイートを見るとわかりやすくて、つや消しすげえです。
つや消しは缶スプレーなので、特別な環境はいりません。
ベランダとかでダンボールで受けて吹き付ければオッケーです。
僕もいつもベランダでつや消し吹いてます。
実際の拭き方はクレオスの公式動画があるので、そちらをご覧ください。
以上の5つの作業で、無塗装でもシンプルでカッコいいガンプラの完成です。
最初から全部やるのも大変なので、1つずつ作業に挑戦してみてくださいね。
ガンプラを無塗装でさらにリアルな完成度に仕上げるためのテクニック2つ
無塗装でもさらにリアルに仕上げるなら、下記の2つのテクニックがあります。
- ウェザリング
- 整面処理
それぞれ見ていきましょう。
ウェザリング
ウェザリングとは汚れを演出する作業のことで、サビや戦闘の跡を演出すると「実際にありそう!」とリアル感が溢れ出てきます。
下記はウェザリング後のガンプラで、「さっきまで動いてた?」ぐらいのリアル感があります。
リアルなウェザリングを見ると「ほんとにガンプラ?」って思うほど、リアルでカッコいいですよね。
ウェザリングは色んな手法がありますが、簡単な方法だとタミヤのウェザリングマスターを使えば、スポンジでポンポンするだけで簡単ですよ。
ちなみにウェザリングは取れやすいので、しっかりつや消しトップコートで保護しましょう。
詳しくはプラモのアトリエさんのYouTubeが感動するほどわかりやすいです。
整面処理
整面処理とは、パーツをヤスリがけして
- パーツの歪みを修正
- エッジをハッキリさせる
といった作業のこと。
ガンプラは子どもが触ることもあるので、安全のために角や端をあんまり尖らないよう丸くなってるんですよね。
この尖ってない角や端は「バンダイエッジ」と呼ばれていて、気遣いは素晴らしいですが、丸くて安全なぶん「キリッとしたシャープ感」は失われてしまってます。
それをヤスリがけしてキリッとさせるのがエッジをハッキリさせる「エッジ出し」と呼ばれる作業で、エッジがキレイに出ると、仕上がりもシャープになりカッコよくなります。
下記はエッジ出し前・後の画像で、違いがわかると思います。
※画像
比較しないとわかりづらかったりしますが、きっちりエッジ出しができると、ガンプラ全体の印象がぜんぜん違ってきますよ。
とはいえ、全部は大変なので、まずは「ここは目立つ箇所だからやろう」ぐらいで大丈夫です。
エッジ出しの方法や手順は下記記事で解説してるので、気になる方はチェックしてみてください。
アンテナも丸くなってるので、尖らせよう。
バンダイエッジと同じく、安全のためにアンテナ部分などは丸くなってます。
なので、ここもヤスリがけして尖らせるだけで印象が違ってきますよ。
尖りすぎても痛いので、まずは少し丸みが消えるぐらいでOKです。
丸いアンテナ部分をヤスリでシャープ化してみましょう。
まとめ:無塗装ならではのシンプルにカッコいいガンプラを作ろう!
今回は無塗装でカッコよく仕上げるためにやるべきことを紹介してきました。
改めてまとめます。
まずは、できることから始めてみてくださいね。
といった感じですね。
そして、さらにリアルさを演出するために、
- ウェザリング
- 整面処理
といったテクニックもあるので、ある程度、余裕がでてきたらやってみてくださいね。
では、今回は以上です。これからも一緒に、楽しいガンプラライフを送りましょう!
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