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ハイキューパーツのラインスクライバーを徹底レビュー!買って正解【初心者こそ使うべきツール】

この記事で解決できる悩み
- ラインスクライバーのレビューが知りたい
- おすすめの理由が知りたい。
- 他のツールと比較が知りたい。
- 本当に使いやすいの?
どうも、3本(追加で購入して現在4本)のラインスクライバーを使い分けてるジェリド・メサ夫(@jeridmessao)です。
この記事では実際にラインスクライバーを使い続けてわかった、
- 安い!
- キレイに彫れる
- 使いこなしやすい
といったことを、わかりやすく書きつつ、ラインスクライバーをメインで使ってる僕が本音レビューをしていきます。
リアルな感想を包み隠さず書いてるので、ラインスクライバーを買おうか迷ってる方は方はぜひご覧ください。
ラインスクライバーCS

メリット
- 出費を抑えられる
- 手が疲れにくい
- 思うように動かせる
- どんなパーツにもフィットする
- 1本あれば万能に使える
デメリット
- 転がりやすい
- 持ち手を選べない
- 刃先を交換できない
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タップできる目次
ラインスクライバー本音レビュー。ちょい高いけど買って正解!
製品名 | ラインスクライバーCS |
メーカー | ハイキューパーツ |
価格 | 2,420円 |
太さ | 7種類(0.04、0.08、0.15、0.25、0.4、0.6、0.8) |
素材 | 先端刃:高炭素鋼 グリップ:アルミ(つや消しアルマイト処理) |
サイズ | グリップ 直径7.2mm(握り部9.0mm) 、 長さ約123mm |
最初に結論書くと、買って良かったです。
もともとBMCタガネを使ってました
が、「品薄で売ってないから、ブログでおすすめできないよな。」と感じてたので軽い気持ちでラインスクライバーを買ってみました。
軽い気持ちで買ったけど、実際に使ってみると「うわ持ちやす!ほんで使いやすっ!」と感動です。おかげで今ではメインで使うようになりました。
軽い気持ちでポチった自分ナイスです。
1本約2,000円ほどと、道具1つの価格としてはちょっと高め
ですが、BMCタガネやスジ彫りカーバイトなどの他のスジ彫り専用ツールと比べると安いです。
おすすめのスジ彫り道具は?と聞かれたら、迷わずラインスクライバーを猛プッシュするほど気に入りましたね。
他にもラインスクライバーがおすすめな理由があって、それは下記のとおり。
- 持ち手と一体化してるから、別途ホルダーを買わなくて良い
- 持ちやすく設計されていて、作業してても疲れにくい
- えんぴつ持ちできるから、手になじみやすく思うように動かせる
- 刃先が特殊形状で横向きでも彫れたり、曲面でもブレにくい
- 直線はもちろん、曲面にもフィットするからどんなパーツでも使いやすい
といった理由があるからですね。
ラインスクライバーは、スジ彫りする以外にも刃先でカンナがけもできたりと、1本あれば万能に使えます。
持ちやすくて手になじみやすいので、スジ彫りに慣れてない初心者でもラインスクライバーならすぐに使いこなせますよ。
ラインスクライバーはこれからスジ彫り初心者こそおすすめ
ラインスクライバーはこれからスジ彫りに初挑戦します!ちゃんとしたスジ彫りツールを使って挑戦したい!といった人におすすめのツールです。
なぜなら、
- 安い!
- キレイに彫れる
- 使いこなしやすい
といった特徴があるからですね。
しかも安いだけじゃなく、使いこなしやすくて、キレイに彫れるのでスジ彫り初心者におすすめです。
「安くて使いやすい」だけで猛プッシュする理由になりますが、他にも良いところがあるので、そのあたりのことは後述してるので引き続きご覧ください。
「ここはちょっと残念…」と思うことも正直に書いてるので、ラインスクライバーが気になる方の参考になるはず。
逆に、ちょっとぐらい高くても最高級の彫り心地を求めるなら、BMCタガネを使うほうが満足できると思います。
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ラインスクライバーの使い方【普通に使えばOK】
ラインスクライバーは、えんぴつ持ちして、あんまり力を入れずに「すぅ~」っと軽く引くだけ。優しく数回なぞるとキレイに彫れます。
また、ネジの位置で刃先の向きがわかるようになってるのも便利ポイントです。
数回軽く彫って削りカスがでれば刃を当てる角度もOK。
と、まぁ小難しいこと不要で普通に持って引けば削れますね。
直角に立てたり、超寝かすと彫れないけど、そんな持ち方して彫らないので、普通に使えばちょうどいい角度になるようになってますよ。
あとは、引く以外に、横移動で左右に彫ることもできます。
もちろん普通に引くほうが削れますが、パーツの向きによっては左右のほうがやりやすい場合もあるので、
- モールドを彫り直すとき
- 削りカスの掃除をするとき
などで左右彫りは便利です。
あと、刃先がカーブになっていて、カンナがけもできます。
- パーティングラインの消し忘れ
- ちょっとした削り忘れ
を見つけたときにサクッと作業できて便利。
左右彫りやカンナがけ他にはないラインスクライバーだけの特徴なので便利に使いましょう。
ただし、左右彫りやカンナがけは力を入れすぎると折れるかもなので気をつけましょうね。
ラインスクライバーの良いところ5つ
実際にラインスクライバーを使い続けて感じた、良いところをまとめると、
良いところ
- 出費を抑えられる
- 手が疲れにくい
- 思うように動かせる
- どんなパーツにもフィットする
- 1本あれば万能に使える
こんな感じです。
それぞれ見ていきましょう。
良いところ①:出費を抑えられる
繰り返しになりますが、ラインスクライバーは他のスジ彫りツールに比べて安いです。
なぜなら、一体型なので、別に持ち手を用意しなくていいからですね。
下記にざっと費用面をまとめてみました。
わかりやすいように0.15ミリ1本で計算してます。
価格は公式サイトの定価、持ち手は専用ホルダーを掲載してます。
ラインスクライバー | BMCタガネ | スジ彫りカーバイト | |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | |
価格 | 2,420円 | 2,860円 | 1,980円 |
持ち手 | 不要 0円 | ![]() 626円 | ![]() 2,420円 |
合計 | 2,420円 | 3,486円 | 4,400円 |
持ち手が不要なぶん、安いのでコスパいいです。
また、持ち手と一体化してるので、差し替える手間も不要。
使いたい太さのラインスクライバーを手に取ればすぐに使えるので、作業効率もいい感じです。
刃先を交換する方式だと、いちいち差し替え面倒だし、かといって持ち手を複数用意すると出費が痛いんですよね。
一体型のラインスクライバーだと出費を抑えれて、しかも差し替えの手間も不要です。
良いところ②:手が疲れにくい
ラインスクライバーを使うとわかりますが、ちょうどいい太さなんですよね。
なので、作業してても手が疲れにくいです。
ラインスクライバーは握る部分の太さが9ミリなので、えんぴつやシャーペン、ボールペンとほとんど同じ。
握り慣れてる太さなので、違和感な持てて、普通に作業しても疲れにくいですね。
ちなみに、BMCタガネの専用ホルダーは約14ミリ、スジ彫りカーバイトのホルダーは約19ミリと太めです。
良いところ③:思うように動かせる
先ほどの話と少しかぶりますが、ラインスクライバーは使い慣れた太さなので、思うように動かせます。
- 彫るときの力加減
- 彫るときのスピード
- 曲がるときの角度
などなど、「ここはゆっくり」とか「ここで止めて、ちょっと曲がって」とか、思うように作業できるので失敗も少なくて済みますね。
もちろん他のツールにも言えることで、思うように動かすには「道具に慣れること」が必要です。
しかし、ラインスクライバーは持ちやすくて、持ち慣れてる太さなので慣れるのも早いですよ。
良いところ④:どんなパーツにもフィットする
ラインスクライバーは平面パーツはもちろん、曲面のパーツにもフィットします。
刃先がちょうどいい感じにカーブした形状になってるからですね。
刃先がまっすぐだと平面だと問題ないけど、曲面だと引っかかりが弱いのか、力を入れた瞬間にスルッと滑ることがあるんですよね。
カーブしてるおかげで、スジ彫りするときにわずかに引っかかりを感じて「パーツにちゃんと刃先があたってる」のがわかり、滑らず彫ることできます。
ラインスクライバーだと絶妙な引っかかりがあるので、平面はもちろん、曲面も使いやすいですよ。
良いところ⑤:1本あれば万能に使える
ラインスクライバーの使い方でも書いたとおり、他のツールと違い、
- 左右彫り
- カンナがけ
といった、スジ彫り以外にも使えます。
これがわりと便利で、スジ彫りしたりモールドの彫り直しをしてるときに、「あ、ここパーティングライン残ってる」とか「削り忘れてた」なんて部分があります。
そうなると、わざわざ別の道具を出してくる必要もあって面倒なんですよね。作業が一旦ストップするし、効率も悪い。
でもラインスクライバーなら持ち替えせずとも、そのまま削れて超便利です。
作業の流れもストップしなくていいので、集中力も途切れません。
他にも左右に彫ることもできるので、
- 線が交わってる部分
- 丸いスジ彫り
など、方向転換が必要な場面でもスムーズに作業ができますね。
ラインスクライバーは最初からスジ彫り以外に、左右彫りやカンナがけができるように設計されてるので、1本あれば便利に使えますよ。
ラインスクライバーの残念なところ3つ
続いては、残念なポイントも正直に書いておくので参考にしてくださいね。
残念なところ
- 転がりやすい
- 持ち手を選べない
- 刃先を交換できない
これぐらいですね。
では見ていきましょう。
残念なところ①:転がりやすい
ラインスクライバーは丸くて引っかかる部分がないので、転がりやすいです。
僕も作業中に手の届くところに置いたのに、転がって奥に行って取りにくい!なんてことがありました。
円形で持ちやすい形状なので、転がりやすいのは仕方ないですね。
転がり対策として、公式サイトにも書かれてるとおり、後ろの穴にヒモなどを通すと転がり防止になります。
逆にヒモを利用すればどこかに引っ掛けて収納することもできますよ。
残念なところ②:持ち手を選べない
ラインスクライバーは持ち手は選べません。
良いところでも書いたとおり、一体型だからですね。
持ち手を買わなくて済みますが、裏を返せば「好きな持ち手を選べない」といったことになりますね。
とはいえ、ラインスクライバーはそのままで超持ちやすいので、個人的は持ち手を選べないことに不自由は感じませんね。
色んな持ち手を選びたいなら、BMCタガネやスジ彫りカーバイトを使いましょう。
残念なところ③:刃先を交換できない
先ほどとかぶりますが、一体型なので刃先だけの交換はできません。
なので、もし折れてしまった場合は本体ごと書い直しが必要です。
机から落としたりして折らないように要注意です。
ただ刃先が交換出来るタイプも、刃先がメインなので刃先の交換 = 本体交換ぐらいの費用になります。
ラインスクライバー | BMCタガネ | スジ彫りカーバイト | |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | |
価格 | 2,420円 | 2,860円 | 1,980円 |
持ち手 | 不要 | ![]() 626円 | ![]() 2,420円 |
上記の表を見るとわかるとおり、「刃先だけ」とはいえ、安くはないですよね。
なので、刃先の交換ができても安く済まないので、結局は「折らないこと」がベストです。
ラインスクライバーを使うにあたり気になること
これからラインスクライバーを使ってみようかな……と思う人が気になることをまとめました。
気になることは次のとおり。
- 太さはどれを選べばいい?
- 刃の研ぎ直しはできる?
- 折れたらどうすればいい?
1つずつ見ていきます。
太さはどれを選べばいい?
ラインスクライバーには、下記の太さが用意されてます。
- 0.04
- 0.08
- 0.15
- 0.25
- 0.4
- 0.6
- 0.8
どれを選べばいいか迷いますが、最初の1本は0.15ミリを選べば大丈夫です。
新規スジ彫り・モールドの彫り直しにちょうどいい太さで、HG~MGまで幅広く使えますよ。
ちなみに僕は、0.08、0.15、0.60の3本使っていて、
- 0.08:段差部分のスジ彫り
- 0.15:新規スジ彫り・彫り直し
- 0.6:凹みモールド用
といった使い分けをしてます。
1本目は0.15ミリが便利です。
刃の研ぎ直しはできる?
できます。方法は、
- 業者に依頼する
- 自分でする
の2パターンあり、業者に頼む場合は刃の製造元の「さえき科学」に依頼できます。
また自分で研ぎ直す方法もさえき科学のサイトで公開されてます。
とはいえ、僕は一度も研ぎ直しせずに使えてます。
そして、研ぎ直しに500円使うなら、買い替えても2,000円ぐらいなので数年使って買い替えるほうが賢いかもです。
折れたらどうすればいい?
折れたら買い替えるしかありません。
ラインスクライバーに限らず、スジ彫りツールは研ぎ直しはできても、折れたものは戻せません。
取り扱いに気を使いつつ、落としたりして折らないように注意しましょう。
使いやすいスジ彫りツールを探してる初心者に、ラインスクライバーはオススメです。
今回はラインスクライバーを本音レビューしてきました。
ざっとまとめると、
今回のまとめ
ラインスクライバーは、転がりやすくて刃先が交換できないけど、
- 安いから出費を抑えられる
- どんなパーツにもフィットして、キレイにスジ彫りできる
- 持ちやすいから思うように動かせて、使いこなしやすい
といった特徴があるので、初心者の方にも安心しておすすめできるので、ぜひ使ってみてくださいね。
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ラインスクライバーを含め、僕が普段から愛用してるツールを下記にまとめてるので、使いやすい道具が知りたい方はチェックしてくださいね。
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